昨日の早朝水星と接近したアイソン彗星は今朝も水星の近くを舞っている。さらにこの日は土星が接近し、さらにさらに、光度を上げているエンケ彗星も接近している。おそらくは200mmレンズの視野の中に納まると予想されるが、富士山と一緒に写し込むことは困難である。本日狙うは接近した水星、土星、アイソン彗星、エンケ彗星をひとつの視野で撮影すること。果たして2つの彗星ゲットなるか?
かなり冷え込んだ精進湖湖畔の夜だったが、ダウンジャケットを着込み、シュラフにシュラフカバーをかけたおかげで全く寒さを感じることなくぐっすり眠れた。レンズも新調したことだし、昨日の竜ヶ岳からの撮影から予想すると、絶対に撮れると期待に胸ふくらませて、予定通り未明3時半に精進湖を出発し、撮影予定地のパノラマ台に向かう。

中腹の展望地から見る夜富士。精進湖湖畔は霧が巻いていたが、高度を上げるとバッチリ富士山が見えている。
5時パノラマ台到着。さっそくカメラと三脚をセットして撮影を始める。もう富士山の裾野に彗星が姿を現している。私の計算ではアイソン彗星が見え始めるのは5時17分ごろ、5時40分にはもう見えなくなっているだろう。まずは広目に撮影して彗星の位置を確認し、その後200mmF2.8に変えて狙い通りに撮影・・・できるはずだったが。。

富士山裾野に昇り始めた水星

上が水星、下が土星。このあたりにいるはずなのだが・・・??

200mmF2.8に変えてみるが、やはり写らない。

広角レンズに変える。この視野には絶対にいるはずだが、パソコン上で再三探したが写っていない。

夜明けが迫り、空が明るくなる。

惑星の明るさも夜明けの空に消えて行く・・・

薄明の富士。もはや彗星を捉えることは困難。
いろいろとやってみたが、とうとうアイソン彗星を撮影することはできなかった。帰宅後、パソコンで彗星の位置を確認したところ、水星と土星の並びからだいぶ富士山側に寄ったところを飛んでいたようで、水星のすぐ下あたりを飛んでいると勘違いしていた私の記憶違いだったようだ。しかし、写っていてもおかしくない視野で撮影している画像をチェックしてもやはりアイソン彗星は見えず。おそらくこの日の撮影は困難だったと思われる。同じ目的で撮影に来ていたかなり写真に詳しいカメラマンが1人いたので、どうだったか聞いたが、前日は朝霧高原で撮ったが今日はやはり見えなかったと言っていた。おそらく今後は12月に入って近日点を過ぎた後でなければアイソン彗星を見ることは困難なのだろうと思われる。

パノラマ台で記念撮影。私は既にすっかりテンション下がってます。

精進湖をおおった朝霧
前夜寒さであまり眠れなかったのぞむ君はここで日の出を待って下山するという。アイソン彗星が撮れなかった私はすっかり意気消沈し、予定していた三方分山に登る気力はすっかり失せてしまったが、まだ山頂を踏んだことが無いというみちほさんに連れられて三方分山山頂を目指すことになる。

朝日が射し込む登山道。皆さん速いです~! いや、私が遅過ぎるだけ。

精進湖をおおった朝霧に射し込む朝日が綺麗だった。精進山の展望台から見ればきっと良い景色。少しピッチが上がる。

精進山の展望台から見る精進湖と富士山。時既に遅し、朝霧は大部分消えてしまっていた。

迫る三方分山。山頂はあの山を越えたその向こう。またテンションが下がる。
メンバーから遅れに遅れ、さらに後続の登山者にも軽く追い抜かれ、8時半、やっと三方分山山頂に到着した。もう太陽は富士山の山頂近くまで昇っていた。大休憩、朝食をとる。

富士山の上に昇った朝日。木の枝で太陽を隠してやると減光されてフレアが若干抑制される。写真家栗林先生の技法をパクったもの。

山頂で記念撮影
下山は女坂経由で紅葉の残りを楽しみながらゆっくりと下りた。今年の紅葉はこれで最後だろうと思う。

おそらくは今年最後の紅葉。
前日も立ち寄らせていただいた喫茶店写ば写ばに再びお邪魔し、ここでランチとなる。パスタやピラフのセットはサラダとケーキとコーヒーが付いて950円。しかもどれもうまい!これでこの値段は超お得と思う。さらに写真家栗林先生の富士山写真がたくさん楽しめる、超おすすめの喫茶店である。この界隈に行かれる時は是非とも立ち寄ってほしい店である。
2日目の彗星は不発に終わってしまった。次は12月に入ってから、5日過ぎあたりから見頃になってくると予想される。彗星の光度、尾の大きさによっては、また突然の星見隊出動ということになるかもしれない。今後もこの彗星を追うので、ご期待いただきたい。
かなり冷え込んだ精進湖湖畔の夜だったが、ダウンジャケットを着込み、シュラフにシュラフカバーをかけたおかげで全く寒さを感じることなくぐっすり眠れた。レンズも新調したことだし、昨日の竜ヶ岳からの撮影から予想すると、絶対に撮れると期待に胸ふくらませて、予定通り未明3時半に精進湖を出発し、撮影予定地のパノラマ台に向かう。

