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涼麻が行く ~白犬ウエスティの のんきな生活~

ウエストハイランドホワイトテリア(ウエス、ウエスティ、白犬)の涼麻(りょうま)のことを中心にいろいろと

ジッパー修理

2024年06月05日 20時14分08秒 | DIY

某ECサイトで購入した廉価な旅行バッグ

軽くて使いやすいのですが、値段相応で壊れやすい

荷物が重くなったらショルダーベルトの根元が引きちぎれたり、ファスナーに2つ付いていたヘッドのひとつが外れ、ついには残っていたもう一つのヘッドの引き手部分が破断してしまいました。

 

プラスチックの引き手部は接着剤で付けたとしても、一時しのぎでしかありませんので、金属製ヘッドに交換することにしました。

内張りの糸を解いてみると、ジッパーの端部が出てきました。端部に下止め金具はなく、単に縫い合わせているだけなので、

 

そこから交換用のヘッドを滑り込ませ、内張りを元通りに縫い合わせます。

 

2つのヘッドを向かい合わせに入れて、動作確認

手間はかかりますが、オリジナルよりはしっかりしたでしょう


鉛バッテリー交換→暗電流測定→車室内充電化

2023年10月29日 09時19分24秒 | DIY

ある日、涼麻号のバッテリーがあがっていました

このところ、結構、乗っていた気がしていたのですが、最近のクルマは低燃費化のため充電制御方式が主流になっていることもあり、ユーザーが気づかないままバッテリーを酷使していることがあるようです。以前のハチロクの頃(←ふるっ!)は5年くらい交換しなくてもヘッチャラっていう感じでしたが、最近は3年くらいで交換した方がよい場合があるようです。

以前の充電方式ではオルタネーターが常時発電していてバッテリーに14.4Vくらいの電圧を印加していたのですが、昨今の充電制御方式では13.2Vくらいの電圧で、バッテリーが、たとえば、12.7Vになったら充電を止め、12.4Vまで下がったら充電を再開する、というように頻繁に充電をオンオフさせることで省エネするようになっています。

しかし、クルマに搭載されているコンピューターはEV車でない限りバッテリーの残容量を正確に把握しているわけではなく、おそらく電圧値を監視しているだけです。バッテリーの電圧というものは満充電に近づくほど、その電圧の上がり方が微小になるので、どこまでの分解能(細かさ)で電圧値を把握しているかは微妙な話です。

下手をすれば、電圧がそれなりに上がっただけでまだ満充電に達していない状態でも充電を停止してしまうことが考えられます。この症状は、充電速度の速い専用バッテリーを搭載していない場合に、より顕著に現れ、その結果、バッテリーの充電不足状態を引き起こしやすくなっているように考えられます。

ディーラーは、「最近の車は電装品が多いからバッテリーへの負担が大きくなっている」的な説明をしますが、それよりも充電制御方式の影響の方がはるかに大きいように思います。しかし、省エネ・脱炭素等の社会的潮流に竿刺すような発言は控え、メーカーの開発姿勢への忖度もあるのでしょう。

 

鉛バッテリーは、放電によって正極の二酸化鉛(PbO2)が電子を受け取って還元され硫酸鉛(PbSO4)になり、充電によって二酸化鉛に戻るという化学反応を繰り返します。

ボンネットを開けてみると、過放電のために正極が金属鉛(Pb)にまで還元されていました

ディーラーさんとの付き合いもあるので、バッテリーを持ってきてもらって出張修理を依頼する手もあるのですが、なにやら最近は忙しいようでなかなか予約の返事ももらえず、いつになるかわからない。

 

しかーし、よーく考えてみれば、友だちのキャブコンのサブバッテリーをいじってるくらいなのだから、自分のクルマこそ自分で

85Ahから125Ahにパワーアップ

ディーラーに頼んだ場合と比べて、コスト1/3で容量は1.5倍

最近は、環境事業に積極的な企業が廃バッテリーを引き取ってくれるので、その点はDIYにとっては追い風です。

パワーウインドウを上げ下げしたりハンドルをロックトゥーロックとか、リセットの儀式(笑)をして作業完了。

ディーラーは満充電のバッテリーを持ってきてくれますが、自分で手配した場合は充電度合いが不明なので、念のため2時間ほどドライブして充電しておきました。

 

