Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020-2021 冬の釣り旅in四国⑧【痛恨の3分…「サンライズ瀬戸」東京行き】

2021年02月14日 21時33分07秒 | 鉄道旅

2021年1月1日

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

愛媛県の八幡浜で迎える2021年元旦。午前7時30分起床。曇っていて初日の出は微妙だけど、東の空だけ絶妙に雲が途切れている。

 

 

 

 

 

7時52分、山から太陽が姿を現し2021年の初日の出。なんとか拝めた。

 

 

 

 

 

ご来光のあとに今日も健康朝食を頂く。お正月らしく一部おせちメニュー。

またしても食べすぎた(^_^;)

 

 

 

 

 

食後は八幡浜産みかん。これを食べたらチェックアウト。名残り惜しい〜。

 

 

 

 

 

10時ちょうど、5泊したスーパーホテル八幡浜をチェックアウト。スーパーホテルらしい上質空間で快適な5泊だった。八幡浜に来る時はリピート確定。しかし普段は予約取りにくいのが難点。

 

今日はこれから帰路に着く。午後の列車で高松に向かい「サンライズ瀬戸」に乗り継ぎ。「サンライズ」は「瀬戸」が強風、「出雲」が大雪で昨日一昨日と2日間運休。果たして今日は運行されるのか気がかり。

 

列車の時間までは八幡浜の街をブラブラ。元旦ということで人通りは少なく、街はひっそりと静まり返っている。

 

 

 

 

 

まずやって来たのは八幡浜黒湯温泉みなと湯。四国では珍しい黒湯モール泉。自販機で入浴券600円を購入し入館。

 

浴室へ入ると、あれ?黒くない(゜゜)

 

あとで知ったけど、オープン当時は黒かったものの、段々と色が薄くなってきたとのこと。とは言え成分的には変わらないとか。洗いを済ませ黒湯に入ると、ん?塩素臭が…。循環濾過により源泉の良さはあまり感じられず消毒臭が目立ってしまってる感じ。

 

一方、露天風呂に入ってみると、こちらは塩湯と呼ばれる別の湯。天然か人工かわからないけど、ほのかにしょっぱいなかなかいい湯。塩素臭も気にならず自分にはこちらの方が合ってる。湯の中にビーチチェアが置かれていて、こちらを使用し寝湯。気持ちいい〜。

 

最初はやや混んでたけど徐々に空いてきて、静かな温泉タイムを満喫。

 

〈八幡浜黒湯温泉みなと湯 個人的独断評価〉★★★☆☆

こちらの目玉である黒湯、色が薄くなってきたのは致し方ないとして、源泉の面影があまり感じられないのが残念。しかし露天の塩湯はなかなか。内湯・露天共にビーチチェアが設置されていて、空いてれば寝湯が可能。

 

 

 

 

 

風呂上がりは休憩所で一眠り。あ〜極楽。ちょっとのつもりが1時間も眠ってしまった。時刻は12時30分。ここで鉄道運行情報を見てみると「サンライズ」運休の知らせは無し。この時間で運休情報が出なければ恐らく大丈夫。一安心。

 

ホッとしたところで退館し、昼食を食べに行く。

 

 

 

 

 

道の駅みなっとにあるどーや食堂で八幡浜産海の幸を頂こうという目論見だったけど、なんと休業日(*_*)

 

そりゃ元旦で休みの可能性大なんだからちゃんとリサーチしてこないと。あ〜マヌケ。仕方ない、他をあたろうと八幡浜駅に向かって歩くも、1軒たりとも開いてる店は無し。完全にやっちゃったな。

 

 

 

 

 

途中にある八幡神社で初詣。階段が急でビビる。ささやかなお賽銭と共に今年の無病息災を祈願。

 

その後も何か食べれる店を探すも、全く無し。諦めてスーパーで買って列車の中で食べようとエースワンに行くとここも休み(+_+)

しかし近くにあるフジがなんとか営業してくれてたので、ここで無事に食料確保。そのまま八幡浜駅へ。

 

 

 

 

 

列車の時刻まであと1時間あるので、ネットして過ごす。しかしお腹空いたな〜。元旦なのでお屠蘇も飲みたいし。

 

 

 

 

 

