ネットを通じて、
多くの、金のある人と出会った。
彼らの特徴は、
「自分の金を守ること」
・・・が第一だ。
だから、しばしば反道徳的なことを、
平気でやっている。
なぜか?
俺のような貧乏人は、
いつも神を畏敬している。
つまり、神を畏れて、
反道徳的なことは、
できないわけだ。
ところが金のあるヤツは、
神よりも金を愛しているんで、
神は怖くない。
だから平気で反道徳的なことをするわけだ。
また金があると、
世間の貧乏人の存在が、
うれしくてたまらない。
貧乏人の行動を見て、
にんまり、内心笑っているわけだ。
そういう優越感は、
クセになる。
したがって、
ちょっとした出会いでも、
どうにかして、「目の前の人間」よりも、
自分が上だ・・・と思いたくなる。
それで、少しでも自分よりも
社会的ステータスの高いヤツを見つけると、
「どうやって、いじめようか」
って考える。
こういう人間の精神が成長するはずがないし、
むしろ、どんどん退化するだろう。
しかし、金があるので、
ヘッチャラだ。
どんなことをしても、
どんなことをされても、
金があるうちは、
悠々自適なのだ・・・という自己暗示の中にあるわけだ。
でも死んだら、
こういうアホは、
ケツを振って、
神の裁きの前に、逃げ回るだろう。
怖い、怖いよぉ~・・・と
泣き叫びながら、
逃げ回るだろう。
そのシーンが、目に見えるようだ。
死んだら初めて、
金など、
何の価値もないことがわかるのだ。
貧乏でも、
一歩一歩、精神のレベルを引き上げた者こそが、
死後において、
王者の冠を、被ることができるのである。