Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 フォッサマグナ温泉紀行②【5時間7分のロングラン~「あずさ3号」千葉-南小谷 その2】

2020年03月11日 22時01分49秒 | 鉄道旅

これを書いている今日は3月11日。あの東日本大震災から丸9年。
あの日を忘れることなく、犠牲になられた方々の御冥福を祈り、合掌。

 





2020年3月7日<2>



千葉を6時38分に出て南小谷へ向かう「あずさ3号」。新宿を定刻発車し乗客も一気に増え、さらにここからは車内販売開始(松本まで)。旅気分が高まる。

しかしこちらの車内販売は全国的に縮小傾向。「あずさ」でも弁当の販売はされなくなっている。まあ車販があってビールが売られているだけありがたいけど。

 

しかし今日の自分はお腹の調子が悪くビールも飲めず。

 

 

 

 


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立川・八王子でいっそう増客し、80%程の乗車率に。高尾を通過すると毎度おなじみ、一気に山間部へ突入。

 

しかしこちらE353系の座席上ランプを見てると、日野~豊田辺りで赤だったのが黄色に変わり、八王子で乗車直前購入の人が乗ってくるな、などとわかってなかなか面白い。

 

そして客層を見るとやはり登山グッズを携えた方が多く、大糸線直通列車ならではの雰囲気。

 

 

 

 


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絶景スポットの新桂川橋梁を渡る。時刻は8時25分。乗車してから2時間近く経つけど「もう2時間?」という感覚。やはり在来線特急の旅は楽しい。

 

 

 

 


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笹子トンネルを抜けると、背後に南アルプスが聳える甲府盆地が見えてくる。こちらも中央線絶景スポットの一つ。


それにしても、E353系はコンセントが装備されていてありがたい。やはりこれがあるのとないのとでは大違い。

 

 

 

 


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9時7分、甲府に到着。ドバーッと降りるのかと思ったらそうでもない。車内はまだ60%程の乗車率。やはり大糸線まで行く人が多そう。

 

 

 

 


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9時18分、観音様が見守る韮崎に到着。ここから列車はグイグイ標高を上げていく。

 

 

 

 


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やがて車窓には雪を頂いた雄大な南アルプスの眺め。いつ見ても冬~早春のアルプスはきれい。

 

しかし空前の暖冬だった今冬、やはり雪が少ないように見える。この雪が少ない冬景色を見ると地球が心配になる。

 

早起きが祟ったか、小淵沢を過ぎた辺りで睡魔が襲ってきた。たまらずしばしのうたた寝。

 

 

 

 


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富士見・茅野・上諏訪・下諏訪と停車していたのは薄っすら覚えてるけど、塩嶺トンネルを出たところで本格的に思考復活。

 

塩尻を発車すると車窓左側には北アルプスの眺め。この先の大糸線内、北アルプスはいっそう白さが増していそうで楽しみ。

 

 

 

 


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10時23分、松本に到着。「まつもと~まつもと~」おなじみの到着放送。これ聞くと「松本来たっ」て感じがする。これはもはや松本駅には不可欠。変えたり無くしたりせずこのままであってほしい。

 

松本でもそこそこの降車があったけど、それでもまだ30%程の乗車率。やはり「あずさ3号」は山へ向かう乗客が多い。


そして松本では後ろ3両の付属編成切り離し。4分程停車時間があるのでホームに降りてみる。こういう小休止はありがたい。

 

向かいのホームには211系普通高尾行きが停車中。車内はロングシート。松本-高尾もクロスシートなら楽しいんだけど、ロングシートだとただの苦行。

 

115系が211系に置き換えられて以降、中央線もロングシート苦行率が各段に高まってしまった。「あずさ」があるからまだいいけど、ロングシートが来るかクロスシートが来るかわからない普通列車の旅は非常にしづらくなってしまった。

切り離し作業が終わり10時27分、松本を発車。この先は大糸線へ。千葉は雨だったけど松本は晴れ。大糸線の絶景が楽しみ。

 

 

 

 


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