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FW柳沢「急にボールが来たので」★22

2006-06-21 01:55:57 | Weblog
柳沢、沈痛 目うつろ 好機にFW金縛り

日本―クロアチア 後半、決定的なシュートを外し顔を覆う柳沢(AP=共同)
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声はか細く、目はうつろ。柳沢は試合後、沈痛な面持ちで、この日最大の決定機を振り返った。

「ぼくのシュートチャンスはあの一本だけだった。急にボールが来たので。
足の内側でければよかったが、外側でけってしまった」

悔やんでも悔やみきれない。後半6分、加地が右サイドから送った低いセンタリングを痛恨のシュートミス。
目前にあったゴールの枠さえとらえることもできず、ボールは力無く右へそれた。
日本の決定力のなさを象徴するシーンだった。

好機はありながら、初戦に続き頼みの2トップが沈黙。柳沢とコンビを組んだ高原は、それでも気丈に言った。

「チームとして何回かいい形ができた。全体的にミドルシュートを打ったし、クロスもあった。
初戦も良かったが、それが90分できなかった」
しかし、展開がどうあれ、わずかなチャンスに賭け、それを生かすのがFW本来の職責だろう。
1回のミスが命取りになる守備陣に比べ、90分の間に1点でも決めれば御の字。
ストライカーという高度に専門化されたポジションでは、こうした独善的な思考が気持ちの余裕を生む。

W杯に集結した世界トップクラスのFWを見れば分かる。襲い来る敵の動きを逆手に取ったり、
GKのタイミングをずらしたり。人を食ったようなふてぶてしさと冷静さを併せ持つ。

ジーコ監督就任後の4年間、練習で最も力を注いだのがシュートだったが、
相変わらず「早く足を振り抜きたい」という焦りは収まらない。

「なかなか落ち着いてプレーできなかった」。柳沢の嘆きに触れ、世界との歴然とした格差を思い知った。  

(小杉敏之)中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/06wsc/news/2006061990144723.shtml

クロアチア戦痛恨のドローになったA級戦犯柳沢は、各専門紙でも極めて辛口の評価。2chでもすでに22ものすれを消化。確かに流し込むだけだったチャンスを逃したのは柳沢一世一代の痛恨のミス。とじゃいえ、終わったことは仕方なし・・。

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