Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2018-2019 冬の釣り旅in四国①【旅の始まりは、やっぱり寝台特急】

2019年01月07日 22時25分00秒 | 鉄道旅

2018年12月30日

 

 

 


世間一般は28日で仕事納めだったようながら、自分の会社は29日まで出勤でようやく今日から冬休み。例年、冬は温泉目当てで遠征するけど、今冬は、というか今冬も暖冬予報。地球が心配になるものの、暖冬は釣りのチャンス。

 

思えば3年前の冬に四国に行った時、冬でも全然釣りできそうな暖かさで釣り具を持って行かなかったことが本当に悔やまれた。そこで、寒くなければ年中釣りしたい自分の今回の冬旅は、暖かい(はずの)四国への釣り遠征に決定。向かうのは高知県南西部に位置する宿毛。


列車のきっぷや宿泊手配など1ヶ月前から準備を進め、いよいよ今夜出発。

 

 

 

 

 

17時過ぎに自宅を出発。いかにも冬らしいきれいな夕暮れ。しかし暖冬のはずだったのに、寒い。日本は年末寒波に襲われ、特に日本海側は大雪。天気予報を見ると、四国でも朝は氷点下の冷え込み。これはやっちゃったか?

 

 

 

 

 

都内で所用を済ませ、21時過ぎに東京駅到着。これから乗るのはもちろん「サンライズ瀬戸」。

 

東北・北海道夜行が無くなって「サンライズ」が最後の定期夜行となってから、自分の旅の行先は四国か山陰がメインに変わった。

やっぱり旅の出発に夜行列車というのはすごくこだわってしまう。夜の東京を出て、夜景を眺めながらビール飲んで、朝起きると昨日とはまったく違う景色。寝台でも座席でも、やはりそれは非日常を感じさせてくれる時間。新幹線でビューッというのはちょっと考えられない。

 

 

 

 

 

21時35分、新橋方から「サンライズ瀬戸・出雲」入線。

 

 

 

 

 

今日もかっこいい285系。多くの人がカメラを向ける。

 

 

 

 

 

東京駅のホームにこの姿はやっぱり存在感あるな~。登場から20年を迎えた285系。この姿もいつまで見れるのだろうか。

 

 

 

 

 

10番線から入線を見届け、乗車に向けて9番線に移動。大きな荷物抱えた人が次々列車に乗り込んでいく。自転車を担いだ輪行の方もちらほら。自分も学生時代はよく輪行して、14系や24系ではデッキに自転車を置かせてもらっていたけど、285系ではデッキに置いてる光景をあまり見ない。個室の中に入れてるんだろうか?

 

 

 

 

 

自分の本日のお宿は、「瀬戸」最後部7号車のシングル1階。

 

 

 

 

 

21時50分、7号車に乗車。1階へ降りる階段部に、ちょうど輪行袋を抱えた方がいらっしゃる。かなり通行に難儀されてる。しかし、やっぱり個室まで運んでいるんだな。

 

 

 

 

 

個室内で荷物の整理をしていると「間もなく発車」のアナウンス。

 

 

 

 

 

そして定刻22時「サンライズ瀬戸・出雲」東京を発車。あ~この瞬間がたまらない。

 

 

 

 

 

都会のネオンの中、京浜東北線を横目に夜の東海道を進む。

 

 

 

 

 

さっそく晩酌準備。列車の中でこれだけ気兼ねなくビール飲めるのは個室寝台ならでは。

 

 

 

 

 

間もなく車掌さんの検札。寝台券は1ヶ月前の10時発売時に購入。

 

自分の最寄駅みどりの窓口もついに事前受付が廃止され、今回から会社を遅刻して10時に窓口に並ぶことになった。

最初はこの方式の勝手がわからず、9時40分くらいに行って列に並び10時前に自分の番になったら後ろの方に譲る、ということを想定してたけど、実際窓口に着くと並んでいるのは全員10時打ち狙い。しかも4人も。この時点でシングル2階は無理だなと覚悟。

 

10時になり順番に処理されていき10時15分頃に自分の番。予想通りシングル2階もソロ上段も既に売切れで、なんとかシングル1階を確保。しかし前の4名の方、聞こえてきた会話の感じだと全員「はやぶさ」か「のぞみ」。「はやぶさ」はえきねっとの事前受付があるし、「のぞみ」は1時間に何本も出てるし、10時打ちする必要あるの?と思ってしまう。まあ、自分が遅れたから悪いんだけど。とにかく30日出発分が確保できて一安心。


それと、きっぷをよく見ると、今まで平成の元号表記だった発券日が西暦表示に変わってる。来年5月に元号が変わる事への処置と思われる。

 

 

 

 

 

検札後は晩酌タイム。今日は無性にまぐろが食べたくなり、すき家で鉄火丼を購入。グランスタで買うより安上がり。

列車は横浜に到着。駅に着くと、シングル1階からはホームを見上げる図式。これが慣れるまで違和感ありあり。

 

 

 

 

 

横浜を出ると相鉄線と並走。連絡線建設でJRや東急への乗り入れが計画されている相鉄線。自分の通勤経路とは無縁ながら、楽しみな計画。

 

 

 

 

 

続いて「スーパービュー踊り子」の回送251系か。暗闇に浮かぶ無人の車両がちょっと不気味。

 

 

 

 

 

小田原を通過する頃、晩酌タイムが終了し、今回の旅のお供である中島美嘉さんの「TOUGH」をイヤホンで拝聴。

購入後はここまであえて聴かず、この旅の中でひたすらこの1枚を聴き続ける。そうすることで旅の景色が曲と融合し、あとでこのアルバムを聴いた時に旅の風景が蘇ってくる。ささやかな旅の演出。

 

 

 

 

 

23時22分、熱海に到着。ここで浴衣に着替えて就寝準備。音楽を聴きながらぼーっと夜景を眺める。

 

丹那トンネルを抜けてしばらくするとかすかに富士山のシルエット。曇っているのか、はっきりとは見えず残念。

 

 

 

 

 

日付が変わった0時22分、静岡を発車したところで就寝。やっぱり寝台列車は寝るのも楽しみ。

「サンライズ」は深夜の東海道を爆走中。今日はもう大晦日。この歳になると本当に1年が早いな~。zzz…。

 

 

 

 


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