草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

日P会長コメントにモノ申す(150524朝日新聞デジタル)

2015年05月29日 | PTA報道関連

先日、朝日新聞<フォーラム>PTAに関する読者の疑問、組織トップの回答は?について、エントリを書きました。その後、minminさまよりコメントを頂いた際、本紙とデジタル朝日での、日P会長尾上浩一氏のインタビュー記事の文言がかなり違うことに気がつきました。本紙では、ご回答を記者がまとめて書いていますが、デジタル朝日では、一問一答形式です。

その一問一答の中で、とても違和感を抱いた点について、感想や突っ込みを入れてみました。

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――会費の使い方に対する疑問の声も多かったです。学校の予算の一部のように扱われているという指摘もありました。

 それはおかしい。変えなければいけませんね。会費はPTA活動のために使うべきです。
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同じ意見です。

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確かに、学校の予算が足りないことはある。
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ではどうするのでしょうか?
学校予算には遊びのお金が必要なような気がしていますが、そのあたりはどう処理するのでしょうか?お考えやご提案はありますか?PTAが学校の第二の財布のままでいいのですか?それとも、アメリカ・ニュージーランドのようにファンドレイジングを積極的になさいますか?

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だけど、私は学校の本を買うお金を、地域の企業に寄付してもらいました。普段しっかり活動しているからこそ頼めたのです。地域としっかりした関係を築いているかどうかにかかっています。
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解決のアプローチとしては、参考になる事例だと思います。
ただ、その解決方法は、恒久的でしょうか?たぶん違うと思います。

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――では、会費の使い方を指導しているのですか。

 それぞれのPTAが決めたことに入っていくことはできません。
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確かに行政は、PTAに対しては、ノーサポート・ノーコントロールが原則です。主権在民のごとく、主権は単Pにあるのも原則です。ですが、建前上かもしれませんが日Pは、PTAの組織トップですよ?指導とはいわないでも、助言やヘルプデスクの設置位、してもいいのではありませんか?というか、日Pさんがやらずに誰がやるの?

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実際、PTA活動以外に使われるケースは、そんなに多くないと思いますよ。
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ご回答の意図がよくわかりません。
もしかしたら、PTA予算(繰越金のぞく)から、物品の金銭換算を含む学校寄付をしてしまう学校の割合は、そんなに多くないのかもしれません。また、学校寄付をしても、寄付額がPTA活動予算の5割を超えるケースとか、7割のケースとか、3割以下のケースとか、いろいろあり、それをどう解釈していくか、という問題になるかと思います。

私費会計(PTA会費)の学校寄付については、文科省調査があるはずですので、どうぞお調べになってみてください(※ 文科省照会中)。この調査が文科省でストップした(あるいは、公開を止めた)という噂があるのは、「この調査は日Pさんで行うように」という心の表れだとにらんでおります。

私は、この調査こそ、日Pさんがやるべきお仕事だと思います。公教育費の私費会計依存度を全国あまねく単Pにアンケートし、自治体別に集計すること。単年度集計ではなく、10年くらい継続調査して傾向を把握したうえで、義務教育国庫負担法の改正(自治体体力による国庫負担の傾斜配分をおこなう)を請願していくと良いと考えています。いかがでしょうか?

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PTAのことをよく思っていない人がそう指摘しているのではないでしょうか。
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そのお立場で、憶測を新聞記者に語ってよいものでしょうか。

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――会員の間に「PTAは入退会自由」という認識が広がってきています。周知する考えはありますか。

 確かに任意加入が原則で、会員と非会員を差別するものではありません。ですが、あえて周知する必要はないと思っています。すべての保護者と教師が、良い教育環境をつくるために集まっている会で、みんなが一緒にやらなければよくならない。「入会」「退会」という考えはそぐわないのです。体を出せない人は、お金を払うことで「参加している」ということになると思います。
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PTA守旧派あるあるのご意見!!
私は、「お便り読むだけでも参加になる」が持論です。会費を払ってPTAに入会しなくてもOKです。

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――お金を出すだけで許されるのなら、こんなに不満は出ないのではないでしょうか。

 お金の前に、まずは地域との関係をしっかり構築することが大前提です。
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ほんとうかなあ?問題はそこかなあ?

