
続きましてTemplo de los Guerreros(戦士の神殿)。内部構造を持っていますが中には入れません。

柱だらけです。

やっぱり柱だらけ。

神殿裏にはもともと柱だったと思われる石材が無造作に転がっています。

Mercado(市場)と呼ばれている区域。あちこちに出店しまくる現在のメキシコ人からは想像もつかないほどこじんまりとした空間です。「市場」という名称も便宜的に付けただけで、実際のところ何に使われていたのかは不明なんだと思います。

市場の柱。熱帯丸出し。とにかく暑いのでくどいですが水分必須。
Chichén Itzáの敷地内には土産物売りがあちこちにいます。どこも主力商品はピラミッドや太陽の石の置き物やTシャツで、一番需要があると思われる飲み物を扱ってるところは見た限り一軒もありませんでした。
午前中は主に店の陳列を行い、観光客が増えてくる昼頃からぼちぼち売り込みを始めます。しかしものすごく暑いので熱心に呼び込みをする店はありません。店番の少年は完全にダレてて、見ていると気の毒になってきます。店共通の合言葉は「10ペソ~10ペソ~(=100円)」です。
店の人間はガイジン然とした欧米の観光客には積極的に売り込んでいくのですが、ボクのようなアジア系のガイジンにはあまり売り込んできません。たまに声をかけられても「スペイン語できるんかい!→メキシコ初めて?→いつまでいるの?→(しばらく身の上話)」と商売とはかけ離れた方に話が逸れてしまいます。

Tumba del Gran Sacerdote(高僧の墳墓)と呼ばれている建物。規模は小さいながらもきれいな形をしています。

El Caracol(カタツムリ)。天文台であったと推測されています。

カタツムリ上部。この窓が天文観測に適するよう作られていることからこの建物が天文観測所であったとされています。

横から見たらこんな感じです。

Casa de las Monjas(尼僧院)と呼ばれている建物。これも実際にどういう目的で使われていたのかは不明です。

Chichén Itzáにはイグアナが大量にいます。草食でおとなしい性格なので噛み付いてきたりすることはまずありません。人間が近づくと逃げます。
まわりの環境と同系色をしてるのでぱっと見ただけではイグアナの存在に気付きませんが、敷地内を歩いているとガサガサッとわざわざ音を立てて少しだけ逃げていくのでイヤでもその存在に気付きます。
草を食べるイグアナ。かわいすぎる(*´Д`*)ハァハァ。

Chichén Itzá近郊のCenote(セノーテ=泉)です。ツアー参加者のうち希望者のみ行く形で、残りはレストランで先に食事となりました。入場料60ペソ(=600円)。

見ての通り入って泳げるセノーテです。魚もいっぱい泳いでいます。水着とタオルはレンタル&販売があるので用意して行かなくても可です。大量にぶら下がってる糸みたいなのは植物の根です。水面まで20mほどありますがダラーンと下まで伸びて水を吸っています。
色をつけたようなエメラルド色の水が印象的です。YouTube本家にアクセスすれば高画質で楽しめます。
われわれセノーテ組はこの後レストランに行って食事をしたのですが、セノーテ行ってない組が早々に食事を終えていたこともあって大急ぎで食べねばなりませんでした。前のエントリーの写真に写ってるフランス人と食事しましたが、こんもり盛ったデザートのメロンが災いして、二人とも必死にかぶりついて大急ぎで嚥下しました。

17:40
メリダ市街に帰ってきました。明日のUxmal(ウシュマル)ツアーをまたホテルのレセプションの子に押さえてもらいました。聞けば夜の10時にならないとメリダには帰ってこない長丁場のツアーらしいです。ですので明日の夜10時以降発のバスチケットを買いにバスターミナルへ行きました。

メリダのバスターミナル。これは2等バスターミナルでもう一つ1等バスターミナルが隣にあります。2等のターミナルでも全車種のチケットを販売しているので、わざわざ遠い方にまで出向く必要がなくて助かります。
窓口で行き先と時刻を言えば発券してくれます。このとき「¿Para hoy?」と聞かれます。これは「今日分ですか?」と聞いているので、明日の券ならば「Para mañana, por favor.(明日でお願いします)」と言います。
座席を選べる車種であれば選ばせてもらえます。一つの座席に一つの数字が割り振られているのでこちらはわかりやすいと思います。

現物のバスチケットです。一番上のADOと書いてるのはバス会社の名前で、そのままアーデーオーと読みます。大手のバス会社なのでバスと言ったらADOみたいな認識があるようで、タクシー運転手に「バスターミナルまで行ってちょうだい」と言えば「ADOですか?」と聞き返されます。