6月初旬にオカオグルマを見に訪問している草原であるが、その際に見つけたフナバラソウと思わしき植物の花がそろそろ咲いている頃だと思う。他にも見たい花がいくつかあり、再訪してみる。

富士山が見えていたがすぐに雲隠れしてしまった。6月だというのに酷暑である。

6月初旬には満開だったオカオグルマは結実して綿毛になっていた。

綿毛になったオカオグルマ

この草原に生育しているのは初めて見た。

これはヤマトキソウ

花は半開きだった。この場所でしか見つからなかった。

前回見つけたものとは別株のフナバラソウ

花は夏バテのようで痛み始めていた。

こちらも別株。3本固まっており、周辺には既に踏み跡があった。

満開のフナバラソウだが、暑さに少しまいっているようである。

今回は見たかったこの花も咲いていた。

オカウツボ。まだ咲き始めたばかりのようで、上部は蕾である。

4本並んでいるものにも出会えた。

別の場所も散策してみたが、目ぼしいものは見つからなかった。

さらに樹林帯の中を散策してみる。サンショウバラが咲いていた。

もう終盤で散っているものが多い。

この花の雄しべはカミキリムシの好物らしい。

森の中にはヒコサンヒメシャラがたくさん生えている。

木の幹に横縞が入るのが特徴だが、入っていないものも多い。

木を見上げると見たかったヒコサンヒメシャラの花が咲いていた。

ヒコサンヒメシャラの花

傷み易い花のようである。

虫に食われるのか、満開の花なのに花弁に傷がついている。

こちらは蕾だが、既に虫に食われたような黒い点がある。
確認したかったフナバラソウの花、見たかったオカウツボ、まだ撮影出来ていなかったヒコサンヒメシャラの花の3つは予定通りに目的を達成することが出来た。もうひとつ見たかったのがオオバナオオヤマサギソウであるが、今年は葉を含めて一株も確認出来なかったのがちょっと心配である。
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