ちょっと早いが、
明後日1月19日は、横綱大鵬の命日だ。
横綱大鵬で思い出すのは、
1963年(昭和38年)の秋場所の
大鵬ー柏戸戦だ。
優勝決定戦で、柏戸があっさり勝った後、
作家の石原慎太郎が
新聞で「あれは八百長ではないか?」と書いた。
大地一人は断言するが、
あれは八百長ではない!
勝負事は、自分の得意な形になると、
簡単に勝つものだ。
競馬だって、逃げ馬がマイペースで逃げれば、
楽勝できる。
逆に、ハイペースなら、どん尻負けだ。
昭和38年秋場所の大鵬ー柏戸戦は、
柏戸が十分な形になった。
だから柏戸があっさり勝った。
横綱・北の湖だって、黒姫山に、あっさり2連敗している。
黒姫山の押しがうまく決まったからだ。
年度代表馬のキタサンブラックだって、ダービーで、
14着の惨敗だったじゃないか。
ハイペースだったからだ。
勝負事とは、そういうものなんだよ。