平成23年4月4日
帰命院のしだれ桜は、寒い日が続いたため昨年よりも2週間ほど遅れて開花した。昨年は3月20日ごろに満開だったが今年は3月下旬に下見に行ったところ、まだ3分咲きだった。甲府市内ではいちばん早く咲き始める帰命院のしだれ桜、今年は夜に訪れてみようと決めていた。
4月4日は、日中は雲が多くてやや風の強い日だったが、夕暮れとともに風がおさまり、星の輝く夜になった。帰命院まで歩いて30~40分なので、夕方から歩くつもりだったが、雑務を片付けていると気付けば夜の8時を回っている。予定変更、車で行くことにした。
帰命院のしだれ桜 30秒露光、F9、風が無かったのでブレなかった。
上と同じだが、フラッシュに白いハンカチをかけて光を拡散して撮影。後方まで光が届かず。
空を見上げると西の空に冬の大三角形が傾いているが、なんとか間に合いそうだ。9時、帰命院に到着。すっかり風が止んで木が揺れていない。さらに都合良いことに桜のまわりはほとんど電灯がついていない。ライトアップしていると桜はきれいに写るものの、星が写らなくなってしまう。星空を入れて桜を撮りたいのだ。さっそく三脚とカメラを出して撮影にとりかかるが、なかなか難しい。光の無い場所だとしだれ桜の上品なピンク色が消えてしまうのだ。フラッシュを焚いてみるが光がまばら、ならばフラッシュに白いハンカチをかけて光を拡散させてみるが、光量の調整がなかなか難しい。角度を変えたり、町明かりをライティングに使ったりと試行錯誤し、さらにパソコンでホワイトバランスと色調を調整してようやく出来上がったのが今回公開する画像である。
町明かりを利用して半逆光で撮影
反対側から半順光撮影。町明かりだと色調がいまひとつ。
桜の上に昇った北斗七星 山の上のようには星は輝かない。
風が吹かなかったのが幸いだったが、風で枝が揺れたら全くこのような写真は撮れなかっただろう。夜桜を撮るには光の使い方以上に気象条件が難しい。
帰命院のしだれ桜は、寒い日が続いたため昨年よりも2週間ほど遅れて開花した。昨年は3月20日ごろに満開だったが今年は3月下旬に下見に行ったところ、まだ3分咲きだった。甲府市内ではいちばん早く咲き始める帰命院のしだれ桜、今年は夜に訪れてみようと決めていた。
4月4日は、日中は雲が多くてやや風の強い日だったが、夕暮れとともに風がおさまり、星の輝く夜になった。帰命院まで歩いて30~40分なので、夕方から歩くつもりだったが、雑務を片付けていると気付けば夜の8時を回っている。予定変更、車で行くことにした。
帰命院のしだれ桜 30秒露光、F9、風が無かったのでブレなかった。
上と同じだが、フラッシュに白いハンカチをかけて光を拡散して撮影。後方まで光が届かず。
空を見上げると西の空に冬の大三角形が傾いているが、なんとか間に合いそうだ。9時、帰命院に到着。すっかり風が止んで木が揺れていない。さらに都合良いことに桜のまわりはほとんど電灯がついていない。ライトアップしていると桜はきれいに写るものの、星が写らなくなってしまう。星空を入れて桜を撮りたいのだ。さっそく三脚とカメラを出して撮影にとりかかるが、なかなか難しい。光の無い場所だとしだれ桜の上品なピンク色が消えてしまうのだ。フラッシュを焚いてみるが光がまばら、ならばフラッシュに白いハンカチをかけて光を拡散させてみるが、光量の調整がなかなか難しい。角度を変えたり、町明かりをライティングに使ったりと試行錯誤し、さらにパソコンでホワイトバランスと色調を調整してようやく出来上がったのが今回公開する画像である。
町明かりを利用して半逆光で撮影
反対側から半順光撮影。町明かりだと色調がいまひとつ。
桜の上に昇った北斗七星 山の上のようには星は輝かない。
風が吹かなかったのが幸いだったが、風で枝が揺れたら全くこのような写真は撮れなかっただろう。夜桜を撮るには光の使い方以上に気象条件が難しい。
>フラッシュに白いハンカチをかけて光を拡散
う~ん、なるほどのテクニックです!
またこちらのブログを読みながら、このようなテクニックを少しでも取り入れていきたいなと思ってます。