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――役員を断って陰口を言われたり無視されたり、「大人のいじめ」のようなことも起きています。

 「ちょっとぐらいのこと」としか思わないんですよね。
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これは、強い人のご意見。
教育支援協会シンポジウム報告書(p45)の鈴木さん発言と似たような意味だと思います。

――「私も長年 PTA をやっています。私もボロボロになるほど辛い経験もしています。とてもお気持ちがよくわかります。でもそのことが私を強くしてくれて、私が子どもたちと向き合うのにとても役立ててくれた」(鈴木、2010)――

でもね、世の中には、傷ついたことを一生忘れられない性質をもつ人たちが一定割合いることを、ご認識ください。

そして、
> 「ちょっとぐらいのこと」としか思わないんですよね。
に関しては、かつて体験したエピソードを忘れられません。
うちの小学校PTAでは初めての退会者が一人、いらっしゃいました。娘が小3の時、私は学年委員でした。翌年の委員会・係決めの司会の打ち合わせの時「非会員の対応はどうする?」という話題になりました。該当学年の委員数名の顔色がさっと豹変し、憎悪むき出しになりました。あれは、とても怖かったです((((;゜Д゜)))

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人が集まるところでは、いじめのようなことは起こるものです。そんな時に相談相手や解決方法を探ることも、周囲との関わり方を身につけることになるのではないでしょうか。それも経験。それなのに何かあると「辞める」とか、「あの人が嫌いだから行かない」とか、自分の子どもがやったら注意するようなことを、大人がやってはいけない。
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確かに、それはおっしゃる通りです。ただ、それをできない大人は確実にいると感じています。いや、実際のところどうかはよくわかりませんけれども。

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――陰口や無視も気にするな、と。

 断る理由があったら、別に気にする必要はないじゃないですか。
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正論ではありますが、実際、陰口や無視は、されると厳しいものです。日P会長さんは、強い方だと思います。
正当な断る理由を出すだけで「あの人はPTAやらない、うそつき」と一方的にレッテルを貼られ、無視されるケースもあるのです。そんな人たちには、日P会長として、あなたはどう対処なさいますか?

私は、「PTAべからず集」のようなものがあってもよい、と思っています。本来なら、お手本だけを示せばよいのかもしれませんが、PTA退会者に対する個人が抱く感情の実態はあまりにひどいので。


PTAに関する読者の疑問、組織トップの回答は?:朝日新聞<フォーラム>150524

2015年05月27日 | PTA報道関連

3日前の日曜日に、朝日新聞で出ました、<フォーラム>PTA特集の第5弾、オピニオン9面です。

(150527追記:今回、私は朝日本紙のみを見てこのエントリを書きました。minminさまからコメントを頂いて、気づきました。デジタル朝日では、日P会長、尾上浩一氏のインタビューがより詳しく掲載されています。本紙にはない、記者の質問があるほか、尾上氏の回答がおそらく言葉そのまんま載っていると思われます。)

PTAに関する読者の疑問、組織トップの回答は?

最終回の今回、アンケートは「PTAは必要?不要?」という究極の質問でした。

評価項目は下記の7段階です。

  1. 絶対必要
  2. 必要
  3. あってもよい
  4. どちらでもない
  5. なくてもよい
  6. 不要
  7. 絶対不要

新聞では、4.の「どちらでもない」を中間地点として3.以下、5.以上を区分して集計しています。

でもこれ、3.と5.のニュアンスが微妙で、個人的には「あってもよい」「なくてもよい」が逆なんじゃないかな、と思います。ですから私は「あってもよい」に回答しました。その心は「PTAはなくてもいいけど、まともで楽しいPTAなら、あってもいいんじゃない?」というニュアンスです。

(150527追記)
私は2年前、まるおさんから「PTAは必要だと思う?」と聞かれたことがあります。そのときは、迷いに迷い、「わかりません」としか回答できませんでした。 ですから、上記のようなとてもデリケートな選択肢があり、ありがたかったです。

同じ「あってもよい」に回答なさった方のご意見を記事から抜粋します。

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【あってもよい】

●PTAはあった方がよいが、日Pは子育て世代の代表組織として政治的・社会的に意見表明する役割は終えている。

***

日P会長のインタビューには、強い違和感を感じました。鈍感ね、このひと。会長さんには、2つの質問をしたいと思いました。

  • 失業なさったこと、ありますか?
  • 重い病気にかかったこと、ありますか?

