平壌で30日行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の北朝鮮―イラン戦で、北朝鮮が0―2で敗れた後、
観客ら数千人が審判の判定などに抗議して騒ぎ、イラン代表選手らが会場の金日成スタジアムから一時出られなくなった。
一部で警備の係員らともみ合いになったが、約1時間後、警官らに排除された。
試合終了直後の午後6時ごろ(日本時間同)、選手用出口からイラン選手が出ようとしたところ、群衆の一部が突進し、
選手が避難した。一部の群衆は石を投げたり、記者会見場のある2階まで乱入したりし、警備陣ともみ合いになった。
この混乱で、両チームの監督会見は中止になった。選手の取材もできなかった。数千人の群衆が1時間近くスタジアムを囲み、「審判は謝罪しろ」などと叫んだ。
群衆を取り囲んだ警備陣側は数頭の大型犬を連れて待機させた。けが人が出ているかどうかは不明。
試合中にも、審判の判定に不満を持った一部の観客が騒いだ。後半にはスタンドからオレンジや緑の座席や瓶、ペ
ットボトルがいくつも投げ入れられ、中断した。観客席で警察官ともみあう場面もあった。
5万人が入る同スタジアムは超満員で、立ち見の客もいた。試合前にもバックスタンド下から観客2000人余りがグラウンドにあふれ、キックオフが10分遅れた。
外国メディアが平壌で取材する国際試合でこうした混乱が起きたのは極めて異例。北朝鮮チームの連敗で、
観客の不満が高まっていたと見られる。当局もこうした観客の騒ぎなどに十分な対策をとっていなかったようだ。
北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、試合結果を速報したが、観衆の騒ぎには触れなかった
そーす
http://www.asahi.com/sports/update/0330/131.html
北朝鮮での暴動というのは少々怖い。今の結果ではジーコジャパンに余裕がないだけに、いずれ迎える平壌でのアウェーも当然落とせない。最後の最後まではらはらどきどきのジーコジャパン劇場。
観客ら数千人が審判の判定などに抗議して騒ぎ、イラン代表選手らが会場の金日成スタジアムから一時出られなくなった。
一部で警備の係員らともみ合いになったが、約1時間後、警官らに排除された。
試合終了直後の午後6時ごろ(日本時間同)、選手用出口からイラン選手が出ようとしたところ、群衆の一部が突進し、
選手が避難した。一部の群衆は石を投げたり、記者会見場のある2階まで乱入したりし、警備陣ともみ合いになった。
この混乱で、両チームの監督会見は中止になった。選手の取材もできなかった。数千人の群衆が1時間近くスタジアムを囲み、「審判は謝罪しろ」などと叫んだ。
群衆を取り囲んだ警備陣側は数頭の大型犬を連れて待機させた。けが人が出ているかどうかは不明。
試合中にも、審判の判定に不満を持った一部の観客が騒いだ。後半にはスタンドからオレンジや緑の座席や瓶、ペ
ットボトルがいくつも投げ入れられ、中断した。観客席で警察官ともみあう場面もあった。
5万人が入る同スタジアムは超満員で、立ち見の客もいた。試合前にもバックスタンド下から観客2000人余りがグラウンドにあふれ、キックオフが10分遅れた。
外国メディアが平壌で取材する国際試合でこうした混乱が起きたのは極めて異例。北朝鮮チームの連敗で、
観客の不満が高まっていたと見られる。当局もこうした観客の騒ぎなどに十分な対策をとっていなかったようだ。
北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、試合結果を速報したが、観衆の騒ぎには触れなかった
そーす
http://www.asahi.com/sports/update/0330/131.html
北朝鮮での暴動というのは少々怖い。今の結果ではジーコジャパンに余裕がないだけに、いずれ迎える平壌でのアウェーも当然落とせない。最後の最後まではらはらどきどきのジーコジャパン劇場。
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