広葉樹林、特に常緑樹の林床を好んで生育する常緑性のシダである。葉身は 2 回羽状複葉、卵状長楕円形、長さ30 ~ 40㎝、頂羽片がはっきりしている。側羽片は、2 ~ 5 対。最下羽片の下側第一小羽片は、著しくのびる。胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間に着く。博多織の織物に似た白い帯が入るものがあることからこの名があるが、山梨県の個体は帯が入るものは少ない。甲府市周辺の他に山梨県県南部に生育し、個体数は多い。
2018年山梨県準絶滅危惧(NT) 2017年環境省なし
ハカタシダ 令和1年12月 甲府市で撮影。 光沢のある緑色が美しく、最下羽片の下向き第一小羽片がピンと伸びていて格好良い。
結構大型化する。
令和2年1月 甲府市で撮影。
大きく張り出した最下羽片の下向き第一小羽片。第二羽片の下向き第一小羽片は大きくならない。
ソーラスは小羽片のやや外側寄りに並んで付着する。
トリーミング画像。小羽片の辺縁は鋸歯状であるが切れ込みは浅い。
鱗片
令和2年1月 南部町で撮影。 個体数は多い。
渓谷脇の林床に生育していた。
ソーラス。小羽片のやや辺縁寄りに付着。
県南部まで行くと比較的ありふれたシダと言って良いのではないだろうか。良く似たシダにオオカナワラビとオニカナワラビがあるがこちらは個体数が少ない。
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2018年山梨県準絶滅危惧(NT) 2017年環境省なし
ハカタシダ 令和1年12月 甲府市で撮影。 光沢のある緑色が美しく、最下羽片の下向き第一小羽片がピンと伸びていて格好良い。
結構大型化する。
令和2年1月 甲府市で撮影。
大きく張り出した最下羽片の下向き第一小羽片。第二羽片の下向き第一小羽片は大きくならない。
ソーラスは小羽片のやや外側寄りに並んで付着する。
トリーミング画像。小羽片の辺縁は鋸歯状であるが切れ込みは浅い。
鱗片
令和2年1月 南部町で撮影。 個体数は多い。
渓谷脇の林床に生育していた。
ソーラス。小羽片のやや辺縁寄りに付着。
県南部まで行くと比較的ありふれたシダと言って良いのではないだろうか。良く似たシダにオオカナワラビとオニカナワラビがあるがこちらは個体数が少ない。
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