渓谷沿いの広葉樹の上や岩に着生する常緑性のシダである。茎はまばらに分岐しつつ斜上し、大型になった場合上半分が反曲して下向きに垂れる。茎はわら色か緑色で大きいものは 30㎝ぐらいになる。葉は線状披針形全縁で長短不揃いに密生する。葉の根元に貝殻状の胞子嚢をつけるが無性芽は見当たらない。高い位置に生育していることが多く、群落をつくらないために発見するのが難しいシダである。富士山麓と山梨県東部および南部町でで生育を確認しているが、個体数は少ない。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)

スギラン 平成27年7月 富士山麓で撮影。 その後何度か探しに出かけているが見つからない。

平成30年7月 山梨県東部で撮影。 200㎜望遠レンズではこの程度の大きさにしか撮れない遠い位置に生育していた。

上記のトリーミング画像

令和1年7月 同じ個体。 今度は570㎜望遠レンズを持って行き撮影した画像。これでも望遠が足りない。

上記のトリーミング画像

令和3年1月 富士山麓で撮影

同上 かなりの大株である。

別角度から撮影。望遠1,140㎜。

トリーミング画像。葉軸に白い貝殻のような胞子嚢が付着しているのが見える。
個体数が少ないうえに見つけにくく、なかなか思うように撮影させてくれない手強いシダである。富士山麓は3度訪問してようやく大きな個体を発見できた。。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)

スギラン 平成27年7月 富士山麓で撮影。 その後何度か探しに出かけているが見つからない。

平成30年7月 山梨県東部で撮影。 200㎜望遠レンズではこの程度の大きさにしか撮れない遠い位置に生育していた。

上記のトリーミング画像

令和1年7月 同じ個体。 今度は570㎜望遠レンズを持って行き撮影した画像。これでも望遠が足りない。

上記のトリーミング画像

令和3年1月 富士山麓で撮影

同上 かなりの大株である。

別角度から撮影。望遠1,140㎜。

トリーミング画像。葉軸に白い貝殻のような胞子嚢が付着しているのが見える。
個体数が少ないうえに見つけにくく、なかなか思うように撮影させてくれない手強いシダである。富士山麓は3度訪問してようやく大きな個体を発見できた。。
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