アイリス あいりす 

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日本人の能力と知性の不足が招いたAIIB不参加<1378>

2015-04-16 23:28:58 | 社会問題 日々雑感

天木直人公式ブログより転載しました。http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/12/#003230

2015年04月12日

これではAIIB参加問題で日本は中国に勝てないはずだ

 AIIB参加問題は、創設メンバー期限の3月31日が過ぎたから終わったのではない。それどころか、これからますます中国と日本の真剣勝負の場になっていく。しかし、日本は中国に勝てない。

 いや、そもそも中国は日本とこの問題で協力したいと思っているのに、日本が一方的に先輩風を吹かして愚かな一人相撲をしているのだ。

 それを、きょう4月12日の朝日新聞の吉岡桂子編集委員が「波聞風問」というコラムで見事に言い当てている。

 すなわち、その要旨はこうだ。

 

 アジアインフラ投資銀行の初代の総裁と目される金立群という人物は、中国・財務省で次官まで務めた国際派金融官僚であるという。1949年生まれの65歳の金氏は、文革が終って復活した大学入試で北京外国語大学に入り、30歳近くになって英文学を学び始めたという。

 ボストン大学に留学し、流ちょうな英語をあやつるだけではなく、理路整然とした能弁ぶりは米国の金融関係者も「あいまいさがなく、理解しやすい」と評価が高いという。入省後、最初の仕事がワシントンの世界銀行であり、90年代にも世銀を担当したという。2003年にはアジア開発銀行(ADB)で韓国から副総裁ポストを奪取した、その本人であるという。

 その金氏が、去年5月のADB総会で、お互い財務省時代から知り合いの渡辺博史・国際協力銀行総裁をみつけて近寄り、「日本にもAIIDに是非参加してほしい」と三顧の礼を持って迎えていたという。 「ADBや世銀との役割と重複をどう考えるのか」と問うた渡辺に対し、「中国はG20の一員であり、私はADBで副総裁を務めた。きちんとした銀行にします」と答えたという。金氏は、その前に、既に北京の日本大使館に木寺昌人大使を訪ね、昨年の6月には、東京で古沢満宏財務官にも会って説明をしているという。

 

 中国は一年以上前から誠心誠意を持って日本の説得につとめていたのだ。

 日本の官僚たちはそれを聞き流し、今ごろになって慌てて議論を始めている。

 私は金立群という人物を知らないが、ここに書かれていることから判断すると国際的評価の高い有能な人物だ。

 私は古沢という財務官は若すぎて知らないが、木寺は後輩で知っているし、渡辺は同世代の大蔵官僚であり、知っている。

 金氏と比べれば、その能力や仕事に取り組む姿勢は、足元にも及ばない。

 英語力においては言うに及ばすだ。

 官僚という特権階級にあぐらをかいている。

 これを要するに国際金融に取り組む基本姿勢と真剣さが中国と日本では、まるで違うのだ。

 AIIB参加問題で、日本はどう考えても中国に勝てない。

 親方日の丸の日本官僚が主導する日本と、世界の大国を目指す中国の官僚の気迫の違いだ。

 日本の政治家も官僚も、いたずらに中国を嫌ったり、対米従属にうつつを抜かしているのではなく、謙虚になって日本国民のために何が国益かを、真面目に考えるべきであるということだ(了)

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◆この内容は驚きですね。このように、働きかけが1年も前に会ったのにも関わらず、図に乗ってひとり相撲をとっていたのは、アベバカバカチンチンです。バカチンを2個つけました。

「いい気になって、首相の椅子の権力に物を言わせているけど、世界を知らない井の中の蛙だよ。『ケロケロ』悔しかったら、盛り返して御覧、沖縄の県民をいじめずに、喝采を浴びるほどの、決断を見せてご覧。御山の大将のつもりが、砂山の大将だよ。大笑いものだよ!!」

「官僚も東大を出たからって、威張るんじゃないよ!!日本は狭い国だと知らないのかい?世界を相手にする仕事が官僚だってこと、忘れているよ!いつでもどこでも、学ぶ意欲を忘れているよ!東大出ても、この程度!!難しい公務員試験を通っても、この程度、内弁慶でお粗末だよ!!自分の未熟にも気が付いていないのは、アベバカチンと同等!!」

今日は思いっきり、ため口を使ってしまいました。

 

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