私は2つとも、あります。ですから、とてもとても「忙しいから参加しない、なぜ?」なんて言えません。「忙しいから」というもっともらしく見える言い訳の裏に、どんな本音や事情が隠れているか、想像していただきたいものです。

ひとは、本当にやりたいことなら、忙しくても病気でも事情があっても、時間と都合をやりくりして、なんとかやろうとするものだと思っています。PTAがそうならないというアンケート結果が出たのは、なぜでしょうか?

取材班からのメッセージ、光って見えました。会長インタビューとの対比が鮮やかです。取材班のまとめを抜粋します。

***

■〈取材班から〉不要の声が多い理由、考えよう

 アンケートに全国から体験談が集まり、PTAの全体像が見えてきました。「仲間との楽しい思い出」といった熱い思いがつづられる一方、不満や苦痛を訴える声も大量に寄せられました。同じテーマについて語っているとは思えないほど、評価は割れています。

 共働きや専業主婦、ひとり親など家庭の多様化、半強制的に参加させられる女性と本部以外の参加を期待されない男性、ピラミッド型組織動員といった問題も浮かんできました。まるで社会の縮図のようです。

 日Pの尾上会長は、自分の理想的なPTAを語っているのかもしれません。しかし、「子どものため」という言葉は、異論を許さない同調圧力を生み出す場合もあります。役員決めで保護者が分断されたり、目的の不明確な行事にかり出されたり。そんな現状をこのままにしていいとは思えません。なぜ「PTAは不要」とする声が多いのか、もう少し耳を澄ますべきではないでしょうか。

 寄せられたご意見の中には、こうした課題に一つ一つ向き合って、改革が進んだ例もありました。一方で、変えることを拒む前例主義と、限られた時間で改革を試みざるを得ない現実が、ぶつかる事例も少なくありませんでした。

 PTAが入退会自由という原則は、知られつつあります。でも実際に退会を選ぶことは簡単ではありません。だからこそ、楽しむ人が増えるようなPTAの形を原点に戻って考える必要があるのではないでしょうか。今回の企画がその一つの手がかりになることを願いつつ、私たちは取材を続けます。

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記者6名のチームで取材なさったようです。アンケートを中心に据えて、客観性を保とうとしておられる報道姿勢には頭が下がります。このプロジェクトが始まってから記事になるまで、どれくらいの期間を要したのか想像もつきませんが、ありがとうございました!

引き続き取材をお続けになるとのこと、今後を楽しみにしております。


150606(土) 『何を怖れる』 映画上映×監督トーク at 小平市中央公民館

2015年05月26日 | イベント告知・参加報告

生協palsystemつながりで知り合った友達から頂いたイベントチラシを、申し込み・問い合わせ担当の方の許可を得て掲載します。

映画上映×監督トーク

未来を生きる女性たちヘのメッセージ
 『何を怖れる』  
 ―自分らしく胸をはって歩んでいく―

日時:2015年6月6日(土)

13:15~ 開場
13:30~ 映画上映

チケット:前売り 800円、当日 1,000円

場所:小平市中央公民館 ホール2階

※ 詳細はチラシ画像をご覧ください。

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『何を怖れる』には、公式サイトがあります。 トレーラーが見られます。

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私はいけたらいくつもりです。あの、上野千鶴子さんが動いて喋っているお姿を拝見したいので。


中学校の避難所運営訓練に参加してきました。

2015年05月24日 | 足元記 - 中学校PTA

写真は、訓練参加者へのおみやげです。

  • 保温用レスキューシート
  • 携帯トイレ
  • 緊急用給水袋

の三点セットでした。 コンパクト、軽量、いざというときに便利、です。

訓練そのものは、班分けされた中の「総務・情報」に参加しました。座学で勉強するのもいいですけれど、こうやって、実際に体を動かして物事を体験してみると、ずっと記憶に残ると思います。

