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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

紅葉真っ盛り 御坂山系釈迦ヶ岳  平成25年10月30日

2013年11月01日 | 山梨百名山
 3日前よりもさらに紅葉がすすみ、御坂山系の山は紅葉真っ盛りとなった。新道峠から見る釈迦ヶ岳山頂から山腹にかけての紅葉は目を見張るような美しさ、ここ数年で一番良いのではないだろうか。尾根には雲が巻いてしまったが、紅葉を楽しむならば少しくらいの霧ならば問題無い。すずらんの森駐車場に車を止めて、通い慣れた釈迦ヶ岳に向かう。


    林道の紅葉


    山腹の紅葉


    尾根道


    落葉と紅葉


    色付く森


    見上げる紅葉と青空


    紅葉の隙間に垣間見る釈迦ヶ岳


    紅葉の向こうに釈迦ヶ岳迫る


    山頂近くの紅葉

 歩き始めた頃には稜線のあたりに雲が巻いていたのだが、稜線に着いた頃には雲が晴れ青空が見えるようになっていた。モミジやカエデが多いこの稜線は赤や黄色の紅葉、黄葉が素晴らしい。存分に撮影を楽しみつつ、1時間45分ほどかけて山頂に到着した。時間は午後1時半、あまり期待していなかった富士山だが、雪を纏った山腹が姿を現していた。見下げる芦川の谷の紅葉が素晴らしい。待っていれば富士山頂も見えてきそうだ。そしてまた、昼食をとりながらひたすら待つ。そして遂に、再冠雪の富士山が姿を現す。


    釈迦ヶ岳山頂。富士山頂はまだ雲隠れ。


    ツツジの紅葉


    見下ろす芦川の谷の紅葉。今年は私の知る限りではいちばん美しいと思う。


    山頂の夫婦地蔵と紅葉の黒岳


    夫婦地蔵と再冠雪の富士山


    同上


    ツツジの紅葉と富士山


    向こう側の尾根はこの季節陽が当たりにくく、折角の紅葉が映えない。


    釈迦ヶ岳山腹の紅葉と芦川の谷


    尾根の紅葉と御坂の山々。右から黒岳、三つ峠、本社ヶ丸。

 結局1時間半も釈迦ヶ岳山頂で過ごしてしまう。今年の紅葉は素晴らしく、もう少し居たい気分だったが、夕方5時までには職場に戻りたい。午後3時下山開始し、1時間弱で駐車場に到着。

 ここ数年来で最も美しい今年の御坂山塊の紅葉、おそらくは私が登山を始めてからの8年間でいちばん良いのではないかと思う。2週間ほどは楽しめるだろう。その後にはブナの紅葉、カラマツの黄葉とまだまだ楽しみが続く。おすすめの御坂山塊。
コメント (4)
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再冠雪の富士山 新道峠  平成25年10月30日

2013年11月01日 | 番外編
 10月19日に一度は冠雪した富士山だったが、翌日の雨ですっかり雪が解けてしまい夏富士の後戻りしてしまった。そして10月29日、再び雨が降った。この時、甲府市内の夕方の温度は12℃まで下がっていた。これならば富士山は雪かもしれない・・・。

 翌朝さっそく三つ峠のライブカメラを見ると、予想通り6合目から上あたりが雪化粧していた。この日は午前予定していた業務が中止となり、夕方の出勤でなんとかなりそうだ。富士山の絶好の展望台、新道峠に再冠雪の富士山を見に行ってみる。

 朝7時のライブカメラではすっきりした富士山が見えていたが、自宅を出発した8時半ごろにはもう空は雲でおおわれていた。右左口トンネルを抜けて芦川の谷に入ると、そこは青空が見えていた。数日前よりもさらに紅葉が進んで、山の上は見事な紅葉の景色が広がっている。10時、、新道峠駐車場に到着すると、車は1台のみだ。カメラマンはもう撮り終えた後だろう。向かいに見える釈迦ヶ岳の紅葉が素晴らしい。中腹でそちら側の撮影を行った後、新道峠の展望台に向かう。


    新道峠の登山口。夏にはこの道の周辺にレンゲショウマが咲く。


    新道峠駐車場と向かいに見える釈迦ヶ岳


    見事な紅葉となった釈迦ヶ岳

 展望台までは15分ほどで到着する。しかし・・・時既に遅く、富士山は雲隠れしている。だが、雲間から出てくれそうに見える。シンボルツリーの前で三脚を構え、じっと待つこと30分ほど、ようやく雲間から再冠雪の富士山が姿を現す。


    新道峠展望台(第一展望台と書かれている)から見下ろす河口湖


    じっと待っていると・・・雲間から富士山が姿を現し出す。


    山頂が姿を現す


    雲湧く再冠雪の富士山


    姿を現したのは10分ほど。そしてまた雲の中。

 予定では黒岳まで登るつもりだったが、富士山はあまり期待できなそうだ。ならば紅葉の森を楽しむためにあちら側の山へ。途中から見た釈迦ヶ岳の紅葉が素晴らしいので、そちらに登ってみることにする。
コメント (2)
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