最近のゲームコントローラーって、こんな感じです
むかーし、テレビゲームはゲームセンターでやるか、喫茶店のテーブル型でやってたわけですが、1980年代前半からファミコンやプレステなどが普及し始めて家庭でもできるようになりました。
1980年代末にはストリートファイターなど格闘ゲームが人気を得て、ボタンの数も増え、操作方法も複雑になっていきました。
最近は、プロフェッショナルのeスポーツが確立して、大企業の冠大会が開催されたり数億円プレイヤーが生まれたりしています。こういった競技では、それ相応に高価で立派なコントローラーが使用されています。
涼麻父、浪人中にはずいぶんとゲーセンに通いましたが、その頃に流行っていたのは、スペースインベーダーやパックマンなど、ジョイスティックとボタン一つあれば事足りるようなものです。ところが、そういったシンプルなコントローラーは市販されていません。
ということで、レトロゲーム専用のアーケードゲームコントローラー、略してレトロアケコンを自作することにしました。関連部品は入手しやすくなっていて、3ショップを回って買い揃えることができました。
ここまでは、半田付けも不要で、パチパチと組み上げることができます。
早速、先日、購入したRaspberry Piにゲームの入ったSDカードをセットして試用したところ、バッチリでした
ただし、これだけではまだ不十分なのです。
涼麻父、40数年前にテニスのテレビゲームを作っています。このゲームでパドルをコントロールするためにはつまみを回すのですが、ブロックくずし系統のゲームを楽しむためには、このようなつまみ式コントローラーが必要で、ジョイスティックではうまく操作できないのです。
このテレビゲームで使用しているLSI(AY-3-8500-1)の場合は、可変抵抗器を使って制御していたのですが、今回はロータリーエンコーダーを使って製作してみたいと思います。ロータリーエンコーダーというのは、以前、シグマズームレンズの修理中に涼麻父が興味を持ったグレイコードと同じ仕組み(もっとシンプルな2bit)を使って、左右にどれだけ回転したかを検出する部品のことです。
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