そして、班に割り当てられた区の担当のお兄さんが、若くてイケメンでした♪ (おばちゃん的にはすごく大事~(笑))


いまの気分♪ Oh happy days!―コーラスは楽しい―

2015年05月22日 | 足元記 - PTAコーラス・習い事

乳がんから復帰して、再開しました、PTAコーラス。小学校PTAの方で、OG参加OK、というものです。自主練をふくめ、今日でレッスン(?)3回目です。

やっぱり歌はいい!
最高に気分がいいです♪ ストレス発散にもなります。

で、この歌を歌っているわけではないけれど、こんな気分になりました\(^o^)/

Oh  Happy  Day  (Sister Act 2)


昨日は大忙しの午後、PTAで3件、3時間。

2015年05月22日 | 足元記 - 中学校PTA

昨日は、PTAで大忙しの午後でした。
うちの中学校PTAは要領が良くて、イベントが同じ日になるように段取りします。仕事をしている人が、休みを何回もとる必要がないように、との配慮じゃなかなと思っています。

さて、昨日はPTA総会、避難所運営訓練勉強会(区主催)、すき間時間に単位PTA研修(単P研修)の3件でした。

まずは、PTA総会、15:00~15:30。

むちゃくちゃ要領よく終わりました。
予算と決算報告の時、私が2回質問したにも関わらず、です。

質問項目は、

  1. 昨年度予算の卒対費の内訳、「他」項目について
  2. 今年度予算の「区行事生徒派遣費」について

の2点です。

1点目は、 卒対費の備考欄に、よくあるホルダー、コサージュ、記念品のほかに「他」と書いてあったので説明を求めました。会計さんではなく、去年かかわって内容をご存知の会長にご回答いただきました。それは、小学校で経験したところの「卒業を祝う会」にあたるようなささやかなイベントの費用だそうです。後で計算したら、コサージュ代より少し高いくらい。これは、備考欄に明記してほしかったな。

2点目は、備考欄に「生徒代表の学校外行事に対する交通費」とありまして、(これ、親がだすべきお金じゃないかな?なんでPTA会費から?)と思ってその旨を質問しました。会長、首をひねります。回答は校長先生から。これは、(区の?)「14歳成人式」出席のための交通費不足分(図書カードが500円分出るが、足りないので)と、部活動の大会で好成績を挙げた生徒が代表で表彰式に出席する分の交通費に充てているとか。去年は人数が多かったらしいです。

これくらいならみんなで支えてもいいかな、と思ってうっかり承認の挙手をしてしまったんだけれど、ちょっと納得いかない部分がありました。後からよく考えてみると、「区行事生徒派遣費」は、教育活動のはずですから、本来なら学校持ちのお金かもしれません。よくわからないけど、たぶん学校としては予算化しづらい(金額の予想がつかない)費用なのかしら?

PTA会費、つまり私費会計は、学校予算の遊び(ゆとり)の部分にあたるのかな、と思います。

予算なんて、余ったら返せばいいのよ。これを日本全国の習慣にするとよいと思います。
足りなくなったらどうするんだ?という問いについては…うっ。(苦笑)

質問に答えてもらっただけで満足せず、その先の疑問が、その場ですっと出るようになりたいです。

次に、単P研修の打ち合わせ、15:30~16:00。

これ、むちゃくちゃ段取りよく、PTAの各委員長決めの日に法事に行っている間に、いろいろ決まっていたらしいです。次の第1回学年代表委員会のときには、日時も場所も決まっていて、会場すら押さえてありました!!企画は前年踏襲だったけど、内容については自分も興味あるものでしたので、異議なしです。

打ち合わせでは、スケジュールや連絡の仕方など基本的事項を確認しました。
ディレクションは得意なかたにお任せし、自分は「書記やってたから文書作成するよ、仕事振ってね!」で終了。今日の午前中にも少しその方とやりとりしました。

