網走湖の北隣にあってオホーツク海へつながっている能取湖(ノトロ湖)は観光地ではありません。岸辺に立って沖を見やればただ広い海の水が静かな風波をたたえているだけです。
兎に角、うるさい観光地から逃れて、独り大自然の中に身を置くには丁度良い場所です。そして、しばし考え込ませる場所です。
人間の小ささや、人生の一瞬の輝きがあまりにも儚いという実感に身が震えます。
そして浩然たる気分になるのです。
その気分を大切に胸に抱いて女満別空港から帰って来ました。
4日にわたる道東の旅の締めくくるにふさわしい場所でした。
道東は自然の雄大さ、人間の小ささを無言で教えてくれるのです。そして神の力の偉大さも感じさせてくれます。
下に家内が撮った写真をお送りいたします。
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なおこのノトロ湖南岸の卯原内 地区はサンゴ草の群生地として有名なようなのでその写真を画像検索して下にご紹介致します。詳しくは、http://www.nacsj.or.jp/pn/houkoku/h01-08/h05-no04.html をご覧下さい。
===参考資料(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8F%96%E6%B9%96)======
能取湖(ノトロ湖):
北海道の東北部に位置し、オホーツク海に通じる海跡湖である。日本の湖沼では13番目の面積規模を有する。以前は海水流入部の湖口が季節的に開閉しており汽水湖であったが、1973年(昭和48年)に護岸工事が行われて湖口が固定され、現在は完全な海水の湖となっている。
南岸にはアッケシソウ(サンゴ草)の群生地があり、毎年9月頃になると一面が赤色で埋め尽くされる。なお卯原内地区にはかつて日本最大とされる群落があったが、環境改善のための工事に失敗し、生育数が激減している。
湖では主にホタテ、サケ、ホッカイエビやカレイ等が漁獲される。
東岸の能取港町(二見ヶ岡漁港)地区には能取工業団地が整備されており、団地北端にはオートキャンプ場「レークサイドパーク・のとろ」がある。4月中旬 - 10月中旬は同施設周辺から湖北端にかけてが潮干狩りができるよう開放されている