つぶやき、遊び・仕事・日常

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門を叩く

2022-03-25 06:51:56 | 日記
落語の師匠がこんなことを教えてくれた。
人生はすべて「門を叩く」ことから始まるのだそうだ。
そこで諦めては何も始まらないのだ。

◆叩かない門は開かない
 落語家というものは、落語の師匠に弟子入りすることから始まる。
 だが、その師匠はちょっとやそっとでは弟子にしない。
 何度も断る、大学生はものにならない、両親の同意はあるのか、決心が不足している等々だ。
 そこで入門希望者は、しつっこいくらいに通い続ける、師匠が根負けするくらいに通って、やっと入門が認められる。
 その後も、板の間で座布団なしに正座をしたり、廊下の雑巾がけをしたり、師匠の身の回りの世話などの雑用をこなすのだ。
 
 門を叩くのを諦めたら、落語家にはなれないし、それは人生でも同様のこと。
 求めない者には、何も与えられることはなく、門を叩かない者は開けてもらえないということなのだ。
 人生にはいろいろな扉があると思われるが、「扉を開く」ことは、「門を叩く」ことから始まるのだ。
 だからこそ、誰かに背中を押してもらうのを待つのではなく、
 締まっている扉をこじ開けるくらいの積極的な気持ちを持つことが大切なのだろう。

 →そうか、門を叩くかぁ、分り易い言葉だ。
  何かを為すためには、何かを越えなければならないということなのだろうな、
  手放しでは僥倖は得られるはずもないという訳だな。