最後に、避難所運営訓練勉強会、16:00~18:00。

区主催の濃い時間!!
世田谷区の避難所運営訓練は、区の職員は非常時には幽霊と化す(住民にとっては)ため、町会充て職、PTA充て職となります。 

町会のおじさんがあいさつされたことには、町会の顔触れはずっと変わらない、区の顔は数年で変わる、PTAの顔は毎年変わる、ということでした。

資料には「参集時には、ご自身、ご家族の安全確保を最優先してください」と明記されていました。

PTAと防災。個人的には、いろいろ言いたいことがあります。
避難所運営訓練に充て職でもいいから、参加・体験することに意義がある、と思います。生涯学習の一環として。でも、正直、子どもを抱えているから、いざというときには動けなさそう。あんまり当てにしてほしくないです。

一方、町会メンバーも高齢化が進んでいる現状があります。非常時には来られないよ、と明言なさるちゃきちゃきのおばちゃまもいらっしゃったりして(笑) 町会としては、若い人に動いて欲しいだろうし、難しいところです。

行政は、このあたりの課題にはとっくに気づいておられると思います。実際、締めのあいさつにも「自助、共助、公序」が紹介されていました。この矛盾、どうすればいいんでしょうね?


PTAで保護者間のいじめが起きる原因のひとつに、男尊女卑があるのでは?

2015年05月20日 | PTAについて考えてみる

PTA問題友達に、ブラックなPTAに苦しんでおられる、さやさやさんという方がいらっしゃいます。その方は、あちこちにコメントを残しておられます。

いまここで、ソースをいちいち引っ張る時間はありませんが、ご存知の方はご存知だと思います。

さやさやさんは、九州にいらっしゃるそうです。

ここで、三段論法の推論が成り立ちました。

  1. 九州は男尊女卑がはげしい
  2. 女性に、ストレスがたまる
  3. なんでもいいから理屈をつけて、気に食わない人を見つけては八つ当たりする

…これが、PTA保護者の女性間(つまり母親間)で起きていると思われます。(同様に、子どものいじめの原因のひとつも、ストレス発散なんだそうです。 )

だってね、九州の男尊女卑のひどさと言ったら、半端ないらしい。
九州出身の連れ合いを持つママ友から聞いたエピソードをご紹介します。

お正月に、そのママ友は帰省しました。正月親戚宴会の応援要員をやらされました。和室の入り口に、跪坐して、お酌、ご飯のお代わりに対応します。即応しなければなりません。対象は主に男性です。宴会の間、自分は飲食できません。
しかし、もっと不思議なのは、嫁のママ友はお酌などやらされるのに、その家の娘(たぶん同年代)は宴会の座についていること!!

もうね、息がとまるほどびっくりしました。
こんな目に日常的に遭っていたら、人は、誰かに八つ当たりしたくなると思います。人が集団になると起こりがちな現象で、スケープゴート(いけにえ)を探すこと、と解きます。

スケープゴートは、昔読んだ本で仕入れたのを思い出しました。確か、海外駐在員の奥さん方が日本人同士で固まり、その中でやってしまう、という内容だったと思います。 

結論:
支配、被支配の関係から抜け出そう!!


***

追記(150521):
いみじくも、日経DUALで、いじめ防止の考察が本日配信されました。あの、尾木ママのお話です。
有料会員向け記事ですが、冒頭の1ページだけ、読めます。

尾木ママ いじめは「感度が悪い集団」で起きる
「いじめの未然防止・早期発見を目的とするアンケートテンプレート」とは?

拙ブログの過去ログを掘ったら、いじめに関するこんな定義がでてきました。
(◆児童精神科医、子育て協会代表 杉浦正明先生による)

「いじめとは、ストレスの下方移譲(弱者にぶつけること)である。」


PTAに改善してほしい点、上位に挙がったのは…:朝日新聞<フォーラム>150517

2015年05月20日 | PTA報道関連

2日前に、朝日新聞で出ました、<フォーラム>PTA特集第4弾。

PTAに改善してほしい点、上位に挙がったのは…

朝日新聞:150517 朝刊9面(オピニオン)です。

ここで、webアンケート「PTAに改善してほしいところは?」の結果がグラフで出ました。

そして、出ました、識名小PTAの事例。
先日、日経DUALで川端さんがインタビューなさったPTA(拙ブログ過去記事)です。

朝日新聞には、改革の経緯が載っています。
なんとなんと、福里さんの会長歴は2008年から3年間、(ブランク2年(でも副会長))、2年間、計5年間。今年で6年目、になるようです(読解間違っていたら、ご指摘ください)。
2008年といったら、川端さんの『PTA再活用論』が出版された年です。 