さて、どうして駐車中にバッテリーが上がるのかというと、クルマはエンジンが動いていないときでも、時計、カーナビ、車載コンピューターのメモリー保持やイモビライザーなどのために電流が流れており、さらに鉛バッテリーは宿命的に自然放電が小さくありません。

では、どれほどの電流が流れているのか(「暗電流」といいます)、実測してみようと思いました。一旦、バッテリーの負極端子を外して電流計を挟めばよいのですが、突入電流のために電流計のヒューズが飛ぶおそれがあることや、再度リセットの儀式が必要になるので、このようなテストリードを使うと便利です。

 

ワイヤー型クリップをバッテリー負極に、ワニ口クリップを負極端子に接続して、テスター棒をつなぎ、電流測定に合わせておいて、負極端子を外します。これによって、突入電流の発生を防ぐことができます。

で、測ってみたのですが、、、

 

んー、160mAと162mAの間を行き来しています(ダッシュボードのLED点滅とシンクロ)。

ちょっと多いですね。。。普通はせいぜい50mA程度のはず。100mAを超えているということは、どこかで漏洩しているおそれが考えられますが、あまりにも大きい値なので、おそらく車載コンピュータがスリープしていないのでしょう。

ボンネットのロックを解除するために運転席側ドアを開けるので、それだけでコンピューターが目覚めてしまい、5分か10分か分かりませんが、しばらくの間、スリープしないのでしょう。

もし、この状態のまま1週間、クルマに乗らないでいると、160mA×24h/日×7日=27Ahも消費してしまいます(バッテリー容量の22%も!?)。

こまめに電圧値をチェックしている限り、それほど消費しているようには思えません。

諸般の事情から、ボンネットを開けたままにしてコンピュータがスリープするのを待つことができないので、正確な暗電流を測ることは先送りすることにしました。

クランプ式電流計を用いたところで、事情は変わりませんものねえ

 

いずれにせよ、またバッテリーをあげるような事態は招きたくないので、バッテリーチャージャーを買いました。

このチャージャーはバッテリー直結用ですが、ボンネットを開けっぱなしにせずに充電できるようにしたいので軽くリメイクします。

 

得意のパッチン

 

2極カプラーで着脱できるようにします。

 

こうすれば、元通りにバッ直でも使えます。

 

で、ボンネットを開けずに、車室内から充電できるようにするために接続コードを準備。

チャージャーの最大電流が8Aなので、電線は1.25SQ(許容電流13A)。

 

助手席側のグローブボックスを外し、ヒューズボックスの蓋を開けます。

 

正極側は、常時電源(室内灯)用ヒューズから取り出して、

 

負極側はクワ型端子でボディアースへ。

 

カプラーでまとめて、普段はグローブボックスの中にクルクルっと収納しておきます。

このカプラーは「負荷側用」ではなく「電源側用」です。充電するときは、このカプラーが「負荷側」の状態になるものの、充電時以外は開放されたままであり、バッテリーに直結されている端子としては、トラッキングを起こしにくい構造である「電源側用」カプラーにすることによってバッテリーをショートさせてしまうようなリスクを回避しています。

 

で、車室内から充電するときは、バッテリーチャージャーのワニ口クリップ側を外して、グローブボックス内のカプラーと接続します。

 

電源には、キャンプに持っていくポータブル電源(容量1000Wh、定格出力1000W)を活用します。

 

充電開始〜

 

仕様通り、8Aで充電してくれています。

 

消費電力110W。13.2V×8.1A=106.9Wなので、変換効率を考慮すれば、おおよそ整合してますね。

 

数時間後に見てみると表示が「FUL」になっており充電を完了していました。

 

ポタ電は100%から90%に減少していたので、補充電量は1000Wh×10%=100Wh

逆算すると、100Wh÷106.9W≒1hなので、1時間ほどでバルク充電を完了していたのでしょう。

この状態でも電力消費が20Wと表示されていたので、トリクル充電時の電流は20W÷12V=1.5A程度

車載バッテリーの容量を125Ah×12V=1500Whだとみなせば、100Wh÷1500Wh=6.7%を補充電したことになります。だとすると、充電前の容量は約93%であったと概算できます。ちょうど1週間前にクルマを動かしていたので、上記の暗電流測定結果(計算上22%消費して残容量78%)は、やはり過大であり、一時的なものなのでしょう。

