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JRと私鉄、お客争奪戦 沿線人口減り危機感

2005-04-27 08:07:28 | Weblog
JRと私鉄、お客争奪戦 沿線人口減り危機感
1 :にゃんにゃん ◆777777v/bc @WBSにゃんφ ★ :2005/04/20(水) 07:22:41 ID:???
JRと私鉄に激しい客争奪戦のなかった首都圏の鉄道地図が様変わりしている。新宿、渋谷と
横浜方面を結ぶルートでは、JR東日本が「湘南新宿ライン」の大増発で東急、小田急の牙城
(がじょう)に挑み、新駅で追い打ちをかける。一方、JR常磐線は8月の「つくばエクスプレス」
開業に戦々恐々だ。真っ向勝負が相次ぐ背景には、少子化や都心回帰で乗客減が続き、限られたパイの
奪い合いが始まった事情がある。

今月4日、JR東日本は川崎市とともに、湘南新宿ラインが走る横須賀線新川崎―西大井間に新駅を
つくると発表した。神奈川県内に新駅が誕生するのはJR発足翌年の1988年以来だ。
新駅と連絡通路で結ばれる武蔵小杉駅は南武線と東急線の乗換駅。周辺の工場跡地はマンション計画が
進んで、利用客増は疑いない。現在JR線で渋谷に向かうには2度の乗り換えが必要だが、09年度の
新駅開業後は湘南新宿ラインで直行でき、料金、時間とも大幅に短縮される。東急東横線にとっては、
横浜、渋谷の両端に加え、途中駅では中目黒に次いで乗降客が多い重要拠点に乗り込まれることになる。
湘南新宿ラインは新線ではなく、貨物線路を転用したアイデア路線だが、JRの入れ込みぶりは際だつ。
昨年10月には100億円余をかけて線路設備を改修し、運転本数を倍増。通勤客の取り込みに成功し、
利用客を開通当初の2・5万人から13万人に急成長させた。

JR幹部は「JR線は品川から上野にかけた山手線東側が拠点だが、都心機能は渋谷、新宿、池袋に
移りつつある。山手線西側を押さえることが最重要戦略だ」と話す。
東急や新宿―藤沢間などで競合する小田急は、特急や快速急行を新設。湘南新宿ライン登場前に比べ、
東急渋谷―横浜間は31分から26分に、小田急新宿―藤沢間は62分から53分にスピードアップ
させた。地下鉄との相互乗り入れや複々線化計画も進め、「選んで乗ってもらえるよう、サービス
アップを続ける」と対抗意識を燃やす。
~略~

http://www.asahi.com/life/update/0419/004.html?t


JRの攻勢にたじたじの私鉄。沿線人口は減少し、所有する不動産価値は下落。経営的には真綿で首を絞められるような状態。ただ、今度のJRの鉄道事故で、JRへの逸走に少しは歯止めがかかるかも。

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