つぶやき、遊び・仕事・日常

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気づかい

2022-03-13 07:00:27 | 日記
普段あまり意識はしていないのだが、我々日本人は気づかいの民でもあるそうだ。
たしかに、自分よりも他人を慮る人はよく目にし、感心させられることも多い。
そしてそんな気づかいは、日本人特有のものでもあるそうだ。
先人の言葉から、そんな日本人を味わってみた。

◆気づかいとはこういうことなのかな
 武者小路実篤、「他人に要求することを先ず(まず)自分に要求せよ。」
 上に立つ人間は、目下の人に対する気づかいが大事なのだろうなきっと。

 本田宗一郎、「自分の喜びを追求する行為が、他人の幸福への奉仕につながるものでありたい。」
 ホンダの創始者の宗一郎は、自分の夢を果たすために努力したが、それは同時に他人への奉仕でもあったようだ。
 ただ間違いないのは、苦しみながらも自分自身も楽しんでいたことだ。

 中村天風、「感謝に値するものがないのではない。感謝に値するものに気が付かないでいるのだ。」
 広く世の中を見渡しているのか、感じ取っているか、何か重要なことを見逃していないか。

 鈴木正三、「たとえ学問広くしていかほど物を知りたるとも、己を知らずば物知りたるにあらず。」
 自分を知っているか、率直になれているか。机上の空論では人は動かない。

 横山大観、「己が貧しければ、そこに描く富士も貧しい。」
 世の中を、世間を、自分自身を五感で味わっているか。
 自らを律しなければ、日本一の富士は描けるはずもない。
 
 →そんな人たちの後ろに並びたいものです。