オルタネーターの発電電圧は13.2Vを出力しているようなので特に問題なさそうです。やはり課題は、充電制御方式の特性のように思います。

毎日のように車に乗るわけではなく、またシニア期に入っている涼麻号の場合、暗電流を少し多めの70mA程度と見積もり、車の始動に必要なバッテリー容量を125Ah×70%程度と仮定すると、

(125Ah×0.3)÷(70mA×24h/日)=22日

となるので約2〜3週間ごとに補充電してあげるようにして、しばらくの間、様子見です。

この記事の内容は、個人的なDIYの一事例です。電気に関する十分な基礎知識や安全知識をもち、適切な施工技術を有しないと、最悪の場合、感電や火災などの事故を招く場合がありますので、安易に真似をしないよう注意してください


キャブコンのMPPT PV自動切替Ass'y

2023年09月09日 07時10分57秒 | DIY

友だちのキャブコン、サブバッテリーを鉛蓄電池からリチウムイオンバッテリーに換装したことにともなって、リチウム用の走行充電器を取り付けました

これで、キャブコンのオルタネーターからと、ルーフに設置されているソーラーからのデュアル充電が可能になります。

と、ところが、てっきり充電時間が短くなると思いきや、思ったほど効果がなくて

 

で、走行充電器の取説をよ〜く確認してみたら、

オルタネーター単独ならば、最大50Aで充電

ソーラー単独ならば、最大50Aで充電

オルタネーターとソーラーから同時充電の場合は、各最大25Aまでに制限される

というロジックになっているようです。既設のソーラーパネルは、それほど大きくなく、充電電流は10A程度なので、どんなにオルタネーターが がんばっても充電電流はあわせて35A程度にしかならない、というわけです。

この走行充電器は、基本的な設計思想として、20〜30A以上の供給が可能なソーラーパネルを想定しているように思います(最新版ではソーラーからの供給が一定以下になるとオルタネーター単独に自動的に切り替わるように仕様変更されているようです)。

当面ソーラーパネルを拡張する予定はないそうなので走行中はオルタネーター単独で充電するように変更することにしました。ただし、せっかくのソーラーを活用しない手はないので、駐車中などオルタネーターが動いていないときはソーラー単独で、走行中はオルタネーター単独で、と切り替えられるようにします。これを手動スイッチで切り替えるのも面倒なので、車のIGN信号からリレーを作動させて、自動的に切り替わるようにします。ちなみに、走行中のソーラーパワーは、ポタ電などを充電できるように取り出します。

というわけで、リレーと端子台をアッセンブリー(Ass'y)にまとめました。

 

大事なポイントは、下の写真にあるダイオード。リレーは、宿命的にオフになるときに逆起電圧を発生させます。これが、どのくらいの電圧かというと、理論上はマイナス♾️で、実測しようとすると測定時のサンプリング周波数にもよりますが、リレーを動作させる電圧の数倍〜数10倍を示します。

この逆起電圧ために、無対策のままでは、車輌の電装品や走行充電器に短時間とはいえ大きな逆電圧がかかってしまうので、GND→IGN向きにダイオードを取り付けます。逆起電圧が発生している間だけ電流をダイオードにショートカットさせて、電気エネルギーを消散させるという定石の対処方法です。

ダイオードは、耐圧50V程度のものが適当と考えていましたが、手持ちパーツの都合で400V(1N4004)を利用しました。順方向許容電流は1Aで、これはリレーの動作電流(12V÷80Ω=0.15A)を目安としたとき十分に余裕があります。

 

Ass'yにまとめるためのアルミ板はt=1.2mm、寸法通りにカットしてもらった板材に穴あけをして、四隅は手を切らないように鉄ヤスリでR加工しました。

 

カメラ防湿庫のときに製作した電源を用いて動作確認済み。出荷待ちの状態です

きれいな出来栄えで、送り出すのが惜しくなるほどです

 

