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仕事は劇的に減らせる?

2023-12-14 06:40:59 | 日記

田中猪夫氏なる方の、仕事論を聞いた。

良くは知らない方なのだが、一定の共感は得られた。

それは実際に役に立ちそうな、こんな論だ。

 

◆効率的とはこういうこと

 良く知られていることなのだが、働きアリのコロニーでは全員が忙しく働いているわけではなく、

 30%ほどの働きアリは仕事らしい仕事をせずにフラフラしている。

 またダーウィンの「進化論」では、環境の変化に対応できない種は滅びると言われている。

 氏はこれらも踏まえて、人間社会の組織も、仕事をしっかりとこなす個体だけではなく、

 常に余力を持つ個体が必要だと説く。

 だが人間社会では、遊んでいれば彼自身が淘汰されてしまう。

 そこで必要となるのが、やるべき仕事は効率的に処理して、余力を持つことだそう。

 そうすることで、環境の小さな変化にも気づき、やがて訪れるだろう大きな変化にも対応できるのだ。

 

 伝統的な仕事の効率化には下記がある。

 ・優先順位をつける

 ・権限を委譲する

 ・習慣的行動の見直し

 ・自動化や効率化

 ・断る勇気を持つ

 ・休息

 ・仕事の放棄

 だがこれらでは、「劇的」に減らすことはできないそうだ。

 氏の説く思考法は3つ、「引いて(俯瞰して)考える」・「既存の知恵を組み合わせる」・「試す」だ。

 引いて考えることにより、冷静に最適解が発見でき、既存の知識を組み合わせることで、新たな知見が得られる。

 そして試す(失敗する)ことにより、不適切な方針があぶりだされるのだ。

 

 →すぐにうまく進めるのはなかなか難しそうですが、まあ覚えておきましょうか。

 

 

 

 


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2 コメント

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Thanks (田中猪夫)
2024-02-15 09:54:49
「引いて考える」「組み合わす」「試す」の3つは、日本の国産ロケットの父と呼ばれた糸川英夫博士の考えたイノベーションを生み出す手法である創造性組織工学(Creative Organized Technology)を3つの凝縮したものです。

・引いて考える:使命分析、目標設定
・組み合わす:オルタナティブ、システム合成、分析
・試す:失敗研究、フィードバック

 何でも役立つ一生ものの考え方になりますので、ぜひ、ご活用ください。
ありがとうございます (wark-tethuya)
2024-02-15 10:38:33
なんと!ご本人からのアドバイスを頂戴しました。より身近になった気がします。これからの人生に役立てていきたいものです。

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