このフレーズを知っている人は、
よほど、アメリカンポップスに詳しい人だ。
Don’t mother me!
・・・・は、
「子供じゃないの(Don't Treat Me Like a Child)」
のワンフレーズだ。
(1961年2月に発表されたヘレン・シャピロのデビュー曲)
ずばり、意味は、
「お母さんのようなデカイ態度は取らないで」
ということで、
「子ども扱いしないで!」
ということになる。
motherを動詞で使っているところが面白い。
このあとには、
That makes me wild・・・が続く。
「イライラするわ!」
って感じだ。
思春期の少女たちの気持ちが、
よく表現されている・・・よな。
英語では、このように、
名詞をそのまま動詞に使うことが
すっごく多い。
He bad-mouthed me・・・は、
「彼は私の悪口を言った」
ということで、
こういう表現を使えば、
英語も、簡単だな・・・ということになる。
天候のweatherは、よく動詞に使う。
Weather the difficulties!
意味は「難局を切り抜けろ!」
名詞ばかりでなく、形容詞のbraveも、
動詞に使うことがある。
Brave the world!
意味は、
「勇敢に、世間に立ち向かえ!」
驚くことには、bestも動詞に使う。
Best that man!
意味は、「あの男を負かせ!」
・・・・学校では、
こういう楽しい表現は、
習わなかった・・・・よね。
面白い表現は、オッパイ・・・いや、イッパイあるのに!
残念!・・・だよな。