デジイチはレンズを交換できるので、構図に応じて適切なレンズを選べば良い。。。
とは言うものの、実際のところ、何mmのレンズのときに、どの程度の画角をカバーできるのか、ピンとこない。
数字上は、次の表の通りなんですが、40°とか74°って、どれくらい??
焦点距離 f
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画角(水平方向)
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16 mm |
98°
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24 mm |
74°
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35 mm |
54°
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50 mm |
40°
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135 mm |
15°
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ということで、一例として、電車のロングシートで正面に座っている方々を何人までカバーできるか、計算してみました。
こんな感じで、標準レンズと言われる50mmの場合、正面と左右一人ずつ、計3人が視野に収まる(計算上は3.1人)。
スナップ用広角レンズの35mmでは、さらに左右に0.5人ずつ、なんとか計5人(同上4.4人)。
24mmだと、ロングシートに座ってる7人全員がほぼ収まることになる(同上6.5人)。
まあ、電車で正面に座っている人々の老若男女を即座に判別できるのは、3人程度だろうから、標準レンズってそんな感じなのでしょうね。
50mmと35mmとでは、あまり差はなくて、24mmになると一気に広がる感じ。
実際のところ、首を左右に振らずに正面の7人を判別できるかというと、それは結構難しいだろうから、やはり24mmで撮った写真には非日常感が出てくるんでしょうね。
ちなみに、正面の一人だけを捉える画角は、ポートレートレンズと呼ばれる135mm(同上1.1人)。
あんまり電車に乗る機会がないからピンとこないなあ、車の移動が多いんだよねえという方へは、こちら。
この2枚が35mmの画角
まあ、細部は別として、何があるかはおおまかに把握できる視野ですかね。
こちらは、135mm。
注視してるときは、やはりこんな感じでしょうか。
※被写体が数mの範囲内の場合です。より遠くのワンコを納めるためには、もっと望遠レンズが必要です
※フルサイズ機の場合です。APS-C機の場合は、画角が1/1.6=0.63倍に狭くなります(キヤノン機)