~ 時に、残月、光冷ややかに、白露は地にしげく、樹間を渡る冷風はすでに暁の近きを告げていた。人々はもはや、事の奇異を忘れ、粛然として、この詩人の薄幸を嘆じた。 ~
何回口にしてもかっこいいなあ。
「山月記」だけは、生徒さんに読んでもらうより先に、自分が読みたくなる。
今日は時間が足りず説明に入れなかったが、「この描写はどういうことを表してますか」をこの部分では教えないといけない。
「光冷ややか」「冷風」などのイメージから、「李徴にもたされた過酷な運命を象徴する情景描写である」と言えないといけないわけだ。
ふと思うのは、この答えが絶対なのかと言われたら、証明はできないなということ。
この公式にあてはめると、こうなるので、ほら答えが出るよ、とはならないから。
そんなもんだ、としかいえない。
でも、音楽も同じことをやっている。
理屈はわかんないけど、こういう時はこうテンポをゆらすものなんだみたいに。
そうか。誰のことばだっけ、「これは私がゆらしているのではない、西洋音楽数百年の歴史がこうさせているのだ」といえばいいのか。
何回口にしてもかっこいいなあ。
「山月記」だけは、生徒さんに読んでもらうより先に、自分が読みたくなる。
今日は時間が足りず説明に入れなかったが、「この描写はどういうことを表してますか」をこの部分では教えないといけない。
「光冷ややか」「冷風」などのイメージから、「李徴にもたされた過酷な運命を象徴する情景描写である」と言えないといけないわけだ。
ふと思うのは、この答えが絶対なのかと言われたら、証明はできないなということ。
この公式にあてはめると、こうなるので、ほら答えが出るよ、とはならないから。
そんなもんだ、としかいえない。
でも、音楽も同じことをやっている。
理屈はわかんないけど、こういう時はこうテンポをゆらすものなんだみたいに。
そうか。誰のことばだっけ、「これは私がゆらしているのではない、西洋音楽数百年の歴史がこうさせているのだ」といえばいいのか。