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ウクライナを見て

2022-03-22 06:44:24 | 日記
ウクライナにロシアが侵攻して戦争が始まった。
詳しくは知らないが、たぶんそこには何らかの理由があるのだろう。
だがそれでも、突然隣国が空爆と戦車で攻め込んでくるとは驚く。
日本はどうなんだ?と思っていたら、東洋経済誌にこんな記事があった。
ハーバード大学ケネス・ロゴフ教授のものだ。
国際金融の世界では著名な方だそうだ。

◆日本はどうすべきなのか
 今回のウクライナに対するロシアの侵攻によって、
 筋金入りの平和主義者も世界の過酷で予測不可能な現実に気づかされたはずだ。
 平和を願わない者などいない。
 だが外敵から身を守る財政的な余力(軍備増強余力)を残しておくという冷徹な視点なくしては、
 持続可能で公平な発展の道を思い描くことさえできないのだ。

 その点で、現実的な戦略もなく脱炭素や格差無き未来を訴えてきた政治家・経営者・エコノミストは、
 今回のロシアの侵攻を自らへの警告と受け取るべきだ。
 現下の危機への短期的な対応がどのようなものになろうとも、世界の長期的な財政戦略は、
 エネルギー安全保障軍事的な抑止力を、環境の持続可能性社会保障と同列に位置付けるものでなくてはならない。

 たしかに平和は大事なことだが、「平和の配当」をむさぼるだけではいけないのかもしれませんね。