中腹の展望地から見る夜富士。精進湖湖畔は霧が巻いていたが、高度を上げるとバッチリ富士山が見えている。
5時パノラマ台到着。さっそくカメラと三脚をセットして撮影を始める。もう富士山の裾野に彗星が姿を現している。私の計算ではアイソン彗星が見え始めるのは5時17分ごろ、5時40分にはもう見えなくなっているだろう。まずは広目に撮影して彗星の位置を確認し、その後200mmF2.8に変えて狙い通りに撮影・・・できるはずだったが。。

富士山裾野に昇り始めた水星

上が水星、下が土星。このあたりにいるはずなのだが・・・??

200mmF2.8に変えてみるが、やはり写らない。

広角レンズに変える。この視野には絶対にいるはずだが、パソコン上で再三探したが写っていない。

夜明けが迫り、空が明るくなる。

惑星の明るさも夜明けの空に消えて行く・・・

薄明の富士。もはや彗星を捉えることは困難。
いろいろとやってみたが、とうとうアイソン彗星を撮影することはできなかった。帰宅後、パソコンで彗星の位置を確認したところ、水星と土星の並びからだいぶ富士山側に寄ったところを飛んでいたようで、水星のすぐ下あたりを飛んでいると勘違いしていた私の記憶違いだったようだ。しかし、写っていてもおかしくない視野で撮影している画像をチェックしてもやはりアイソン彗星は見えず。おそらくこの日の撮影は困難だったと思われる。同じ目的で撮影に来ていたかなり写真に詳しいカメラマンが1人いたので、どうだったか聞いたが、前日は朝霧高原で撮ったが今日はやはり見えなかったと言っていた。おそらく今後は12月に入って近日点を過ぎた後でなければアイソン彗星を見ることは困難なのだろうと思われる。

パノラマ台で記念撮影。私は既にすっかりテンション下がってます。

精進湖をおおった朝霧
前夜寒さであまり眠れなかったのぞむ君はここで日の出を待って下山するという。アイソン彗星が撮れなかった私はすっかり意気消沈し、予定していた三方分山に登る気力はすっかり失せてしまったが、まだ山頂を踏んだことが無いというみちほさんに連れられて三方分山山頂を目指すことになる。

朝日が射し込む登山道。皆さん速いです~! いや、私が遅過ぎるだけ。

精進湖をおおった朝霧に射し込む朝日が綺麗だった。精進山の展望台から見ればきっと良い景色。少しピッチが上がる。

精進山の展望台から見る精進湖と富士山。時既に遅し、朝霧は大部分消えてしまっていた。

迫る三方分山。山頂はあの山を越えたその向こう。またテンションが下がる。
メンバーから遅れに遅れ、さらに後続の登山者にも軽く追い抜かれ、8時半、やっと三方分山山頂に到着した。もう太陽は富士山の山頂近くまで昇っていた。大休憩、朝食をとる。

富士山の上に昇った朝日。木の枝で太陽を隠してやると減光されてフレアが若干抑制される。写真家栗林先生の技法をパクったもの。

山頂で記念撮影
下山は女坂経由で紅葉の残りを楽しみながらゆっくりと下りた。今年の紅葉はこれで最後だろうと思う。

おそらくは今年最後の紅葉。
前日も立ち寄らせていただいた喫茶店写ば写ばに再びお邪魔し、ここでランチとなる。パスタやピラフのセットはサラダとケーキとコーヒーが付いて950円。しかもどれもうまい!これでこの値段は超お得と思う。さらに写真家栗林先生の富士山写真がたくさん楽しめる、超おすすめの喫茶店である。この界隈に行かれる時は是非とも立ち寄ってほしい店である。
2日目の彗星は不発に終わってしまった。次は12月に入ってから、5日過ぎあたりから見頃になってくると予想される。彗星の光度、尾の大きさによっては、また突然の星見隊出動ということになるかもしれない。今後もこの彗星を追うので、ご期待いただきたい。