武田神社の桜が満開となった。雪の影響が心配だが、そろそろ咲いている頃だろう。絶滅危惧の花だし、やはり自分の目で見に行かないと落ち着かない。晴天で富士山も良く見えていることだし、行ってみることにする。
毎度のことながら佐野峠に至る林道は細くて厳しい道だが、今年は大雪の影響でかなりの倒木があったようで、倒れた木は切られてはいるものの、ところどころ道路脇に倒木の残骸が転がっていたりして、さらに通りにくい。幸いにして対向車は1台も来ず、佐野峠の駐車場も車は止まっていなかった。峠からは富士山が見えてはいるものの、気温が上がってさすがに午後3時半ともなると空には霞が掛かってしまっている。
山頂まではさほど距離はないので、ゆっくり準備して午後4時頃に佐野峠を出発する。
咲き始めたカイコバイモ。しかし、まだ時期が早いのか昨年よりはだいぶ数が少ない。
全開のカイコバイモ
キクザキイチゲは咲き始めたばかり。
2株並ぶ。昨年この場所は4株くらい並んで咲いていたのだが・・・
向こうに富士山が見えたのだが・・・写ってくれない。
ちらほらとまばらに咲いている。
こちらはカンアオイの葉。ギフチョウの食草になる。
一瞬盗掘か?と思ったのだが、あちらこちらに同様の削れた個所があり、どうやらイノシシの仕業らしい。
樹林帯の中を進んで行くと、まだ山頂では無いはずなのに林の向こうがずいぶんと明るくなっている。何かと思えば植林が広範囲の伐採されて眺望が良くなり、眼下に天子湖が見渡せるようになっていた。そして富士山の眺望も抜群、ひときわ大きく聳え立って見える。
樹林帯だったはずの林が明るくなっている。
伐採されて眺望が良くなっていた。下に見えるのは天子湖。
こちらは富士山の眺望。ひときわ大きく見える。
山頂到着。もうすぐ陽が沈む。
夕陽に染まる富士山を期待していたが、空に広がった薄雲のために染まらず。フジマメザクラはまだ咲いていない。
伐採された展望地に戻って夕暮れを待つ。遅い時間に登って来たのは富士山頂付近におそらくは火星が昇って来るだろうという目論見だったが、この霞と雲では期待薄だ。薄暗くなる6時20分まで待ったが空が晴れる様子は無く、星の輝く時間を待たずして撤退した。林道側に下りる道を行くと、登山道周辺はすっかり伐採されて富士山の眺望が抜群になっていた。山頂は木が伸びてきてやや眺望が悪くなってきただけに、こちら側の眺望はうれしい限りだ。
伐採地から見る夕富士。薄雲がかかり、星空の撮影は難しい。
7時佐野峠駐車場に到着。夕焼けのためか、それとも町灯りの影響か、富士山周辺の空が赤っぽく見えていた。撮影してみると、富士山の上には赤っぽい星がひとつ写っていた。火星か?と思っていたのだが調べてみるとこの位置で富士山頂に輝くのは牛飼い座のアルクトゥールスだった。赤く明るく輝く火星を撮るにはもっと北側の山ということになる。
佐野峠から見る夕暮れの富士山とアルクトゥールス
今年はあまり当たり年ではないのか、それとも少し早かったのか、あるいは本当に数が減ってしまっているのか?これからも見守って行かなければいけないと思っている。
毎度のことながら佐野峠に至る林道は細くて厳しい道だが、今年は大雪の影響でかなりの倒木があったようで、倒れた木は切られてはいるものの、ところどころ道路脇に倒木の残骸が転がっていたりして、さらに通りにくい。幸いにして対向車は1台も来ず、佐野峠の駐車場も車は止まっていなかった。峠からは富士山が見えてはいるものの、気温が上がってさすがに午後3時半ともなると空には霞が掛かってしまっている。
山頂まではさほど距離はないので、ゆっくり準備して午後4時頃に佐野峠を出発する。
咲き始めたカイコバイモ。しかし、まだ時期が早いのか昨年よりはだいぶ数が少ない。
全開のカイコバイモ
キクザキイチゲは咲き始めたばかり。
2株並ぶ。昨年この場所は4株くらい並んで咲いていたのだが・・・
向こうに富士山が見えたのだが・・・写ってくれない。
ちらほらとまばらに咲いている。
こちらはカンアオイの葉。ギフチョウの食草になる。
一瞬盗掘か?と思ったのだが、あちらこちらに同様の削れた個所があり、どうやらイノシシの仕業らしい。
樹林帯の中を進んで行くと、まだ山頂では無いはずなのに林の向こうがずいぶんと明るくなっている。何かと思えば植林が広範囲の伐採されて眺望が良くなり、眼下に天子湖が見渡せるようになっていた。そして富士山の眺望も抜群、ひときわ大きく聳え立って見える。
樹林帯だったはずの林が明るくなっている。
伐採されて眺望が良くなっていた。下に見えるのは天子湖。
こちらは富士山の眺望。ひときわ大きく見える。
山頂到着。もうすぐ陽が沈む。
夕陽に染まる富士山を期待していたが、空に広がった薄雲のために染まらず。フジマメザクラはまだ咲いていない。
伐採された展望地に戻って夕暮れを待つ。遅い時間に登って来たのは富士山頂付近におそらくは火星が昇って来るだろうという目論見だったが、この霞と雲では期待薄だ。薄暗くなる6時20分まで待ったが空が晴れる様子は無く、星の輝く時間を待たずして撤退した。林道側に下りる道を行くと、登山道周辺はすっかり伐採されて富士山の眺望が抜群になっていた。山頂は木が伸びてきてやや眺望が悪くなってきただけに、こちら側の眺望はうれしい限りだ。
伐採地から見る夕富士。薄雲がかかり、星空の撮影は難しい。
7時佐野峠駐車場に到着。夕焼けのためか、それとも町灯りの影響か、富士山周辺の空が赤っぽく見えていた。撮影してみると、富士山の上には赤っぽい星がひとつ写っていた。火星か?と思っていたのだが調べてみるとこの位置で富士山頂に輝くのは牛飼い座のアルクトゥールスだった。赤く明るく輝く火星を撮るにはもっと北側の山ということになる。
佐野峠から見る夕暮れの富士山とアルクトゥールス
今年はあまり当たり年ではないのか、それとも少し早かったのか、あるいは本当に数が減ってしまっているのか?これからも見守って行かなければいけないと思っている。