この直角カーブ部が河川争奪の現場です
渓谷を歩いてゆくと、途中、男女3人組の若者が、渓谷内に数か所あるとされている湧水を熱心に観察していました。頼もしく感じ、何やらほっとしました。
さて、谷沢川に沿って南下し、左岸側の階段を登り切ると「等々力不動」
本堂でお参り。ちょうど、花祭り・灌仏会の時期でした
これまで何度も幾度も等々力不動にお参りしてきましたが、今回はじめて、山門近くに庚申塔が祀られていることに気がつきました
六臂合掌青面金剛。右上手に三叉戟、左上手に法輪、両下手に弓矢。足下に邪鬼、下方に三猿
庚申塔は、ずっとそこに存在していたのに、興味のないものは見えなくて、興味がわくと見えてくる、ということですね
涼麻父のおかげで私も庚申塔が良く見えます。
けっこうあることにビックリ。
でもたまたま70代と80代の犬友お父さんは知らなくて自慢げに教えました
新車を買って同じ車種とすれ違うと、「あれ?みんながうちの真似して買ったから、増えた?」などと勝手な妄想。これも、見えるようになっただけのことですよねえ
庚申塔、密やかに教えて差し上げてくださーい
なにせ北総は庚申塔の宝庫ですからね