しろ犬は人間に近くて

１歳になったばかりの頃の涼麻

志ん朝の落語「元犬」は、「しろ犬は人間に近くて、来世は人間に生まれ変わる」という話がベースになっています。

この「元犬」に登場するしろ犬の話は、多部未華子の「デカワンコ」第５話や「ラストホープ」第10話でも紹介されています。

 

２年ほど前、夢に出てきた涼麻の話の再掲。

涼麻父子は、ある公園（＝たぶん、実家の前にある公園のイメージ）に出かけて、中で自由行動にしました。

涼麻は、茂みの中に入っていって、涼麻父は遊歩道を歩いていきました。

涼麻父は、なぜか巡礼のようにお賽銭がたくさん入ったプラスチックの容器をジャラジャラ鳴らしながら歩いています。

公園の中ほどの広場に、小祠があって、そこにお参りしようとしていたのですが、なぜかそこにはブランコが設置されていました。

その広場には、掃除の方が４〜５人いらして、ブランコのあたりを掃除しようとしていたら、ちょうど涼麻が茂みを抜けて、ブランコに近づいてきたところでした。

涼麻は後ろに２頭のワンコを縦一列で従えていて（＝たぶん、落語の「鴻池の犬」）、涼麻父は「父の見ていないところでは、しっかりしたものだ」と内心、涼麻を見直していました。

ところが、掃除しようとしているおじさん、おばさんたちにとっては、ちょっと涼麻たちが邪魔そうでしたので、涼麻父は小祠にお参りにいくそぶりをみせて、掃除を待ってもらい、涼麻たちを通過させてあげました。

涼麻は、また茂みに入っていき、涼麻父は遊歩道を通り、公園の一番反対側の奥までやってくると、そこには、すでに涼麻がいて、こちらにお尻を向けていました。

思ったより、ずっとしっかりしていた涼麻を撫でてほめてあげようかと思ったのですが、まずは背後から「りょーまぁ」と声をかけてみました。

一度では振り向かず、何回か声をかけると、ようやく父に気がついて（＝たぶん、父の帰宅時に気づかず寝ている涼麻のイメージ）、涼麻が「あ、とーちゃん、みてたの？」

涼麻父「うん、ずっと、うしろからちゃんとみまもっていたよ」というと、とてもうれしそうな顔をして、涼麻父にナデナデしてもらいました。

ホントに人間みたいな子です

2006年の涼麻

涼麻ブログを始める前の涼麻の写真がありました。

これは、ヘンミさんに迎えに行ったときだと思います。

４兄弟のうち、すでに長男は新居に引越し済み。

はて、涼麻はどの子？　真ん中の子？

 

まだ耳が立っていません。

 

シルデビスタイル。

 

涼麻父の手の平から肘の間で支えられた。

 

ケージの中に手作り段ボールハウス

 

へそ天

 

お腹ぽんぽこりん

 

くわえて、ぶんぶん振り回す。

 

ライスくんと初めて会ったときかな。

 

だいぶボサボサ

 

トリミングしてもらって、ウエスっぽくなってる

この頃は、まだchicaさんに出会ってなくて、二子玉のジョーカーだったか？

 

無限の未来が待っていた。

一週間

一週間前の今頃は、まさか、こんな日がやってくるとは夢にも思っていませんでした。

毎日、いろいろなことが頭をよぎります。

涼麻父は、その内容や気持ちを、都度、書き留めています。

書いたからといって、忘れてしまうわけではありません。

同じことに囚われて逡巡することが減るので、むしろ、次から次へと思いが沸き起こってきます。

・毎朝、涼麻が起こしてくれていた、これから自分で起きられるのか？

・涼麻がごはんを食べない。

・涼麻は、うんちして、おしっこして、じゃあ寝るよ～、って言いながら、いっちゃったみたい。まるで。いく前に、いろいろ済ませて、あー、スッキリ、これで安心って。まるで、毎晩、普通に寝る前におしっこを済ますように。

・お気に入りの玄関でいっちゃった。涼麻にとっては、おとーちゃんが帰ってきたり、配達の人が来たり、お友だちが来たり、お散歩へ行かれる、なにかよいことが起こる特別な場所だったのだと思う。

・物音立てないように気をつけちゃう癖。

・トイレの上を見て、おしっことうんちの有無を確認する癖。

・飲み水が減っていないか、汚れていないかを確認する癖。

・朝の第一声「涼麻、おはよー、おっきしようか。おなかすいた？」

・マンションでも、近所でも、小学生女の子から、撫でていいですか？とよく尋ねられ、撫でさせてあげてた。えらい。

・少し大変だったかも知れないけれど、この充実した日々は、もう返ってこない。

・涼麻が外に引っ張り出してくれたから、外に出られた。一人では出にくいか？夜中に散歩しても、涼麻がいれば怪しくなかった(笑)

