その人が案内してくれたのが（勿論 僕が車椅子は押しました）東急本店６Ｆにある ウェッジウッド ティールームでした。とても落ち着いた雰囲気のシックなお店です。
「ステキなお店ですね？ よく利用するんですか？」
「そうですね 父と月に一度ぐらい来ます」
ケーキセット（ポットサービスのミルクティとケーキで なんと１７００円！！
でも 紅茶はタップリの量があり４杯ぐらい飲める）注文しました。高いだけあって紅茶美味しかったです。
「こんなにおいしい紅茶生まれて初めて飲みました。」
「このお店紅茶がおいしいので有名なんですよ。」
それから１時間ぐらい イロイロ話ししました。彼女は２２歳 大学生で住まいは代官山だそうです。今日は学校休みなので お父様が渋谷まで車で連れてきてくれて 又迎えに来てくれるそうです。好きな小説家の話し（彼女は村上春樹がお気に入りだそうです。映画、音楽、食べ物の話しをしました。しばらく すると彼女が
「スイマセン そろそろ父が迎えに来る時間ですので失礼します。お話しできてとても楽しかったです。」って言うので
「ハイ 僕も楽しかったです。あの・・・・もし良かったらメールアドレス交換しませんか？」
「いいですよ」
その後 お父様との待ち合わせ場所の東急本店のわき道まで一緒に行き別れました。
おわり・・・・多少脚色しましたが ほぼ実話です。
