三菱自工 役員報酬 ホンダ並

★三菱自　役員報酬3500万円　「ホンダ並み」…批判も

　経営再建中の三菱自動車が平成１５年度に支払った役員報酬の平均が、
ホンダとほぼ同水準となる３５００万円だったことが１９日までに明らかになった。

　三菱自は７月からの役員報酬返上を決めたが、２９日の株主総会では改めて
旧経営陣への批判が出そうだ。
　株主に送付された株主総会招集通知書によると、三菱自が取締役１０人に対して
支払った役員報酬総額は３億５千万円。ロルフ・エクロート前社長ら筆頭株主の
ダイムラークライスラー出身者の高額報酬が総額を押し上げたとみられる。
　同年度に自動車大手が支払った平均役員報酬は、日産自動車の平均約１億
８２００万円が断トツ。
　続いてトヨタ自動車約３９００万円、ホンダ約３６００万円となっており、収益で
両社をはるかに下回る三菱自の突出ぶりが目立つ。
　三菱自支援をめぐっては、三菱グループ内からも高額報酬への批判が強かったという。
このため、１６日に発表した事業再生計画の追加策で、同社は経営責任明確化のため、
役員報酬の全部または一部返上や退職慰労金の支給見送りを決めた。

産経新聞　http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20040620/KEIZ-0620-02-02-52.html

　厚顔無恥ここに極まれり。母体の重工もそうであるが、元来親方日の丸相手の商売だっただけにビジネスの厳しさをわかっていない点があるのではないか？この会社。もはや解体しかないのかも。