・涼麻のフード(３袋ずつ購入してて、残り１袋を開封したとこで、そろそろ次を頼むとこだった)、サプリメント、トイレシートが、涼麻のためのスペースとして存在している。使用済みシートを入れとくバケツも。洋服も。すきばさみ、バリカンも。涼麻の耳掃除で使う綿棒、クリーナー、脱脂綿、点耳薬も。

・毎朝、涼麻のフードボウルを洗うことから一日が始まっていた。

・豚レバーは、新しいのを日曜日に茹でたばかりだったなあ(この袋からは、一つもあげずじまいになっちゃった)。

・家のなかであっちいったり、こっちきたり、家事をしてると、涼麻があとを着いてきた。その度に、「（どこへも）いかないよ」とか「（ここに）いるよ」って、声をかけてた。

・咽頭炎から、気管虚脱だったか。→誤嚥性肺炎＆間質性肺炎だった模様

・涼麻は涼麻父と別れたくはなかったと思う。犬の野性としては医者に行くとは考えない。

・何の相談もなく涼麻はいってしまったけど、涼麻にしてみれば、いつものように眠ってみただけ。

・涼麻は、月曜日朝から全然食べてなくて空腹のはず。涼麻父だけ食べて申し訳ない気持ち。

・出掛ける前、掃除機をかける前、いまやると涼麻に迷惑になるかなと、いつも気にしてたし、声をかけていた。

・料理してて、キッチンの床に何かを落とすと、涼麻が食べないようにって、条件反射的に反応してた。

・会社から帰宅するとき、涼麻が待ってるから、早く、早く、早くって、気が急いていた。

・毎週、ネットスーパーで、涼麻のささみとリンゴ、ときどき豚レバーやヨーグルトを忘れずに注文してた。これからは、自分のものだけを注文することになるのかなあ。

・土曜日の朝、クリーニング屋さんか来ても寝てたなあ。15時頃、西友が配達にきたときは、配送のお兄さんが帰ってから、玄関のコンビニ袋の間で寝てたなあ。

・涼麻の左耳のことばかり気にしてて、肺炎が進んでることに気づいてあげられてなかった。咳やえづきが増えていたというのに。ごめんね、涼麻。

・玄関の照明が自動点灯しるようになっていて、涼麻父がトイレや寝室に行く度に点灯して、寝てる涼麻が起きて顔を上げちゃうから、設定を変えようかと考え始めていた。

・お見送りで涼麻に持たせるお洋服。思い出深い洋服は手元に残しておきたい。でも、涼麻が天国で着てて、かわいがってもらえる服を持たせてあげよう。それが一番。

・いまから思えば、日曜日の朝散歩で、いつものうんちポイントを右に曲がったとこで、嘔吐していた。黄色いものだったから、空腹のせいかと思ってた。

・この一週間くらい、朝ごはんを少しだけ残すようになってた。しばらくすると完食してたけど。晩ごはんを残すことはなかった。

・はあはあが長く続くときは病院へ連れていくべきだった。それでも、入院したまま息を引き取ることもあり得る。

・ここ一週間くらい鼻水が増えていた。ずるずるって音がするほど。これも肺炎のしるしだったのかもしれない。

・野性は痛いことや苦しいことをうまく隠すという話があるようだ。涼麻、言わずに耐えていたか。

・日曜日の夜中は、横になって眠ることもできず犬座りしたままだった。これも呼吸困難のしるしだった。

・吐いた胃液を誤嚥して肺炎になることもある。→嚥下力の低下に気を配るべきだった。

・やっぱり、お見送りまで中一日空けてよかったと思う。もし、翌日の今日だったら、心の整理が追いつかなかったと思う。もちろん明日でも、心残りが全く消えるわけではないけれど。

・このところ、朝晩、左耳と耳回りの掃除をしてた。

・土曜日、シャンプーして、シャンプー液の残りが少なかったので、そろそろ、買い置きしてあった新しいのを出さなくちゃと思ってた。

・ポストへ行くのも、コンビニに行くのも、涼麻を置いていくのがはばかれた。ごみ捨てはオッケーなので、ごみ捨てついでに出ることが多かった。

・近所を歩いてて、ワンコの鳴き声が聞こえると、つい、涼麻か？と思ってしまう。

・おばあちゃんが加勢に来てくれてた日、輪ゴムを落としてしまい、涼麻が食べたりしたら大変と探し回ったけど見つからず、諦めかけてソファにかけていたら、涼麻が輪ゴムをくわえて、おばあちゃんの足元にポトンしたという、天才ぶり！

