今日は、久し振りに映画を観て来ました。
去年の年末以来ずっと、何だか自分の為のお出かけは出来なくなっていたので、久々の元気オイルの注入をして来ました。
“魂萌え!”
60歳になろうとしている、普通の主婦・敏子さんが、急に夫に先立たれ、突然“世間”の荒波に放り出され、もがきながらも、自分の足で第二の人生を歩こうとして行くお話。
年齢的には、まだ敏子さんの世代ではないが、私も最近考えている事がある。
今は、ちび姫も小さく、子育てに忙しく、なかなか自分を見つめる事ができないが、私は、自立できているのか?とふと疑問に思う。
家では、偉そうにしているけど(笑)、この先、子供達が巣立った後、夫の庇護に寄りかかることなく生きていける人であるか?
多分、今の私はNoである。
この20年間、子育てを中心に、専業主婦でいて、経済的自立はもちろん出来ないし、精神的にも、完全に他力本願である。
我が家は、二世帯住居で、夫の両親にも随分助けられ暮らしているので、いい年して出来ない事ばかりである。
このままでは、駄目だと思っていた。
少なくても、精神的には自立した50代を迎えたいと思っていた矢先に、この映画を観て、その思いは強くなった。
“自立”という大仰なハードル越えをいきなり目指すのではなくても、将来、自分の足で人生を歩いて行ける女になるべく、今から少しずつ、このヌクヌクし、自分を甘やかし放題の生活から解放しなければと思う。
ホント、大げさな事ではないのです。
パソコンが変になったら、自分で解決できるとか、税金や、保険など、めんどくさがらず、更新や、手続きを自分でするとか、電球の取替えを自分でするとか。。。。。。その辺から、親や夫に頼りっぱなしを止めて行こうと思うのです。
あと、自分の世界を持っている女性って素敵ですよね。
私も、妻でもなく、母でもない自分を持っていたいな。
そんな事を考えさせられた、とってもいい映画でした。