Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2021 フォッサマグナ温泉紀行①【「あずさ5号」で大糸線を北へ】

2021年02月25日 22時32分11秒 | 鉄道旅

2021年2月13日〈1〉

 

 

 

 

 

週末近場温泉探訪、今回は1泊2日。大糸線で北上し新潟県の糸魚川を目指す。

午前10時、塩尻駅到着。まずは駅構内にある立ち食いそばの桔梗さんで蕎麦を頂く。個人的定番の安曇野葉わさびそば。ツーンと鼻に抜けるわさびの風味と蕎麦がマッチして、美味い。460円。松本駅の山野草さんと同じ味。同系列だろうか。

 

こちらの桔梗さん、自分が行った中ではトップレベルの美味しい駅そば。ちなみに改札内から入る場合は、あの有名な日本一狭い駅そばを体験できる。

 

 

 

 

 

これから乗るのは10時28分発の「あずさ5号」。

 

 

 

 

 

1日1往復残されている大糸線直通の南小谷行き。

 

昨年の今頃はまだ千葉始発の「あずさ3号」として運転されてたけど、2020年3月ダイヤ改正で新宿始発の「あずさ5号」となり、千葉から南小谷までの5時間ロングランは残念ながら体験できなくなった。しかし南小谷行きが残ってくれてるだけありがたい。

 

 

 

 

 

定刻10時27分、E353系「あずさ5号」到着。思ったより乗客は多いけど、それでも1両に10人くらいか。

 

 

 

 

 

塩尻を定刻発車。左側にはさっそく北アルプスが登場。今日は2月としてはやたら気温が高くなんだか気持ち悪いけど、天気はよくて山がきれいに見える。

 

そう言えば、「あずさ」の車内販売は休止された。コロナ感染拡大防止の為、とのことだけど、乗客減で売れ行きが悪いのが実情か?その分アテンダントさんは車内巡回してアルコール消毒してくれている。

 

 

 

 

 

10時36分、松本到着。後ろ3両付属編成切り離しの為、しばし停車。

 

 

 

 

 

ここからは、冬は特に絶景の連続となる大糸線。今年はそれなりに雪が降ってるからきれいな雪景色が見れそう。

 

 

 

 

 

最近ハマっている檸檬堂 定番レモンを開ける。くう〜美味い。やっぱりお酒飲みながらの鉄道旅は最高。ここで松本を定刻発車し大糸線へ。

 

 

 

 

 

おつまみは、こちらも最近ハマっている岩塚製菓さんのぬれおかき。独特のモチモチ食感がたまらない。レモンチューハイと相性抜群。

 

 

 

 

 

「あずさ5号」の特急券。乗車時間1時間31分で特急料金1020円は安く感じる。まあ大糸線内はあまりスピード出せないので、距離にすると妥当なんだと思うけど。

 

 

 

 

 

列車は梓川を渡り北アルプスが一段と近付いてくる。

 

 

 

 

 

車窓に北アルプスが迫る。きれいだけど、山を見ても何山なのかわからないのが無念(+o+)

 

 

 

 

 

あの白い山の名前をググってみると、左が常念岳、右が横通岳。どちらも2800m級。

 

 

 

 

 

そしてその先にはさらに白さを増した山々。思わず見入ってしまう

(´゚д゚`)

 

 

 

 

 

安曇沓掛付近では山の白さが増してくる。なにか神々しさを感じる。

 

 

 

 

 

11時15分、信濃大町到着。結構な降車あり。ここからは沿線が雪景色に変わる。

 

 

 

 

 

信濃木崎を過ぎると仁科三湖の1つ、木崎湖。渓流釣りも楽しみながら、やはりルアーシーズンも待ち遠しい。

 

 

 

 

 

などと思ってたら、湖上にボートアングラーの姿。やはり上手い人は冬も湖に出て修行している。自分には無理。

なのでいつまで経っても下手(ーー;)

 

 

 

 

 

続いて中綱湖。こちらは結氷している様子。氷厚はわからないけど、氷上に誰もいないので薄いと思われる。

 

 

 

 

 

最後に青木湖。仁科三湖のうち青木湖だけ釣りしたことがなく、どこか神秘的な雰囲気が漂う。

 

 

 

 

 

佐野坂を下ると白馬さのさかスキー場。今シーズンはコロナの影響で営業休止を表明してたけど、突如一転12月下旬からオープンの運びとなった模様。

 

裏事情はわからないけど、コロナだけでなくスキー人口減少や暖冬による雪不足の慢性化もスキー場の経営に大きく影響してるのでは?

 

 

 

 

 

飯森付近。白馬に近付くと雪山の迫力が増してくる。中央に見える尖った山の名前だけは知っていて、確か鑓ヶ岳(やりがたけ)。

 

 

 

 

 

11時41分、白馬到着。ここでも多くの乗客が下車。大きなリュックを背負ってる人が目立つ。冬山登山?

 

 

 

 

 

白馬を出るとすぐ松川を渡る。列車からだと並行する国道148号と電線が入ってしまうけど、国道からだと松川のバックに聳える雄大な北アルプスの眺めが見れる。

 

 

 

 

 

白馬の隣、信濃森上で運転停車。この駅の近くにガーデンの湯という温泉があり建物は残ってるけど、残念ながら営業してない。バブルや長野オリンピックによる隆盛時代の遺産だろうか。駅からも近いしお湯も良質ないい温泉だったけど。

 

 

 

 

 

信濃森上を過ぎると車窓に秘境感が出てくる。自分はこういう秘境路線が大好き(*´Д`) 

 

秘境度No.1の路線は、自分の中では只見線。秋田内陸縦貫鉄道や会津鉄道も捨てがたい。

 

 

 

 

 

車窓に暴れん坊の姫川が現れる。過去に何度も水害をもたらしている暴れ川らしく、川には巨大な岩がゴロゴロ。

 

 

 

 

 

やがて国道148号にフォッサマグナの象徴(?)洞門が出現。姫川の険しい峡谷に沿って大糸線と国道148号が走っていて、この先鉄道・国道共に洞門の連続。

 

 

 

 

 

姫川に沿ってクネクネと。首都圏発列車の車窓としては1.2を争う秘境感。会津鉄道直通の東武「リバティ会津」と好勝負。

 

 

 

 

 

11時59分、終点 南小谷に定刻到着。ここから先は同じ大糸線でもJR西日本管轄&非電化区間。

 

長野県にJR西日本の路線があるというのもなんだか意外。国鉄時代の管轄がここ南小谷を境に長野と金沢で分かれていた為、JR化後も南小谷がJR東とJR西の境界になったとか。

 

 

 

 

 

跨線橋を渡り2番線へ。

ここからは、今や珍しい長野県で見れるJR西日本の車両 キハ120に乗り換えて糸魚川に向かう。

 

 

 

 

 


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