意外に早く1時間が経過し、15時27分「宇和海20号」到着。先頭4号車の指定席に乗車すると定刻に発車。コロナの影響と思われ車内はガラガラ。

 

 

 

 

 

年末の1週間を過ごした八幡浜をあとにする。寂しい〜。

八幡浜&伊方、初めて来たけどいい所だった。特に佐田岬半島から見る宇和海が絶景。まさか雪に降られるとは思わなかったけど。

 

 

 

 

 

ここでようやく昼食。

泡の出るお屠蘇と共に頂く(;´Д`)

 

 

 

 

 

伊予大洲を出ると「愛ある伊予灘線」と分かれて内子線へ。当初はここを流れる肱川の河口で釣りするつもりだったのが、偶然行き着いた伊方港の魚影が濃く、タナボタ的に楽しませて頂いた。

 

 

 

 

 

長大な犬寄トンネルを抜けると前方に瀬戸内海。お〜なかなか雄大な眺め。列車は松山へ向けてラストスパート。

 

 

 

 

 

16時19分、松山に到着。ここで前方に待ち構える列車に乗り換え。

 

 

 

 

 

8000系「しおかぜ26号」。行きも思ったけど、乗り換え列車が前方にいるというのは珍しい形態。

 

 

 

 

 

指定席の3号車に乗車すると松山を発車。行き同様に最後列のコンセント付き席を確保。そしてこの列車もガラガラ。本当にこのままの状態がずっと続くと今後減便は免れなさそう。

 

 

 

 

 

列車は夕暮れの予讃線を爆走。胸のすく走り。スマホの速度計測アプリでスピードを測ると最高時速130km!静かな車内に心地いいモーター音が響く。

 

 

 

 

 

18時34分、宇多津に到着。ここで乗り換え。

 

 

 

 

 

「しおかぜ」に先行して発車する8600系「いしづち26号」高松行き。定刻に宇多津を発車。

 

 

 

 

 

JR四国最新鋭の8600系。車内はとても静かな上質空間。高松まで20分弱の乗車。もっと長い時間乗ってみたくなる。

 

 

 

 

 

18時54分、八幡浜から約3時間30分で高松到着。

 

 

 

 

 

ん?9番線隣の引き込み線に今宵のお宿となるはずの285系が停泊中。

いつもこの時間ここにいたっけか?留置場所が変わったのか?昨日一昨日の運休の影響か?それとも、まさか今日も運休?ヤバい、油断してた。不安になって運行情報を見ると「サンライズ」運休情報は無し。マジでビビッた。しかし本当に大丈夫か?

 

予定通り運行なら「サンライズ瀬戸」発車まで約2時間30分。この時間で夜行列車乗車前のお清めと夕食調達しに行く。

 

まずは夕食調達。改札出た所にあるはずのエースワンで、と思ったら、無い!え〜マジか?行きもここ来たのに全然気付かなかった。どうやら高松駅前再開発に伴って閉店したらしい。ガックリ。

 

今日は元旦だしコンビニしか空いてないか?という訳で先にお清め儀式へ。

 

 

 

 

 

高松駅から徒歩約15分。ニューグランデみまつに到着。温泉付きホテルで外来入浴できる。まずは自販機で入浴券購入。500円。しかもフェイスタオル付きと良心的。

 

さっそく浴室へ。まずは洗いを済ませ湯船へ。気持ちいい〜。鉱泉沸かし湯ながら、塩素臭が気になることもなくリラックスできる。泉質はナトリウム-塩化物泉。それほど濃い成分ではないようだけど、時々注がれる源泉はやや硫黄臭があり高松の街中とは思えない。内湯のみながら、適度に外気が入りそこそこ長湯できる。45分コースで満喫させて頂いた。

 

〈ニューグランデみまつ 個人的独断評価〉★★★★☆

高松の街中とは思えない良質な湯。500円でフェイスタオルまで付いてくるのでコスパも最高。「サンライズ瀬戸」乗車前の一風呂にぴったり。

 

温泉を出ると、目の前にあるスーパーマルナカが営業中!やった。刺し身か寿司が食べたかった中、無事に寿司を調達。しかも閉店前の割引セールでオトクにゲット。

 

 

 

 

 

