サツキ自生地を前回訪れているのが令和3年6月なので、4年ぶりに訪問することになる。山梨県のサツキ自生地はこの1ヶ所しか無く、自然記念物に指定されている。たぶん咲いている頃だと思う。対岸の岩壁にも咲いているのを前回見ているので今回は望遠レンズも持って出かける。

河原にはムシトリナデシコがたくさん咲いていた。他にビロードモウズイカもたくさん生えている。

咲き残っていたシラン

コケリンドウの花も少しだけ残っていた。

フデリンドウよりひとまわり小さいコケリンドウの花

サツキが咲いている。しかし少し遅かったようである。

こちらはまだなんとか新鮮な花が残っていた。

真っ赤なサツキの花。花弁にはさらに赤い斑点が付いている。

対岸の岩壁にもサツキが咲いている。

以前に比べると少し減った気がする。

望遠レンズで撮影したサツキ。こちらは満開である。

岩と草むらの境目あたりにも咲いている。

こちらのサツキはシランと一緒に咲いているゴージャスなものだった。

いちばん花付きが良かったのがこの株。真っ赤な新鮮な花が咲いている。

帰り際に目の前に舞い降りてきたミズイロオナガシジミ。ずいぶん久しぶりに見た。
こちら側の岸に咲くサツキは少し遅かったが対岸に咲いているものはちょうど見ごろで、望遠レンズを持って行って正解だった。対岸ではシランがまだ咲いていて、サツキとシランが一緒に咲く姿を見られたのは幸運だった。なかなか良い花景色を楽しめたと思う。
サツキの花の内側の濃い斑点も確認できました
有難う御座いました
河原はムシトリナデシコ、ビロードモウズイカ、オオキンケイギクの特定外来種が目立っていました
今後、どの様な影響があるのでしょうか?
ムヨウランは調べ直してみたところウスギムヨウランでした。あちらの川に下りるところに生えているのはムヨウランのようですね。
オオキンケイギクやビロードモウズイカが目立っていますが、外来種の侵入は今に始まったことでは無く、畑に普通に生えているオオニシキソウや河原のオオカワヂシャも外来種で他にもたくさんあります。植物の遷移はそのような歴史をくりかえしていて、強いものが勝つのは止む無しかと思っています。