千葉県旭市、県道122号、香取大神宮の500mほど北側に「中谷里の庚申塔」
4基の庚申塔が祀られています。
また、向かって左奥に2つのフラグメントがあり、奥の石塔には「金剛」の刻字が読み取れます。
4基のうち向かって左側は、六臂合掌青面金剛。
その右側に庚申文字塔。かなり立派なサイズで「庚申」
紀年「万延元庚申霜月□日」(1860年)
その右側に、六臂青面金剛。上方に瑞雲つき日月。足下に正面向きの邪鬼、下方に三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)
全体的な像容から青面金剛だとみて間違いありませんが、顔相と持物が独特です。
憤怒相ではなく柔和相で、白毫があり、まるで観音さまのようです。
右上手に鉤、左上手に宝剣、右本手に花瓶(けびょう)←持ち方が違う?、左本手に数珠、下両手に弓矢。鉤はお稲荷さんの狐が加えていることがありますが、穀倉の鍵だという説があります。
最も右側に六臂青面金剛。
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