ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

NHK「プロジェクトX」相次ぐトラブル 行き過ぎ?「美談」演出 放送回数削減も

2005-06-28 07:14:58 | Weblog
NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」をめぐって、トラブルが相次いでいる。
高校の合唱部の活躍を取り上げた5月10日放送の番組では、NHKはその後、その高校に謝罪し、
番組ホームページから削除するなど、かつてない踏み込んだ対応を取った。
無名の人物が障害を乗り越えて偉業を達成するまでの「美談」を描き、毎回視聴者から高い支持を得ている看板番組。
一方、制作スタッフは少人数で、重圧に耐えながら番組を作っているのが実情だ。
スタートから6年目を迎えてテーマのマンネリ化が指摘される中、放送回数を減らす案も浮上している。

■裏付け取れぬまま

5月10日放送の「ファイト!町工場に捧(ささ)げる日本一の歌」は、79年に大阪府立淀川工業高校へ赴任した
新人教師が、合唱部を作って全国コンクールで金賞に輝くまでを描いた。
だが、「当時は(同校は)荒れに荒れていた」というナレーションが流れる回顧部分に同校OBらが反発し、
抗議を受けたNHKが謝罪、訂正した。

NHKが認めたのは(1)暴走族の資料映像を使ったのは行き過ぎ(2)同校の退学者数を年間80人としたが、71人の誤り
(3)合唱コンクール会場に警察官が来たというナレーションを流したが、事実はなかった
(4)「求人はなかった」というナレーションが学校全体に対することのように受け取られ、誤解を招いた--の4点。

なぜ「行き過ぎ」が見逃されたまま番組が作られてしまったのか。NHKは「暴走族のシーンは、バイクを乗り回す
生徒がいたという証言を聞いて頭に浮かんだイメージに合う映像を使ってしまった。退学者数や警察官が来たことは
関係者の証言で得た情報。資料や他の証言などで裏付けを取る努力はしたが、取れないまま放送してしまった」と釈明する。

(2以降に続く)

from 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/tv/news/20050628k0000m040137000c.html
依頼あり
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1119588488/366

依然周囲にもファンが多いこの番組。ただ、ネタにも限界があるだろうし、それで質が低下するのであれば。一旦休止も止むを得ないのではないか?そもそもソフトの蓄積もあるのだから再放送ながしてもいいと思うし。このままだらだら続けるのも名を汚すことになりそう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