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ブランドバブル崩壊? ルイ・ヴィトン、エルメス失速【04/14】

2005-04-17 23:09:11 | Weblog
ルイ・ヴィトンなどの海外高級ブランド人気が、失速の兆しを見せている。
「エルメスの『バーキン』の価格が、年末ごろから10万-20万円ぐらい下がっている」と明かすのは、
ある大手中古販売業者。「バーキン」は、大型のものなら100万円以上する超高級バッグ。
全て手作りなため直営店では予約販売するが、生産が追いつかず、予約も中止。
このため中古店では、定価をはるかに超え「値段はあってないもの」(同)になっていた。
エルメス・ジャポンによると、「今も予約はできない」というが、中古店には海外からも大量に流入。
値崩れにつながったようだ。「ヴィトンも3年ほど前は商品によっては正規より高かった。だが最近は、
(LVマークの)モノグラムの新品でも販売額は90-95%程度。新作も直後は高い値がつくが、
すぐに値下がりする。商品供給が安定してきたからではないか」と、この業者。
ヴィトンとエルメスとは、本来、数多いブランドでも突出した人気を誇る。にもかかわらずの値崩れに、
別の中古店幹部は「直営店の出しすぎ」と嘆息する。昨年3つの大型店を開店したヴィトンは現在、
沖縄から北海道まで50店を展開。全世界の売上高の半分を日本人が占めると言われるヴィトンの日本での売上高は、
01年から1179億円、02年1359億円、03年1529億円と急成長。
昨年度は「本社の方針で単体の売り上げは公開しなくなった」(ルイ・ヴィトン・ジャパン)というが、
同ブランドを傘下にもつ仏LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトンの昨年の日本の売上高(服飾・皮革部門)では、
前年比2%減少。ルイ・ヴィトン・ジャパンでは「(売れ行きは)全然問題ありません」というものの、
今後は「今年は新規開拓より既存店のテコ入れを行なう」と話す。矢野経済研究所の推計では、
輸入ブランドの市場規模は平成8年の1兆9000億円をピークに減少、
04年は前年比2.5%減の1兆1897億円となっている。

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_04/t2005041420.html

 いくらなんでも日本だけで直営店が50店もあるのでは、売り上げが少々おちるときも来るだろう。すでにブランドのプレミア性のようなものもあまり感じられない気もするし・・・。
そもそも日本人はこの2つのブランドに目が行き過ぎ。

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