当該車輌のバッテリー電圧は12Vで50V以下なので電気工事士法が定める「低圧」に該当せず、施工にあたって電気工事士資格は不要です。とはいうものの、不適切な施工は災害や事故を招きかねませんので、電気や電気工事に関する基本知識が不足している場合は絶対に真似をしないでください。自信のある方はあくまでも自己責任で。当方は一切の責任を負いません


鉄瓶の銘

2023年03月18日 11時43分17秒 | DIY

手入れしてから、毎日、使っている鉄瓶

刻印が打ってありました

 

上部は「南部岩鋳」

茶道具の流れを汲むとも言われている、明治創業の岩鋳

下部は篆書体で「清末」、作者の銘です。

創業者である岩清水末吉の姓名から一字ずつとって「清末」

二代目は岩清水彌吉氏、三代目は水沢繁樹氏、四代目は藤原慎一氏

時代的に三代目か四代目、どちらかな


南部鉄瓶の手入れ

2023年03月16日 20時51分35秒 | DIY

譲り受けた南部鉄瓶、内部には少し赤錆が浮いています。

 

このままでお湯を沸かすと、色がついてしまうので、まずは錆止めをします。

 

緑茶の出がらしを出汁パックに入れて、

 

20〜30分、煮出して、

半日くらい静置。

 

水に溶け出した鉄分と、お茶に含まれているタンニンが反応して、水が黒くなり、浮いていた赤錆が落ち着きます。

 

次に、表面を保護するためにカルシウムの皮膜を作ります。これを湯垢と呼ぶのだそうです。昔は井戸水を沸かしていれば自然に保護膜ができていたのでしょうけれど、現代の日本の水道水では期待できないので、代わりに硬水を使います。

 

硬水を数時間、弱火でコトコト沸かし続けることで少しずつ湯垢が成長してゆきます。硬水を入れ替えて数回繰り返しました。

と、ここまでは、一般的な手順(及源鋳造が紹介しているお手入れ方法を参照しました)。

 

(以下は、涼麻工房流です)

さらに、カルシウムをより強く固着させるために、最近は硬水を沸かしている途中で、炭酸水を加えています。炭酸カルシムが生成するので皮膜が強固になると思います。これも末長く使っていけば気中の二酸化炭素が混合され自然に出来上がるのだとは思いますが、促成栽培です(笑)

 

突沸すると危険なので、様子をみながら

 

だいぶ良いのではないかと自画自賛

 

外側も錆がつかないように、大きめの鍋に、今度は紅茶の出がらしで煮出します。

鍋にタンニンが沈着することのないように手短に

 

昔からの道具は、ちゃんと手入れしていけば長く使えますね。

涼麻父の流儀が含まれているので、試してみる方は自己責任で


光学ドライブ換装 2回目

2022年07月02日 23時59分09秒 | DIY

以前、DVDの書き込みの調子が悪くて、光学ドライブを換装しましたが、今度は、レーザー光量不足ということで、あらためて換装することにしました

 

調子の悪いドライブを外して、

 

新しいドライブを取り付けました。「SONY」製と書いてありましたが、Macは「UJ8A8」とも「UJ898」とも認識せず

でも、早速、1枚焼いてみたところ、ちゃんと動作しました

それに、動作音が、とっても静かです

換装のたびにビスが1本ずつ減ってゆきますが

たった1年5か月で再換装。でも、まあ、本体を買い換えるよりは経済的


防水ラジオのアンテナ修理

2022年01月13日 23時52分05秒 | DIY

キッチンや風呂場で使っている防水ラジオ

防水仕様なので、アンテナがロッド式ではなくて、ねずみの尻尾みたいなコードです。

 

このところ、感度が悪いなと思っていたら、なんだか雑音も増えてきて、おかしいなと調べてみたら、アンテナ線が断線しかかっていました

なので、アンテナ線を取り替えることに

久々に涼麻工房開店

既存のアンテナ線の長さは45〜50cmです。

日本のFM放送用周波数は76.1〜89.9MHzなので、波長λは、

λ=光速c÷周波数f=299,792,458 m/s÷76,100,000〜89,900,000 1/s=3.335〜3.939m

です。ということは、現状のアンテナ線は、

0.45〜0.5m÷3.335〜3.939m≒1/8

つまりλ/8です。理想的なアンテナ長はλ/2なのですが、あまり長くてもハンドリング性が悪くなるので、λ/4に変更することにして、ついでに太くします。

裏蓋を開けて、新しいアンテナ線をハンダ付けします。

 

