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白鴎大学の福岡政行教授、議席数予測 「自民党220、公明党26、民主党130」

2012-01-01 12:10:01 | Weblog
予想される多くの激変の中でも、日本の未来に大きな影響を及ぼすと考えられるのが“永田町の行方”である。

白鴎大学の福岡政行教授は、既存の大政党が推す候補を破って大阪市長に就任した
橋下徹氏率いる大阪維新の会と、みんなの党が連携し、総選挙の結果、キャスティングボートを握る
「政界大再編」が起きる可能性が高いと分析する。

私は解散・総選挙は2012年の春から夏にかけて行なわれる可能性が高いと見ている。
低迷する内閣支持率は、この先さらにどんどん下がり、政権にレッドカードが突き付けられるだろう。

しかし、2012年度予算を通さずに解散すれば、日本経済は壊滅的な打撃を受け、選挙で不利になる。
また、野田政権を陰で操っている財務省も予算は成立させたいはずだ。

1989年の竹下登政権のように、予算成立と引き換えに、3月末から5月に解散し、
5月から7月に総選挙が行なわれるのではないかと見る。

現在、待ったなしの日本の問題は、2011年度末に1000兆円を超えるとされる国の借金であるから、
次期総選挙では「増税vs反増税」が最大の争点になることは間違いない。

そうした中、現在の政党の枠組みのままで選挙が行なわれた場合に300選挙区の当落がどうなるかを予測すると
(詳しくは12月28日発売の『SAPIO』1月11・18日号参照)、増税を打ち出している野田・民主党が、多くの選挙区で敗北。

そして選挙区と比例区の合計で約130議席と現在の半分以下になると予測される。

一方、自民党は約220議席まで勢力を戻し、公明党は26議席を獲得。
2009年の政権交代選挙とは逆の地滑りが起き、自公で過半数に達し、再び政権交代となる可能性が出てきた。
http://www.news-postseven.com/archives/20120101_78351.html

民主党の自滅で自公にまたお鉢が回ってくる予想?
とはいえ、自民党も復調しているわけではないので、当分ぱっとしない政権運営になりそう。