つぶやき、遊び・仕事・日常

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王冠か麦わら帽子か

2022-03-23 06:32:06 | 日記
良く知られたことなのだが、日本では今、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進んでいる。
それに伴って「高齢者のうつ」が、社会問題化しているそうだ。
役職定年やら、定年等で「何をすればいいのかわからない、不安だ」と精神を病むのだという。
精神科医&人生案内メンタリストの野村総一郎氏の話が参考になった。

◆ボロボロの王冠をかぶり続けるより、いさぎよく麦わら帽子をかぶろう
 「いつまでも器を一杯にしようとしておくのは、やめたほうがいい。
  自分がやるべきことをやり終えたなら、さっさと引退したほうがいい。
  そのほうがかっこいいし、それが自然の道でもある。」

 この先の人生を、どんなふうに生きていけばいいのかわからないというのは、
 自分が活躍して賞賛され続けたいと思っているからです。
 充足し、満足し、賞賛され、評価される、つまりキラキラした王冠をかぶり続けたいのです。
 だが、自分の役割を理解し、何かの仕事を終えたならば、次の人に委ねていくべきなのです。
 ボロボロになった王冠にしがみついていてはいけません。

 いさぎよく麦わら帽子をかぶるべきなのです。
 空っぽの新しい自分になっていくというのは、素晴らしい生き方です。
 麦わら帽子には、太陽と青空が似合います。
 次の一歩を、そんな帽子とともに踏み出せば、ちょっとわくわくするはずです。
 新しい何かで、空っぽの器をまたどんどん埋めていけば面白いものです。

 →きっとそうなんでしょうね、世の中というものはそうやって綿々と続いてきたのでしょうね。