蓋を戻すためには、アンテナ線を通す孔を大きくしなくてはなりません。

 

孔を拡大したり、やすりがけをして

施工時間は1時間弱

元通りに戻して、スイッチオン

ちゃんと受信できるようになりました

受信機なのでアンテナ長を伸ばしても基本的には問題ないはずですが、PLL受信方式なのでわずかに発振成分が漏れるおそれが考えられます。そこで、念のため、別のラジオを近づけて確認してみましたが雑音の発生などはなかったので、問題ないと思います。


光学ドライブ換装

2021年02月01日 23時13分40秒 | DIY

涼麻家のMacBook、光学ドライブの書き込みの調子が悪い

メディアが原因かと、複数のブランドを試してみたけど、やっぱりダメ

これは、いよいよ光学ドライブ換装しかない。

Appleに送ってもいいけど、日数がかかるし費用も安くないはず。

とゆーことで、昨日、Amazonで換装用ドライブをポチしてたら、今日、到着

週末に作業しようかと思ったけど、日延べすると億劫になっちゃうので、晩ごはん後に作業着手

裏返して、ビスを外して、

 

裏蓋を開けて、光学ドライブにご対面

 

オリジナルの型番はUJ-8A8だけど、入手できたのはUJ-898。

一応、互換みたいだけど、ちょっと不安

ドライブを固定している3本のビスのうち、1本は簡単に外れたけど残り2本が硬くてネジ穴をなめてしまいました。

しかたないので、2本のうち1本はドリルでネジ穴を深くしてから、ドライバーを打ち込んでネジ穴を作ったら外れてくれました。

でも、残りの1本は、どうにもならず、結局、ドリルでビスネジを破壊しました。まあ、2本で止めればなんとか大丈夫でしょう。

何事もなかったかのように収まってくれました。

 

で、ドキドキしながら電源オン

ちゃんと立ち上がってくれました。おまけにUJ-8A8として認識されています。

CDもDVDも読み書きオッケー

よかった

蓋を開けたとき、内部のホコリを掃除した効果か、なんとなくいろいろ快調。

唯一の副作用は、リージョンフリーだったはずが選択式(5回まで)に変わっていたこと。でも、これは無問題、別途リージョンフリープレイヤーがあるので。


冬の光

2020年12月15日 20時43分29秒 | DIY

冬になると、気温が下がり大気が安定することに加え、日が低く横から差すので、景色が綺麗です

左が迎賓館、右に屋根だけ見えるのが国立競技場です。

 

今晩の富士山

今朝、起きて床暖房のスイッチを入れたら、エラーコードが表示されて、床暖房が入らない

キッチンのお湯も出ない

とゆーことは、お風呂にも入れなくなる

とりあえず、会社に行って、「んー、修理の予約して、有休とって。いくらかかるだろう」って

で、家に帰ってきて、ダメ元でブレーカーを落として、電源を入れ直したら、あっさりと復旧してくれました

今朝、涼麻地方は今年一番の冷え込み

給湯器には凍結防止機能が内蔵されてるんだけど、なんらかの安全弁が作動してたようです。

よかった


ろう引き

2020年12月06日 16時37分34秒 | DIY

今年の春、お散歩から帰ってきたら、涼麻に桜の花びらがくっついてました

しばらくの間、水に浮かべていましたが、

 

先日、気がついたら、すっかり乾いてしまってたので、

 

水で濡らして、

 

一筆箋に乗せ、押し花にするように、しばらくおもしで抑えて、

 

ろう引きにすることにしました。

アイロン台の上に、ウエス、クッキングシートの順に敷いて、ろうそくの蝋をカッターで刻んで、

 

その上に、クッキングシート、ウエスを重ね、低温に調節したアイロンをかけて、蝋を伸ばします。

 

これくらいの面積だと、お線香用のろうそく1本弱、アイロンで30秒ほど。

 

いよいよ本番、クッキングシートの間に一筆箋を挟んで、アイロンで30秒ほど。

 

