老頭児おじさん奮闘記

老頭児(ロートル)になっても、何事にも興味を持って行動をしているおじさんの奮闘記。

柴又帝釈天探訪

2015年10月16日 | 日記
平成27年10月14日(水)、柴又の帝釈天に行ってきました。
寅さんの舞台の葛飾柴又の帝釈天ですが、行こうと思ってなかなか行く機会がながったのですが、今回初めての参拝になりました。

柴又帝釈天は、「男はつらいよ」ゆかりの寺として知られる日蓮宗の寺院である。正式名称は経栄山題経寺。
長年所在不明となっていた帝釈天の板本尊が発見された日が1779(安永8)年の庚申の日ということから、毎年庚申の日には縁日が行われる。柴又駅より続く帝釈天参道には、「男はつらいよ」に出てくる「とらや(くるまや)」をはじめ江戸より続く老舗店が軒を連ねる。名物の草だんごや塩せんべいなどは、お土産としても人気が高いそうです。
大正から昭和初期に彫られた彫刻が公開される彫刻ギャラリーや回遊式庭園の邃溪園、都選定の歴史的建造物に指定される大客殿の見学は有料となっています。

帝釈天参道。


古い街並みがつづいています。




「とらや」の店内に飾られていた縁起ものの「招(まねき)」です。



二天門。
左右に南方守護の増長天と西方守護の広目天を配す総欅造りの楼門。1896年に造られたとされるもので、巧みな木彫が施された見事な建築物です。


 
大鐘楼。
関東一の鐘楼と賞される。高さ約15mの、彫刻と枡組みが特徴的な鐘楼。「柴又帝釈天界隈と矢切りの渡し」の一部として日本の音風景100選にも選ばれているそうです。



帝釈堂と瑞龍の松。
東方守護の持国天と北方守護の多聞天が、帝釈天の脇に安置されている。手前には見事な三方に枝を広げる樹齢数百年の瑞龍の松がある。




帝釈堂内殿の外部は東・北・西の全面が装飾彫刻で覆われており、中でも胴羽目板の法華経説話の浮き彫り10面が著名である。これは法華経に説かれる代表的な説話10話を選び視覚化したもので、大正11年(1922年)から昭和9年(1934年)にかけて、加藤寅之助ら10人の彫刻師が1面ずつ分担制作した。この羽目板の上方には十二支と天人、下方には千羽鶴が表され、高欄(縁)より下の部分には花鳥および亀を浮き彫りで表す。これらの彫刻を保護するため、内殿は建物ごとガラスの壁で覆われ、見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」と称して一般公開している(「彫刻ギャラリー」と大客殿、庭園の見学は有料)。



しばし見事な彫刻をご覧下さい。
























名庭の邃渓園へとつづく廊下。



名庭の邃渓園。








江戸川の河川敷。



矢切りの渡し。



寅さんが寝転がっていそうな江戸川の土手。



天気に恵まれ楽しい一日になりました。

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