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橋下市長番記者「記者がネットに実名で恥晒される。発言を躊躇するのも無理はない」 

2012-06-07 07:00:23 | Weblog
 大阪市の橋下徹市長は週1回の定例会見の他、登庁・退庁時の1日2回、“ぶら下がり”と呼ばれる
囲み取材に応じる。そこには30人ほどの番記者が集まる。

 そんな番記者たちの脳裏に刻まれるのが、MBSの女性記者が橋下市長に舌鋒鋭く詰め寄られた5月8日の
囲み会見だ。「君が代の国歌斉唱」に端を発する口論は、「勉強してから来い」と記者が罵倒される騒ぎ
になった。大阪市政の動きをウォッチし続け、『橋下徹 改革者か壊し屋か』の著書もあるジャーナリスト
の吉富有治氏はこう語る。

「ネットでは『橋下さん、その通りだ』『よく言った』との声が多かったんですが、おかしいなって思う
場面がたくさんあるんです。例えば記者に『私の質問に答えられないようならこの会見に来るな』と
言っている。政治家の説明責任と、記者が読者に対してする説明責任は次元が異なる問題でしょう。
橋下さんは論点をすり替えるのが巧い」

 口論を公開した動画アクセス数が200万回を超え、記者が所属するMBSへのクレームが殺到したという。

 こうした丁々発止は珍しくはなく、実名で記者の名前がツイートされ、罵られることさえある。その度に
記者には「反論できなかった」「勉強不足だ」――といった声がぶつけられる。

 番記者を擁護するつもりはないが、橋下市長は役所を代弁して意見を述べることができる立場である。
一方、記者たちが会社代表として持論を披露することはできないのもたしかだ。
(>>2-に続く)

▽NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20120606_114244.html
前スレ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1338996115/
 番記者の一人がいう。
「それが記者の弱みだとわかっていて、そこに付けこむのが橋下流。質問には相当神経を使わなくては
いけない。例えば『これから○○さんと会うようですが、何を話す予定ですか』には、『これから話を
するんだし相手に失礼じゃないか』と。『皆さん、あの記者にもっと考えて質問するよう教えてあげて』
と橋下市長が皮肉った記者がネットで名指しされ、恥を晒されてしまう。記者が発言を躊躇するのも
無理はない」

 記者クラブでは、いつのまにか厳しい質問を浴びせる機会は減少。橋下市長中心にメディアが回る
ようになっているという。

▽関連スレッド
【マスコミ】 MBS女性記者、橋下市長に君が代条例でトンチンカンな質問連発した挙句、「ウッフッフッ…これくらいにしとく」★4
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336516212/
【論説】 「橋下市長、MBS記者の下手な作戦を返り討ち。ネットなくマスコミ報道だけなら、記者の酷さは周知されなかった」…高橋洋一★3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336719694/
【政治】 橋下市長 「MBS、記者の質問部分カットして僕が頭おかしいみたいに報道。ネットあって良かったが、テレビ世代は事実知らず」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336816761/
【マスコミ】 MBSの反・君が代記者が橋下市長を取材した報道番組「VOICE」、記者の質問内容はカットして放映
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336812385/

署名記事を書いたりもするわけだから、こんなロジックは通らないのでは??
マスコミは自らの権力をよくご存じない。