
Museo Nacional de Antropología(国立人類学博物館)にやってきました。

入場料は48ペソ(=480円)。カバンなどは入館前に横のクロークに預けねばなりません。こちらはタダです。館内展示物が多岐に渡るため、撮影する写真の数も膨大な量に膨れ上がることが予想されます。ですのでフィルムや電池、メモリーカードなどの予備をポケットに入れて入館することをオススメします。

万が一、入館してからメモリーカードがいっぱいになってしまい、予備のカードがクロークに預けたカバンの中にあるという場合でも、再入館したい旨を入口の警備員に伝えれば、このように入場券裏に再入館可の「seguridad」とハンコを押してもらえるのでクロークでメモリーカードを交換後再入館できます。

中庭のようす。ここをぐるっと取り囲むように展示場が作られています。ひとつひとつの展示品が価値のあるものなので、ゆっくり回っていれば時間が足りません。かといって飛ばしてしまえるものもないのでボクは片っ端から写真に収めることにしました。撮影したその数700枚超。
もちろんその全てをアップしても読み手は退屈でしょうから、そのうちの1%を以下にご紹介します。残りの99%はまた別の機会に簡単な解説付きでアップするのもいいかなと思っています。

Chac-Mool(チャックモール)。チャックモールは天界と人間界との間のメッセンジャーと考えられていたようです。腹部に凹部があってそこに人身御供として提供された人間の心臓が乗っけられたとか。

マヤ文字の石碑。Dintelと書いてたので何かの入口だったのかもしれません。

マヤ文字の石碑パート2。

細部に至るまで精巧に作られています。

Dios del Agua(水の神)。口から出ているゲロみたいなのが水を象徴しているのでしょう。

山本太郎。
(本当はTlazolteotlというアステカの「女神」)

辛淑玉。知らない人はググってください。
(本当はCara Sonriente=笑う顔、まんまです)

白黒の絵文書がある一方、

このようなカラフルなものもあります。

イラストがカワイイです。
絵文書に関する館内ビデオ。

そしてやっぱり目玉はPiedra del Sol(太陽の石=アステカカレンダー)です。これについては後日ウシュマル遺跡ツアーで一緒になったメキシコ人が「私たちにとってものすごく大事なものなの!」と力説していました。日本人にとっての皇室みたいな存在でしょうか。

ウンコチックな形のSerpiente de Cascabel(鈴の蛇→ガラガラヘビ)。メキシコでは日本同様に蛇が神聖視されていたので、こういった蛇をモチーフにした彫像が多く見受けられます。
この日は写真撮影に疲れたのでタコス屋を2軒はしごしてホテルに帰りすぐに寝ました。