草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

『 「社会を変える」を仕事にする -社会起業家という生き方』駒崎 弘樹:著

2009年11月30日 | 本棚
下北沢にある男女共同参画センター
「らぷらす」の本棚で、借りてきた本。

もともと、ネット広告か何かで見かけて
印象的な装丁とタイトルで
気になっていました。


  『 「社会を変える」を仕事にする
    - 社会起業家という生き方

  著:駒崎 弘樹
  英治出版、2007年、2009年


病児保育の NPO法人、フローレンス
を立ち上げられた方の本。

とっても読みやすく、わかりやすい文体で
フローレンスを立ち上げられた経緯、
その理念、苦労話が綴られています。


すごいと思ったのは、

国に事業モデルをパクられて、一人前

というくだり。

そして、

病気の子どもを看たがために
会社を辞めさせるような社会のほうが、
本当は、おかしい。

というご意見。


駒崎さん、本物だぁ~!!


巻末には
「社会的起業」をされたい方への
情報提供があって、勇気をもらえます!!


      



おまけですが、
フローレンスのサイト、すごいです!
病児保育にとどまらず、
病児保育を通して一人親家庭をサポートする事業

ワークライフバランスを実現する
働き方革命.net

などなどを展開されていて、
著書を執筆された当時よりも、進化なさっています!

この機運が、社会に広まりますように♪

ねんきん定期便

2009年11月27日 | つれづれノオト
ねんきん定期便が、今日、
届きました。


国からのお知らせで

「あなたは今まで、年金を
いくら 支払いました。

今のままだと
将来 お支払いできる年金は
これだけに なる 予定です」

という趣旨の手紙です。


ご丁寧に、年金の加入記録も
ついています。

まぁ、社保庁の杜撰な
年金記録管理問題のせいで、
記録を確認してね、
もし間違っていたら
連絡してね、ってことなのですが。




んで、自分の年金は

月額 3万円!!


なんじゃこりゃ~~!?

安心して、歳とれないじゃないのよ!!


子供ほったらかして
ガシガシ 働けってこと??


できるものならとっくにやってるわよ。
こちとら、爆弾抱えてる身。
無理して体調崩したら
元も子もないっーの。



…持ち出しボランティア、
やってる場合じゃないわね(笑)

下北沢の「らぷらす」に行ってきました

2009年11月26日 | つれづれノオト
とある用事で、下北沢の北沢タウンホールにある

男女共同参画センター「らぷらす」に

行ってきました。



ここの本棚、いいよぉ~♪

  女性学
  育児
  教育
  女性の働き方の統計

  従軍慰安婦問題
  シュタイナーの本まで

各種取りそろえてあって、
わたしにとってはむちゃむちゃ魅力的☆

大学に入り直したい!なんて
思ったこともありましたが

  (いやほんと、時間とお金が許すなら
   是非 院 か 研究生になりたいの
   頭の問題はおいといて(笑))

いまの生活状況でも、
意欲さえあれば、学べる、学べる♪


早速カードを作って、1冊借りてしまいました。
 

スーパーですてきな親子連れ

2009年11月24日 | コドモにまつわるあれこれ
夕方、買い物に立ち寄った
スーパーですてきな親子連れを
見ました(*^_^*)

2才くらいの女の子が、
マイバッグを持って
ととととと・・・と入り口に向かって
歩いていたので、

思わずその子の手を取って、
「おかあさんのとこ行こうか」と
声をかけました。

その子、にっこり♪

  いやされる~~

一緒に振り向くと、まだ若いお父様と
目があって。

お父様、ゆったりにっこりほほえんで。

「見ているから大丈夫ですよ」と

あわてるでも、怒る風でもなく
ごく自然におっしゃり、
近寄ってみえました。

お父様に、お子様をバトンタッチ。

  「じゃあ、バイバイ。
   おとうさんといてね。」

と お子さんに声をかけたら、
ちゃんと、バイバイをしてくれました。


その後も、お子さんは 買い物袋を片手に
スーパーを探検し、
お父様はあとをゆったりついていらっしゃり、
お母様は買い物をなさっていて。

レジへ合流していかれました。

う~~ん、すてきなご家族だな~・・。

人目を過度に気になさることなく
落ち着いていて、
ぽっかぽか家族で(*^_^*)。

お子さん、基本的信頼がちゃんと
身に付いていらっしゃるんだろうな。


あんなご家族が、ふえるといいなぁ♪


・・・猫紫紺の夢でもあります(*^_^*)

『子どもの貧困白書』子どもの貧困白書編集委員会:編

2009年11月23日 | 本棚
図書館で、「借りて!!」と大声で
わたしに語りかけてきた本。
即、連れ帰って、じっくりと

ときに 悲しくて泣き、
ときに 怒り、
ときに 感動で涙しながら
読み終えました。


  『子どもの貧困白書
   編:子どもの貧困白書編集委員会
   明石書店、2009年9月


本書は、
まず、こどもの貧困の定義をし、
外観を説明し、
データで日本のこどもの現状を示した後、

かずかずの子どもの貧困現場に携わる
ひとびとの視点から、
貧困の現状を事例でレポートしています。


  ニッポン、どんだけひどい国なんだ!!
  ・・・って、憤りで涙が出ました。
  セーフティーネットが張られているはずなのに

  穴だらけのネットからこぼれ落ち、
  もがいている子どもたち。

  貧困という自覚がときにはなく
  顧みられることもない子どもたち(中高生含む)。


最後に、
イギリスとの比較
頑張って子どもを支えている現場からのレポート。

現場レポートでは、
既存の福祉の枠にとらわれない、
取り組み方法と希望のメッセージに、
救われました。


      



民主党が 子ども手当・高校無料化を 推進した理由

経済的貧困。
公立高校の学費さえも払えない

  ひとり親家庭
  障害児を抱える家庭
  親自身が病気の家庭
  etc

の貧困の実態。
学費が払えず、中退する高校生。
学歴中卒になってしまう、求職上の不利。


精神的貧困。
DVや虐待を受ける子ども・家庭は
貧困率も高い傾向にある。
貧困は、精神をもむしばむ現象。


その苦悩と悲しみ。


苦悩を背負うと、こどもは学ぶべきことが
学校で頭に入っていきません。
低学歴、貧困の再生産。


人は皆平等、って、誰が言ったの??