蝋が固まらないうちに、そうっとクッキングシートを開きます。

 

蝋引きの完成。

かなり耐久性が増しました。

蝋引きのやり方は、ぽっぽちゃんに教わりました。


エアコンをスマートに #4

2020年10月18日 16時48分54秒 | DIY

前回までにテレビのリモコンコードを記録しておいて、送信することでちゃんと操作することができました。

今回は、本題のDAIKINエアコンのリモコンコードを整理しました。

モード=冷房、温度=25℃、風量=自動のときのコードは、

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です。1T=400μsとみれば、冒頭の3531、1650は8T:4Tなので、今回も家製協フォーマットです。

このAGCの後に64ビット、ターミネータ29515を挟んで、再びAGC、その後に152ビットの信号、計2フレームで構成されています。

これを0(on 1T+off 1T)、1(on 1T+off 3T)で書き直すと、第1フレーム(64ビット)は、

1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 1 0 1 1 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0

で、第2フレーム(152ビット)は、

1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 1 0 1 1 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 1 0 1 1

です。

エアコンのコマンドをいろいろ変えて確認したところ、第1フレームは毎回同じ信号です。第2フレームは、運転モードや設定温度、風量によって変わります。

今回は、第2フレームをビット単位及び4ビットずつのニブル単位で整理することにします。第2フレームは152ビットあるので、第1二ブルから第38ニブルで表されます。

涼麻家のDAIKINリモコンは、次のようになっていました。

■電源 on/off
オン:第41ビット=1、第11ニブル=1---
オフ:第41ビット=0、第11ニブル=0---

■タイマー入/切
タイマーなし:第42・43 ビット=00、第11 ニブル=-00-
入:第42・43ビット=10、第11ニブル=-10-
入1時間:第83~88ビット=111100(=15)、第21・22ニブル=-111100-
入2時間:第83~88ビット=011110(=30)、第21・22ニブル=-011110-
入3時間:第83~88ビット=101101(=45)、第21・22ニブル=-101101-
切:第42・43ビット=01、第11ニブル=-01-
切1時間::第95~100ビット=111100(=15)、第24・25ニブル=-111100-
切2時間:第95~100ビット=011110(=30)、第24・25ニブル=-011110-
切3時間:第95~100ビット=101101(=45)、第24・25ニブル=-101101-

■運転モード
自動:第45~47ビット=000、第12ニブル=000-
送風:第45~47ビット=011、第12ニブル=011-
冷房:第45~47ビット=110、第12ニブル=110-
暖房:第45~47ビット=001、第12ニブル=001-
ドライ:第45~47ビット=010、第12ニブル=010-

■温度
18°C:第50~55ビット=010010(=18)、第13・14ニブル=-010 010-
19°C:第50~55ビット=110010(=19)、第13・14ニブル=-110 010-

22°C:第50~55ビット=011010(=22)、第13・14ニブル=-011 010-
23°C:第50~55ビット=111010(=23)、第13・14ニブル=-111 010-
24°C:第50~55ビット=000110(=24)、第13・14ニブル=-000 110-
25°C:第50~55ビット=100110(=25)、第13・14ニブル=-100 110-
26°C:第50~55ビット=010110(=26)、第13・14ニブル=-010 110-

31°C:第50~55ビット=111110(=31)、第13・14ニブル=-111 110-
32°C:第50~55ビット=000001(=32)、第13・14ニブル=-000 001-

※第56ビット=1 のとき、第55ビットは温度ビットとして読まない
ドライ・自動モード:第55、56ビット=11、第14ニブル=--11

除湿-2℃:第50~54ビット=01110、第13・14ニブル=-011 10--(=-2)
除湿-1℃:第50~54ビット=11110、第13・14ニブル=-111 10--(=-1)
除湿±0℃:第50~54ビット=00000、第13・14ニブル=-000 00--(=0)
除湿+1℃:第50~54ビット=10000、第13・14ニブル=-100 00--(=+1)
除湿+2℃:第50~54ビット=01000、第13・14ニブル=-010 00--(=+2)
自動モード:第50~55ビット=00000、第13・14ニブル=-000 00--(=0)