高松駅に向かって歩く。温泉上がりに夜風が程よく冷たくて心地いい。途中ことでんの列車が来たので高松城跡をバックに1枚。元京王の5000系。自分が子供の頃よく乗っていた車両で、今も地方私鉄で活躍中。思い出深い車両なので、末永く活躍してほしい。

 

 

 

 

 

高松駅に戻ると「サンライズ瀬戸」の発車案内出現。大丈夫と思いながらもヒヤヒヤしてたので、これ見て安堵のため息。

 

 

 

 

 

9番線に行くと「サンライズ瀬戸」が入線済み。「出雲」は発車直前に入線してくるけど、「瀬戸」は早めに入線してくれるのでありがたい。

 

 

 

 

 

9号車に乗車。部屋はシングル2階海側のベストポジション。やはり上りは明石海峡大橋と翌朝の相模湾を見たいので海側希望。今回は10時打ちだったので選べなかったけど、運良く海側に当たった。

 

 

 

 

 

発車前に車掌さんの検札があり、定刻21時26分に高松を発車。とにかく無事運行されて良かった。この時点で9号車2階の乗客はまばら。

 

 

 

 

 

坂出を出て宇多津デルタ線を本四備讃線へ。海に向かって伸びるネオン、瀬戸大橋が見えてきた。

 

 

 

 

 

そして瀬戸大橋へ。真っ黒な海に工業地帯の灯りが映し出される。やがて灯りは海に浮かぶ漁船の漁火に変化。部屋の照明を消せる寝台列車ならではの情景。

 

 

 

 

 

そして月明かりも。海の夜景に釘付けとなる中、10分ほどで瀬戸大橋を渡り切り本州へ。楽しかった四国とここでお別れ。

 

 

 

 

 

児島に到着しJR西日本の乗務員に交代。新鋭の2700系アンパンマン列車とすれ違う。

 

 

 

 

 

児島を出たところで夕食タイム。まずは渇いた喉にビール。

うめーっ(゚∀゚)

そして寿司とおつまみ。マルナカが開いててくれてよかった。

 

 

 

 

 

22時24分、岡山に到着。「瀬戸」「出雲」連結儀式見学で8号車付近にギャラリーが集結。自分は個室で引き続き夕食タイム。

 

やがて連結の軽い衝撃が車内に伝わり「出雲」連結完了。ギャラリーがワラワラと車内へ戻ってきて定刻22時34分、岡山を発車。大雪が懸念された「出雲」も定刻で来てくれて、このまま行けば0時消灯のライトアップ明石海峡大橋は見れそう。

 

列車は月明かりの山陽本線を爆走で進み、定刻23時35分に姫路を発車。久々の明石海峡大橋はもうすぐ。しかし本当に消灯寸前の23時58分頃通過するので、ちょっとでも遅れるとライトアップは消されてしまう。しかし今日は大丈夫。

 

と思ったら、加古川付近でなぜかスピードダウンし、遂に抑止!うわっ、ここで?マジか?トラブル?しかし既にお休み放送が流れて放送中断されてるので何が起きてるかわからず。明石海峡大橋が遠のく。

 

幸い3分ほどで列車は動き出した。先行列車の遅れだったか?このまま行くと明石海峡大橋は0時1分頃通過。超微妙。

列車は再び爆走しだしたものの23時58分に明石を通過。明石海峡大橋は次の朝霧で最もよく見えるけど、あと2分。間に合うか?

 

 

 

 

 

そして0時1分、朝霧を通過。ここで正面に見えるはずのライトアップ明石海峡大橋、

無情にも既に消灯〜(ー_ー;)

あ〜せっかくの海側なのに、上り「サンライズ」のハイライト見れず。ガックリ。

 

 

 

 

 

車窓には月明かりの大阪湾。これも上り「サンライズ」の見どころだけど、明石海峡大橋見たかった…。

 

意気消沈し就寝前のトイレに行くと、8号車2階は意外にも1室のみ空室で他は埋まっている。昼の座席車はガラガラだったのに。コロナ禍で、ソーシャルディスタンスを保てる個室狙いの人が多いのか?ノビノビ座席は不明。

 

 

 

 

 

3分遅れの0時16分、三ノ宮を発車したところでブラインドを下ろし就寝。明石海峡大橋見たかった、といつものように往生際悪くブツブツ言いながら夢の中へ。zzz…。

 

 

 

 

 

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