2週間前の黒戸尾根下山時に尾白川までもう少しというところで浮石を踏んで右足首を捻挫した。その時はあまり痛みを感じなかったのだが下山した翌日から足首を動かしたり荷重をかけると痛みがあった。湿布でもしておけば数日で引くだろうと思っていたのだが2週間過ぎてもまだ痛い。幸か不幸か先週予定していた瑞牆山山頂から狙う甲斐駒ケ岳に沈む月食の月は台風に阻まれて中止となり、ほとんど歩くことも無く静かにしていたのだがそれでもまだ痛みが改善しない。長時間を歩くには不安があり、あまりきつくない場所を選んで花探しに出かけた。花仲間からいただいた情報では山梨県北部の山にも深山のフタバランがあるそうで、時期的に見ごろを迎えていることと思う。
さほど長距離を歩くつもりは無いので10時に登山口駐車場に到着すると、予想はしていたが路上までずらりと車が止まっており、300mほど手前の路上脇スペースに車を止める。

稜線に抜け出ると、雲が巻いていたが富士山がなんとか見えていた。

種になったバイカオウレン

セリバオウレンもあった。

まだ蕾だが、総苞片が黒っぽく数本の花を付けている。ヤハズヒゴタイか?タカネヒゴタイか?

花の咲いている株を発見。標高は2,400mを越えておりタカネヒゴタイと思われる。
標高の高いこの山域は日の当たる場所こそ暑いものの、樹林帯の中は下界とは比べ物にならないほどに涼しく快適である。気温は22℃くらいではないだろうか。苔の生えた針葉樹林帯の中を目的の花を探しながら目を凝らして進むがなかなか見つからない。

コイチヨウラン。盛期を過ぎて終わりかけていた。

この場所は10株以上固まって咲いていたが逆光でうまく写らず。

フタバランがあったがこれでは無い。コフタバラン。

コフタバラン群生
想定していた場所では残念ながら目的の深山のフタバランは発見できなかった。場所を確認のため情報を提供してくれた花仲間に電話してみると・・・なんと!こちらではなくて反対側の山らしい。急いで戻って移動すれば行けない距離ではないが・・・。おそらくこちらにもあるのではないかと登山道を外れて森の中をさまよってみると・・・やはりこちらの森にも咲いていてくれた。

やっぱり居ました。深山のフタバラン。

針葉樹林の苔の生えた森の中を好んで生育している。

少し離れた別の場所でも数株出会えた。

マクロ接写。この株は唇弁にギザギザがある。

登山道の脇を念入りに覗いてみると、少し奥まった場所に2株咲いていた。

ミッション達成。こんな立ち枯れの森を前景に天の川流れる星空を撮りたいと思っており、下見もしてきた。
目的の花に出会うことが出来たので、もうひとつの山は立ち寄らずに帰ることにした。実はもう1ヶ所、夕暮れの7時半ごろに瑞牆山山頂を貫いて国際宇宙ステーションが飛んで行く場所に撮影に行く予定をしていた。近くまで行ったのだが夕暮れの北の空は雲が広がって星が輝きそうに無く、途中で引き返して撤退となった。
右足首は普通に歩くには問題無さそうだが強く踏ん張るには不安がある。来週はペルセウス座流星群、既に山小屋は予約した。機材を担いで頑張って登りたいと思う。
さほど長距離を歩くつもりは無いので10時に登山口駐車場に到着すると、予想はしていたが路上までずらりと車が止まっており、300mほど手前の路上脇スペースに車を止める。

稜線に抜け出ると、雲が巻いていたが富士山がなんとか見えていた。

種になったバイカオウレン

セリバオウレンもあった。

まだ蕾だが、総苞片が黒っぽく数本の花を付けている。ヤハズヒゴタイか?タカネヒゴタイか?

花の咲いている株を発見。標高は2,400mを越えておりタカネヒゴタイと思われる。
標高の高いこの山域は日の当たる場所こそ暑いものの、樹林帯の中は下界とは比べ物にならないほどに涼しく快適である。気温は22℃くらいではないだろうか。苔の生えた針葉樹林帯の中を目的の花を探しながら目を凝らして進むがなかなか見つからない。

コイチヨウラン。盛期を過ぎて終わりかけていた。

この場所は10株以上固まって咲いていたが逆光でうまく写らず。

フタバランがあったがこれでは無い。コフタバラン。

コフタバラン群生
想定していた場所では残念ながら目的の深山のフタバランは発見できなかった。場所を確認のため情報を提供してくれた花仲間に電話してみると・・・なんと!こちらではなくて反対側の山らしい。急いで戻って移動すれば行けない距離ではないが・・・。おそらくこちらにもあるのではないかと登山道を外れて森の中をさまよってみると・・・やはりこちらの森にも咲いていてくれた。

やっぱり居ました。深山のフタバラン。

針葉樹林の苔の生えた森の中を好んで生育している。

少し離れた別の場所でも数株出会えた。

マクロ接写。この株は唇弁にギザギザがある。

登山道の脇を念入りに覗いてみると、少し奥まった場所に2株咲いていた。

ミッション達成。こんな立ち枯れの森を前景に天の川流れる星空を撮りたいと思っており、下見もしてきた。
目的の花に出会うことが出来たので、もうひとつの山は立ち寄らずに帰ることにした。実はもう1ヶ所、夕暮れの7時半ごろに瑞牆山山頂を貫いて国際宇宙ステーションが飛んで行く場所に撮影に行く予定をしていた。近くまで行ったのだが夕暮れの北の空は雲が広がって星が輝きそうに無く、途中で引き返して撤退となった。
右足首は普通に歩くには問題無さそうだが強く踏ん張るには不安がある。来週はペルセウス座流星群、既に山小屋は予約した。機材を担いで頑張って登りたいと思う。
そして、流星群はどちらで撮影ですか?
まさかの黒ですか?撮影のオススメエリアはどうでしょう?
黒戸尾根も悪くは無いのですが北側に良い山が無いのが難点です。
金峰山の登山道でお会いでき光栄です。
二回目のコメです。
ミヤマフタバンラン、綺麗ですね。
会えて良かったですね。帰りにコイチョウラン
の群生見ることができました。ありがとうございました。
私は櫛形山のふもとに住んでいて、南アルプスが大好きです。来週、念願の白根三山に登る予定です。
タカネマンテマを見たいのですが咲いてますか?
これからも先生のブログ楽しみにしています。
お身体ご自愛ください
北岳は花を見ても景色を見ても歩いても最高の山ですよね。マンテマはまだ残っているとは思いますが、満開を過ぎて花が上を向いている頃だと思います。私はまだ見ていないヒメセンブリやサンプクリンドウを見に9月になったら登ってみようと思っています。