■風向(スイング)
なし:第65~68ビット・第73~76ビット=0000、第17ニブル・第19ニブル=0000
上下スイング:第65~68ビット=1111、第17ニブル=1111
左右スイング:第73~76ビット=1111、第19ニブル=1111
ワイド:第73~76ビット=0111、第19ニブル=0111

■風量
自動:第69~72ビット=0101、第18ニブル=0101(=10)
しずか:第69~72ビット=1101、第18ニブル=1101(=11)
風量1:第69~72ビット=1100、第18ニブル=1100(=3)
風量2:第69~72ビット=0010、第18ニブル=0010(=4)
風量3:第69~72ビット=1010、第18ニブル=1010(=5)
風量4:第69~72ビット=0110、第18ニブル=0110(=6)
風量5:第69~72ビット=1110、第18ニブル=1110(=7)

■その他機能
パワフル:第105ビット=1、第18ニブル=1---
光クリーン:第131ビット=1、第33ニブル=--1-

■チェックサム
第145~152ビット=第37・38ニブル=第1~18バイトの総和の下位1バイト

さて、次回は、この解析結果に基づいてコードを作成して、送信してみようと思います。


エアコンをスマートに #3

2020年10月17日 23時18分24秒 | DIY

前回までに、エアコンよりシンプルなテレビのリモコン信号を取り込みましたので、今回は、送信モジュールを作って、ちゃんと機能するか試してみました。

GPIO17番の出力をパワーMOSFETに入力して、赤外線LEDを点滅させます。

このLEDは、直流で使うときの順電流はIF=100mA、電圧降下VF=1.35Vです。

通常は最大定格の1/2程度に抑えるべきですが、今回は38kHzのPWMで使うので、IF=100mAを流しても余裕があるでしょう。

FETのVDS-ID特性図から、VGS=3Vのときのオン抵抗Ronは0.2Ω(傾きの逆数)なので、

(5V-1.35V)÷(RL+Ron0.2Ω)=0.1A

から、負荷抵抗をRL=36.3Ω →33Ωとします。

次に、ゲート抵抗RGを決めます。

家製協フォーマットの変調周波数は38kHz、デューティー比1/3なので、パルス幅は8~9μs程度です。ゲート電流を小さくすれば消費電力を抑えられますが、あまり小さすぎるとパルス形状がなまってしまいHiレベルに至らなくなるおそれがあります。

そこで今回は、立上り時間が1μs以下となるようにします。QG-VGS特性を見ると、VGS=3.3VのときのQGは10nCほどです。したがって、ゲート電流は、

IG=10nC/1,000ns=10mA

が適切です。そのため、ゲート抵抗を、

RG=VDG3.3V/IG10mA=330Ω

とします。プルダウン抵抗は、ゲート抵抗の100倍程度ということで47kΩとします。

これをブレッドボード上に組み上げます

 

で、予め、記録しておいた赤外線リモコンコードを送信

ちゃんと、指定したチャンネルに切り替わりました

ところで、チャンネル1の生信号は、

3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478
70739
3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478

で、もちろん、これをそのまま送信して

 

次に、この数字を有効数字2桁に丸めた整形ファイルを用意して、

3500, 1600, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 71000, 3500, 1600, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480

この信号を送信してもでした。

これだと6種類の数字の組合せでリモコンコードを再現できるようになるので、メモリを節約できてPICに収めることもできそうです。

次は、いよいよエアコンコードの解析です。


エアコンをスマートに #2

2020年09月27日 03時03分03秒 | DIY

前回から、少々、間が空いてしまいましたが、検討を進めています。

赤外線リモコンの信号を読み込んで、そのまま送信するだけならPICのPWM機能を使えば可能ですが、将来、wi-fi経由で操作したいとなるとラズパイで構築するのがよさそうです。

そこで、ラズパイにpigpioを常駐させて、赤外線関連プログラムirrp.pyをダウンロード、前回、ブレッドボード上に組んだリモコン受信モジュールをラズパイに接続します(VDDをラズパイの物理ピン番号1に、GNDを9に、OUTを12(GPIO18)に)。

 

エアコンはハードルが高いので、まずはテレビのリモコンを読み込ませてみます。

 

CH01の信号は、

3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478
70739
3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478