周囲を説得して、徐々にPTAを「本来の姿」に変えていくのに、これくらいかかるのかなぁ。会長主導になるのでしょうか。福里さんの粘り強さに脱帽、です。

一番気になるのは、会費無料、かわりに年間500円を学校に納めることで当時の校長と合意、という点です。このあたり、記事から主語が落とされているので(たぶん字数の関係)詳しくはわからないけれど、500円の負担が家庭数なのか児童数なのかが知りたいです。

個人的な意見としては、学校への金銭的支援(物品寄付の金銭換算含む)の実態を調べること、PTA連合体か文科省にお仕事としてやっていただきたいです。そして、全国の学校の実態を把握したうえで、教育予算の傾斜配分などやったらどうか、と考えています。法改正が必要な話ですから、夢物語かもしれませんけれど。

また、朝日新聞に全国から寄せられた事例紹介が何件かあります。
活動の見直しを提案して挫折した事例、従来の形のまま少しずつ改革を進めている事例など。

挫折しかけて頑張っている方のことばを、記事から抜粋します。
心に刺さります。 

***

 一時は、退会することも考えましたが、今年度は会長に就任。幸い、新任の校長や仲間の役員たちは、改革に関心を持ってくれています。「目をつぶれば1年の我慢、そっちの方がずっと楽。でも自分が嫌なことを次の人に残すわけにはいかない」。そう自分に言い聞かせているそうです。

***

次回の<フォーラム>PTA最終回は、日Pの会長インタビューです。
こちら、期待が高まります。

 


「保護者会での役員決め」をやめたPTA会長に聞く:日経DUAL、150515

2015年05月15日 | PTA報道関連

「保護者会での役員決め」をやめたPTA会長に聞く

(副題)川端裕人 PTA連載/ストップ自動入会PTA!(上) 保護者会の集まりが改善した

今日、日経DUALにアップされました。
沖縄県識名小PTA会長の福里さんに、『PTA再活用論』の川端さんがインタビュー。 

識名小PTAは、webサイトで、入退会届を公開しています。
この退会届にアンケートがあって、PTAを止めたい理由の選択項目の一つに「楽しくないから」というチェック欄があるの!!理由は、もちろん答えるのも答えなくてもいい自由が退会届に明記されているのだけれど、「こんな理由でPTAを止めていいの?」と思えるつくりになっている点が、素晴らしい!

この識名小PTAの人たちは、どんな人たちだろう?
という疑問がありました。会長、福里さんの、気取らない、肩凝らない、満面の笑みを拝見して、「楽しんで活動しているんだな~」という様子がうかがえました。

以下、記事から、改革ポイントの抜粋です。
これがホントの「一人一役」だよねっ!\(^o^)/ 

*** 

福里さん PTA事務の方にもよく「(いい意味で)ゆるゆる会長、ゆるゆる執行部」といわれました。「『一人一役』は『全員で仕事を分担する』という意味ではなく、活動への参加を強制するものでもありません。『できるときに、できることを、できる範囲で』の気持ちで活動に参加していただきたい」と、「一人一役」の募集案内に書きました。


生協pal*systemってすごい!

2015年05月13日 | つれづれノオト

昨日、所属生協pal*system東京の会合に参加してきました。
すてきなひとがたくさん集う場って、楽しい!

その席上で話題になったpalのサイトの作りが気になったので、
改善点を、一会員の視点から問い合わせフォームで要望しました。

フォームを送ったのが、 今朝9:30頃。
フィードバックの電話を担当部署からいただいたのが、お昼12:20頃。

なにこのスピード対応!!
めっちゃ、うれしいんですけど!\(^o^)/

pal本部の風通しの良さ、ってすごいわぁ。