これは、個人の努力とは違う次元で
起こっている問題です。

弱いものいじめの社会構造。
本当に必要な人に、届かない、福祉。

社会構造、ひとの意識、を変えなければ。

労働基準法だって、守られてない現実。
ここさえも改善されていない。

家庭の精神的・経済的なゆとりを
増やすにはどうすればいいのでしょうか。


      



お茶の水女子大学名誉教授の

袖井孝子先生は

おっしゃいました



「所得税の累進課税率を上げればいいと思う」、と。


そのお言葉が、この本を読んで、
スッと腑に落ちました。

しばらくの間、コメントを承認制にします☆

2009年11月21日 | このブログについて

お知らせです。


わたしに連絡くださりたい方がいらっしゃる場合、

せっかくコメントくださっても

わたしからご連絡のしようがありません(;^_^A アセアセ…



メールアドレスもいちおう記載しましたが

ちょっとわかりづらいですものね・・・。



そこで、しばらくの間

コメントを承認制にします☆



承認制にすれば、

コメントにメールアドレスをご記載くださっても

人目に触れることはありませんし

わたしからも ご連絡を差し上げることができます。



そんなわけで、よろしくお願いしま~す♪


ママイキ主催宣言をしてしまった!

2009年11月20日 | 足元記 - PTAコーラス・習い事
昨日、ママイキのフォローアップ懇談会

「カメカメ大才会」というものが

ありました。


カメにも、大才にも、意味があるんだよ~

 ・カメ:歩みはのろくてもいいから、
   着実に歩んでいるわたしになる。

 ・大才:どんな小さな縁も、これを生かす

ママイキで教わった、そんな意味が
込められています。

ティッシュを配る、カメの絵。
自由に使ってね
と、コーチからいただいたものです。


さて、そのカメカメ大才会では、
ママイキ受講後のブラッシュアップを行いました。

受講後、どんなことに気をつけてる?とか
来年の自分のなりたい目標を、過去形で言ってみるお題とか
本を持ってきての交換会 が
ありました。

その、目標をいう席上で、、つい、
やりたい気持ちがむくむくっとふくらんできて、
ついに

「来年は、ママイキを主催しているわたしになりました」

と宣言してしまいました!

きゃ~~!!

言ってから、どきどきしてしまいました。


だって、ママイキの主催、西東京のチームを
拝見していて、とても大変そうなの
わかるんですもの。


そして、コーチに連絡を取ったところ、

ひろっしゅコーチのブログで取り上げられました!!
わーお。

ハッキリ言って無謀!?


開催時期は、GW明けすぐは無理でも
6~7月に出来るといいな、と思っています・・。

てなわけで、一緒に主催する仲間を募集しております。

特に、保育に強い方がいらっしゃると心強いです(*^_^*)


      



コンタクトは、下記までお願いします。

yamyam00●●mail.goo.ne.jp

●●をアットマーク1個に変換してくださいね。


今の若者は、権利意識ばかり強いと言うけれど

2009年11月19日 | ちょこっと背伸び - 猫紫紺の気付いたこと
たったいま、ふと思ったつぶやきです。

今の若者は、
権利意識ばかり強いと言うけれど

もしかしたら

それを指摘するおとなのほうが

人権意識が育ってないから、かも

しれません。





だって、

サービス残業がまかりとおる問題、
PTA問題、
行政が「ボランティア」をすぐ頼ろうとする問題、

  (赤字が半分の国政予算を考えれば
   腑に落ちるけど)

貧困を見過ごす問題、
虐待の問題、
いじめの問題、

その他もろもろのひずみを考えていくと・・・


若者の権利意識、は、

人権教育の結果かも、しれません。

読み聞かせ『ぼくがとぶ』ささき まき:さく・え

2009年11月17日 | 足元記 - PTA&読み聞かせ&卒対
今日は2学期ただ1回の
読み聞かせボランティアの日。

  人数の多さと、日程の都合で
  なんて気軽なボランティアに。
  まとめ役の方、いつもありがとうございます。


ムスメと相談して、
ずいぶん前から読むならこの本!って
決めていました♪


  『ぼく が とぶ
  さく・え:ささき まき(佐々木マキ
  福音館書店《こどものとも傑作集》


この春、実家からハントしてきた
自分がこどものころの絵本。

古くてしみだらけ、
おまけに《こどものとも傑作集》はハードカバーだけど
手持ちのは、月刊配布絵本の方で
表紙が薄いの。

読み聞かせで本を持ってみたら
安定がわるいのなんのって。
子どもたち、見づらかったろうな。

そんな悪条件と
文言はすくないにもかかわらず、
こどもたちは、男の子を中心に
お話に食らいついてくれました♪

ずいぶん早いうちから
主人公が作っているものを当てた男の子、
エンジンはつくってないよね、と大人顔負けの
ツッコミをいれる男の子、
2年生って、思ったより大人なのね~(*^_^*)

  (いや我がムスメが幼いだけかも?(笑))

読み始めから、落ちまで
反応があって
読んでる方は めっちゃ うれしかったです♪