・涼麻父がお風呂に入ると、冬の涼麻はフタの上であったまって、夏はバスマットの上で待ってた。

・涼麻は昨日も今日も食べてないのに、涼麻父が食べるのは気が引ける感じがしてしまう。

・涼麻にヤギミルクをあげると、飲み終わったあとボウルを洗って、飛び散ったミルクを拭き取って、ボウルに水を入れて、と急かされるような気持ちにもなったけど、何もないとなると寂し過ぎる。

・お風呂を準備して、フタを開ける音ががらんがらんとすると、涼麻はどこにいても、おっとりと登場してたものだ。

・昨日と今日は鼻から体液、今日は血液っぽいのが出てたけど、今日の夕方には乾いてきてる。

・涼麻は快活。いつでも前向き。ちょっとやそっとでは動じない。

・涼麻父の生活も大事だけど、やっぱり涼麻のことを、もっともっと最優先に考えるべきだった。

・涼麻の顔や身体を見てると、眠ってるようで、起きたら元気に笑いそう。だけど、もう動かない。中身が抜けちゃったような感じ。涼麻父が会いたいのは、顔や身体と中身。でも、もう叶わないのなら、涼麻父たちの心の中に生きてる涼麻の「中身」を大切にしていくのだ。

・涼麻には、ほとんど人間の食べ物をあげなかったから、欲しがることもなかったけど、ときどき、たまに、アイスクリームはあげたな。美味しそうに舐めてたなあ。

・涼麻のフードボウル、底に涼麻が舐めた跡が残っていて、まだ洗えない。

・涼麻父がトイレに行くと、涼麻はどこかに出掛けるかと思って部屋から出てくる。涼麻父がトイレだよと言いながら、マテのハンドシグナルをすると待っていた。会社に行くときは、玄関先まで出てきて、伏せして、あくびしたりして。耳も遠くなって、目も見えにくかったとおもうけど、結構、分かってたみたい。

・白内障の進行を遅らせる点眼薬、手持ちの最後のを開封したばかり。一回しか使わなかったなあ。

・何かを測るとき、巻き取り式のメジャーを伸ばしてカラカラカラって音が鳴ると、涼麻が警戒してたけど、腹囲を測られると思ってたのかな。確かに服を作ってもらうために何度か測ったけど～

・荼毘にふすのではなく、剥製にすればいいのか？いや、剥製を見ていても息を吹き返す訳じゃない。いくら、いつか息を吹き返すだなんて考え続けても、前に進めなくなるだけだろう。その思いを断ち切りなさいということなのでしょう。むしろ、向き合うべきなのは涼麻の中身であり、残してくれたことなのだから。涼麻は、もうすでに完成したんだよ。

・涼麻父は日本語を話す相手もなく一人で生活してると思い込んでたけど、それは全くの間違いだった。涼麻がたくさん話しかけてくれてたんだ。確かに人間は一人だったし、日本語をしゃべるのは一人だったけど、涼麻と、たくさんコミュニケーションをとっていた。

・「ソロの至福」だなんてテレビで言ってたけど、そんなのあるんだろうかなあ？

・涼麻、寝る前に（お水を飲んで）、おしっこしてから寝る習慣が、すっかり身についていた。

・毎日、晩ごはん後、８時頃には先に寝ていて、涼麻父が寝ようと布団に入ると、涼麻が起きて、おしっこして、ぼうろをもらうのを待っていた。涼麻父が布団を出て、ぼうろを３つあげると、抱っこされるのを待ってて、涼麻父が後ろから抱っこ。抱っこする瞬間、涼麻が手足に少し力を入れて軽く跳ね上がるように調子を合わせて、涼麻父を助ける。抱っこしてベッドにあげて寝始める。しばらくすると、むずかり始めるのでベッドから降ろそうとすると、いやまだだよ、と抵抗する。これを繰り返して３回目くらいに、抱っこのタイミングに合わせて身体を浮かせるので、お腹に手を回してベッドからおろしてあげる。こうして、ようやく、２人とも寝始める。毎晩、寝るまでのルーチーン。

・以前は自分でベッドから降りてたけど、手足に負担がかかるので、降ろしてあげることにした。そしたら、ちゃんと降ろして貰うのを待つようになった。

・ベッドにあがるときは、横に来て、上げてと訴える。涼麻父が気がつかないと、ベッドの横で立ち上がって、手でベッドの側面をガリガリする。 リビングのソファのときも同じだなあ。

・ケージに取り付けた水のみから、あまり飲まなくなってたのは、誤嚥ぽくなってたからなのかも知れない。

・それにしても、小さな頃からよく水を飲む子だった。一度に300mL飲むことも。ベランダの水も、よくガブガブ飲んだ。顎の下が濡れるので、涼麻父が着ているＴシャツで拭いてあげてた。

・夜、涼麻が玄関で寝てたかと思うと、涼麻父が脱いだ部屋着を置いてあるベッドの下に来て鼻面を突っ込んで寝始める。涼麻父は、必ず「おとーちやん、（ここに）いるよ」って声をかける。

