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社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

メキシコ4日目―石垣島のような街

2008年09月07日 | 2008メキシコ旅行




15:10 定刻
メキシコシティを離陸。15分ほどしてベルト着用サインが消えてから下界を撮影。





おそらくベラクルス付近上空。右上半分に見えるのはメキシコ湾です。





16:00
軽食が振る舞われます。スナック菓子とパン、そして飲み物です。コーヒーを注文した理由は、他の飲み物よりも「Un café, por favor」って言いやすいからついつい言ってしまうのです。Jugo de Naranja(オレンジジュース)って長いし言いにくいもんね。





スナック菓子。異様に塩っ辛いサッポロポテトみたいな味です。とにかく塩っ辛くてこんなの全部食べられません。





サンドイッチ。ハムとチーズが挟んであります。こちらはさっきのスナック菓子と対照的にやけに味が薄い代物でした。メキシコシティ―メリダ間は単純直線距離で900kmはあるので、もうちょっと普通の食事が出るのかなと思っていましたがこんな感じでした。出るだけマシと考えましょう。





メキシコ湾を突っ切ってユカタン半島上空です。とにかくジャングル。写真では開発の跡が見て取れますが、そういう例外を除けば全てジャングル。広葉樹が犇めき合って生えているので、上から見たら青のりをかけすぎたお好み焼きみたいに見えます。





Mérida着。メリダはユカタン州の州都です。今まで高地にいた分空気が濃く感じられます。





カテドラル。全体を撮ろうとしても緑が鬱蒼と生い茂っているのでこのような写真になります。メリダは熱帯気候のため高山気候のメキシコシティとは全く植生が異なっています。

暑くて色の濃い緑が多いメリダの街は、以前訪れた石垣島に似てるなと思いました。街全体がコンパクトにまとまっているのも似ていて、ここにいると全然メキシコにいるという感覚がしなくなる不思議な街です。





空港のホテル案内所で予約してもらったHotel Colónに泊まりました。430ペソ(=4,300円)。さっそく明日のChichén Itzáツアーの予約をしました。





部屋の中はこんな感じです。入るや否や数匹の蚊がブンブン飛んでいるのが目につきます。手で叩き潰しただけでも3匹いたので実際はもっといるでしょう。大嫌いな蚊のせいで急に冷涼なメキシコシティが恋しく感じられます。蚊のいる部屋なんて考えられないので薬局へ蚊取り線香を買いに走ります。

「あの~espiral(渦巻き)ありますか?」
「え?何ですか?」
「渦巻きですよ、渦巻き。蚊をやっつける(contra los mosquitos...)」
「あーコレでしょ。(と言いながら虫除けスプレーを差し出す)」
「いや、それじゃなくて渦巻きなんですよ渦巻き、グルグルの…」
「わかりません」
「(必死に渦を描く)」
「……あ、ひょっとして…コレかしら?」
「Sí! Sí! Sí! Sí!!!!! Muchas gracias!!!!!」





薬局でのそんな激闘の末獲得したメキシコ製蚊取り線香、その名も「Mosquito Killer(蚊殺し)」。12ペソ(=120円)。カビキラーみたいなノリで命名したのでしょう。





裏の説明書き。マイルドなラベンダーの香りみたいなことを書いていますが、全く普通の蚊取り線香の匂いです。レセプションの子には蚊取り線香を使うことを言ってあるので、後々になって客室内に残った匂いが問題になることはないかと。





設置の図。ほとんどの蚊を手で叩き潰してしまっていたのでMosquito Killerの効力についてはいかほどのものかは分からずじまいです。





とりあえず天敵を撃退したのでお腹を満たすためホットドッグ屋台で食料を調達します。8ペソ(=80円)×3個。普通のホットドッグより大きくて良いのですが、この日の晩は上に乗ってる唐辛子のせいで一晩中お腹が痛くなってしまうのです。

屋台の人はたいてい「Chile(唐辛子)いる?」と聞いてくれるのですが、ボクは調子に乗って「Claro que sí!(もちろん)」と答えてしまったんですねー、バカですね。明け方までトイレとベッドとの往復運動が続いた夜でした。