です。これらの数字は、on/offの時間(μs)です。

単位時間T=478μsとすると、冒頭の3513, 1568が8T, 4Tであることから、家製協(AEHA)フォーマットであることがわかります(この信号はAGCと呼ばれる部分です)。

その後に続く、478, 368, 478, 1191は、T, T, T, 3Tと解釈すると、それぞれ、0, 1と読めます。

このように読むと、冒頭のAGCの後は、

0, 1, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 1, 1, 0, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 0, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 0, 0, 1, 0, 0, 1, 1, 0, 0

という48bitの信号になっています。

この後は、478 μs(=T)で締めくくり、70739μsというトレーラーの後、上述の48bitが繰り返され、478 μs(=T)で終端となります。

この48bitの中で、メーカーIDやコマンドが表されています。

この部分を4bitずつ16進数で表すと(左側がLSB)、

a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, e, 4, 2, 3

と12桁になります。

CH01〜CH12について読み込んだ信号を、12桁の16進数で表すと、

CH01 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, e, 4, 2, 3
CH02 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, f, 4, 2, 2
CH03 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 0, 5, 2, c
CH04: a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 1, 5, 2, d
CH05 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 2, 5, 2, e
CH06 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 3, 5, 2, f
CH07 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 4, 5, 2, 8
CH08 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 5, 5, 2, 9
CH09 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 6, 5, 2, a
CH10 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 7, 5, 2, b
CH11 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 8, 5, 2, 4
CH12 : a, a, a, 5, f, 8, 2, 1, 9, 5, 2, 5

となります。これを見ると、チャンネル番号を変えると、9、10、12桁目が変化していることがわかります。

12桁目はパリティチェックで、(1000) xor (0100) xor (0001) xor (9桁目) xor (10桁目) xor (11桁目)となっています(ビットごとの排他的論理和)。

ちなみに、このような複数の排他的論理和は、ビットごとに1の数が奇数なら1、偶数なら0になります。

 

irrp.pyで取得した信号のon/off時間には、若干の誤差があります。これは、送信機の誤差か、irrp.pyのサンプリング間隔に起因する誤差と考えられますが、受信機の方に冗長性(リダンダンシー)があるので、問題なく動作するようになっています。

ただし、涼麻父は、できるだけデータ格納量を少なくしたいと考えているので、今回取得した12回分のデータの平均値を求めて、これを代表値としようと思います。

そうすると、

冒頭のAGCは、on 3514μs、off 1566μs
0を表すときは、on 478μs、off 363μs
1を表すときは、on 478μs、off 1191μs
ターミネーターは、off 70771μs

となります。

さて、次回は、この値を用いて実際に送信してみて、うまく動作するか確認してみようと思います。

 

【2020/10/17追記】

今回、用いたリモコン受信用の回路です。


ボタンつけ

2020年09月20日 15時20分46秒 | DIY

ウエストが(すこし)スリムになったおかげで履けるようになったカーゴパンツですが、ある日、ボタンがはじけ飛びました

ふつう、ボタンが取れるときは糸が切れるものなので、ボタンは再利用できます。

ところが、このボタンは、くにゃくにゃしたプラスチックなので、なんと、ボタンの方が破断していました。

糸の張力よりもボタンのせん断強度の方が弱いという設計って、どうなんだろう

と思いつつ、致し方ないので、同径で硬いプラスチックのボタンを入手して、久しぶりにボタンつけ

せっかくなので、5mmほど緩めにしておきました


レーベル印刷

2020年09月12日 14時36分26秒 | DIY

7年前に買い換えたプリンタが動かなくなったので、買い換えてました。

今度のプリンタは、DVDやBlu-rayのディスク盤面にレーベル印刷ができます。

インクジェットプリンタはたまに使っておかないと、ノズルが詰まりやすいようです。

また動かなくなっても困るので、レーベル印刷をやってみました。

先日、完結した「わたナギ」の2枚分と、

 

昨年の「これは経費で落ちません!」

2021年1月から予定されていた続編は、交渉が決裂しご破算になったようです。

まあ、もともと1クールで落着していたところに続編を作ろうとすれば、いろいろとしわ寄せがでてくるのでしょう。

新作を待ちましょう。