十二ヶ岳には一昨年も登っているが節刀ヶ岳に行くのはずいぶんと久しぶりな気がする。予定では河口湖大石の奥にある登山道から大石峠、節刀ヶ岳を経由して十二ヶ岳に至るはずだったが、荷物の忘れ物があってマクロレンズの入ったポーチを持って来ていないのが分かった。その中にはレンズの他に交換電池とヘッドライトが入っている。予備のヘッドライトがザックの中に入っていないか探してみるが無い。長いコースを歩くとなると、何かトラブルがあると下山が夜になるかも知れず、ヘッドライトは絶対必需品である。予定を変更し、大淵谷をいちばん奥まで車で詰めて短絡ルートを登ることにする。このルートならば、2つの山に登ったとしても日没までには確実に下山できる。

久しぶりに来た大淵谷奥の登山口。作業小屋が無くなり斜面が崩落したのか、すっかりザレていてすいぶんと景色が変わってしまっていた。

右脇に登山道の看板があるが、明瞭だった道は消滅している。

ミヤマキケマンが生えていた。

中腹で満開になっていた桜。

この桜は何?

花は小型の白花、花柄の付け根には鋸歯のある苞が付いており、葉は重鋸歯である。これはマメザクラであろう。

マルバコンロンソウが点々と生えている。

シコクスミレは葉を見かけるが花は少ない。

稜線に抜け出た。普通ならば1時間くらいで登れるところを2時間近くかけて登った。

稜線に抜け出るとヒメイチゲがたくさん咲いていた。

目指す十二ヶ岳と富士山。もうすぐそこである。

ここから先は崖登りがあるが、花の咲く稜線歩き。ウメウツギが見ごろになっていた。

もちろんコイワザクラ(クモイコザクラ)も見ごろである。

意外と葉が大きなものもあって、コイワザクラとクモイコザクラの区別は難しいように思う。

たくさん咲いていたクモイコザクラ

ヒメスミレサイシン。今年は花が少ない。

十二ヶ岳山頂から見る富士山
予定時間を大幅にオーバーしていたので、休まずに節刀ヶ岳に向かう。しかし、花が咲いていると三脚とカメラを出さないと気が済まないし、樹木の勉強もしながら歩くと全くピッチは上がらない。

金山に到着。

金山山頂付近は樹木が切り払われて富士山が良く見えるようになっていた。

久しぶりの節刀ヶ岳山頂に登る。なつかしい感じがする。

節刀ヶ岳山頂から見る富士山
ずいぶん昔に節刀ヶ岳山頂あたりからマメザクラの咲く向こうに立つ富士山を撮影したことがある。今回もその景色を見たかったのだが、良い場所にはマメザクラは無く花も終わってしまっていた。時刻は午後3時を回っていた。遅い食事をとって下山する。

下山途中で見たミミガタテンナンショウ
今回は目的の花を存分に見ることが出来たし、樹木もそれなりに見て回ることが出来た、充実した山行となった。ただ、短絡ルートを歩いたのであまりガッツリと歩いた気がしなかったのが残念だった。

久しぶりに来た大淵谷奥の登山口。作業小屋が無くなり斜面が崩落したのか、すっかりザレていてすいぶんと景色が変わってしまっていた。

右脇に登山道の看板があるが、明瞭だった道は消滅している。

ミヤマキケマンが生えていた。

中腹で満開になっていた桜。

この桜は何?

花は小型の白花、花柄の付け根には鋸歯のある苞が付いており、葉は重鋸歯である。これはマメザクラであろう。

マルバコンロンソウが点々と生えている。

シコクスミレは葉を見かけるが花は少ない。

稜線に抜け出た。普通ならば1時間くらいで登れるところを2時間近くかけて登った。

稜線に抜け出るとヒメイチゲがたくさん咲いていた。

目指す十二ヶ岳と富士山。もうすぐそこである。

ここから先は崖登りがあるが、花の咲く稜線歩き。ウメウツギが見ごろになっていた。

もちろんコイワザクラ(クモイコザクラ)も見ごろである。

意外と葉が大きなものもあって、コイワザクラとクモイコザクラの区別は難しいように思う。

たくさん咲いていたクモイコザクラ

ヒメスミレサイシン。今年は花が少ない。

十二ヶ岳山頂から見る富士山
予定時間を大幅にオーバーしていたので、休まずに節刀ヶ岳に向かう。しかし、花が咲いていると三脚とカメラを出さないと気が済まないし、樹木の勉強もしながら歩くと全くピッチは上がらない。

金山に到着。

金山山頂付近は樹木が切り払われて富士山が良く見えるようになっていた。

久しぶりの節刀ヶ岳山頂に登る。なつかしい感じがする。

節刀ヶ岳山頂から見る富士山
ずいぶん昔に節刀ヶ岳山頂あたりからマメザクラの咲く向こうに立つ富士山を撮影したことがある。今回もその景色を見たかったのだが、良い場所にはマメザクラは無く花も終わってしまっていた。時刻は午後3時を回っていた。遅い食事をとって下山する。

下山途中で見たミミガタテンナンショウ
今回は目的の花を存分に見ることが出来たし、樹木もそれなりに見て回ることが出来た、充実した山行となった。ただ、短絡ルートを歩いたのであまりガッツリと歩いた気がしなかったのが残念だった。