・もしも涼麻父がベッドじゃなくて床で寝るようにしていたら、涼麻は好きなときに涼麻父のとこに来たり、布団に入ったり、自由にできたことと思う。

・テレビに犬、猿、馬が出ると飛びかからんばかりに吠えまくった。晩年はよく見えなくなってたようだけど、土曜日か日曜日、テレビの犬に軽く吠えてた。

・お散歩してて、他のワンコに気づきにくくなってた。うんちし始めてたりして。ワンコが通りすぎた頃に気がついたり。晩年は、来てくれたワンコの方に向きを変えてあげて、真っ正面にすると気がついて挨拶♪ かと思うと、前の方を歩いてるレトリーバーに気がついて追いつこうと張り切ったり。なかなか追いつかないんだけど。

・玄関で昼寝していた涼麻が、リビングの入口に来ると一旦停止するので、大きく手を振って「りょーま～」って呼ぶ。多くの場合、トイレ経由で遠回りしてから、リビングに入ってくる。

・涼麻は、小さな頃から迂回することを知っていた。だからアジリティのハードルを飛ぶことがない

・日中エアコンをつけっぱなし。この時期、ようやく日中、クーラーが要らなくなっていた。そろそろ暖房が必要になるなと思ってた矢先。

・涼麻のごはんは、ドライフード50g、クリアＣ、コンドロイチン、ハトムギパワー、リンゴをすりおろして、ささみ20g、豚レバー、ヨーグルト。朝、涼麻が起こしてくれるけど、涼麻父が寝坊気味だった朝は、涼麻父のごはんを手抜きすることはあっても、涼麻のごはんは最優先！

・涼麻、ついにお骨になっちゃった。もう息を吹き返すことはないと思い知らされる。自分で斎場に頼んでるわけだけど。 立派なお骨。喉仏は人間のと変わりないんじゃないかと思うほど。ロケットカプセルには、犬歯、小さい歯、指、爪の根元、尻尾の先×３、顔の一部を。頭蓋骨の側面がもろかったもよう。歯周病でしたか？と聞かれたが、一年前の膿が骨を少し侵食していたのかも。ん？でもそれなら左側だけのはず。やはり、歯周病が進んでいたか。左側で片噛みしてることがあった。

・何かする度に、涼麻はどこにいるかな、昼寝を起こしちゃうかなという条件反射があり、それを脳が抑え込もうとしている。

・室温の調整。ずっと涼麻中心で考えてきていた。必ず天気予報で、最低気温と最高気温をチェックしてた。

・斎場から戻ってきたら、少し気が軽くなっている。薄情なのか？生き返らせようとする野望から解き放たれたからか？動かなくなった涼麻を見てるのは忍びない。生き返るなら、そのままにしておきたいところだけど。寂しいけれど。

・涼麻と車で出掛けようとすると、その前にお散歩してトイレ済まさないとって、考えて、つい気が重くなってたような気がする。以前、まだ小さいとき、車内で逆噴射したことがトラウマ～

・駒沢公園は秋。近いんだから、もっと連れてってあげるべきだったなあ。もう、あまり、長時間は歩かなくなってたけど。

・涼麻父が何か始めると、たいてい涼麻が「何してるの？」って、寄ってきたものだ。張り合いがなくなっちゃったなあ。

・涼麻用にストックしてる冷凍ささみが、たくさん残ってる！

・ベランダのドアを開け閉めするとき、涼麻が室内にいるか、ベランダにいるか確認する癖。一度だけ、気づかずに涼麻を締め出しちゃったことがあった。

・お供え物がたくさん。涼麻の人望だ！

・今まで涼麻のために確保していた時間が突然空虚になってしまった。

・配送の時間を決めるときも、涼麻の散歩時間帯を最優先、最近は病院の診療時間帯を避けるようにもなっていた。

・涼麻がいないと、つまんないなあ。なんか、やっぱり物足りない。

・涼麻がいると、ちゃんとしようという気持ちがあったようだ。別に涼麻がとやかく言うわけではないのだけれど。監視してるわけじゃないのだけれど。

・近親者を亡くす度に、後頭部を殴打されたような感触を覚える。今回も同じだ。

・涼麻父がそろそろ寝ようと寝室に向かうときは、たいてい、涼麻は玄関か寝室で寝ていた。だから、寝ようと寝室に向かう前に、涼麻がどこにいるか探す癖。

・納棺できなかった涼麻父の部屋着に、涼麻の耳垢の匂いが染み付いてる。

・朝、会社に行くとき、涼麻がごはんを食べ終わって、トイレを済ませていれば、玄関まで見送りに来てくれるが、タイミングがずれると、涼麻父が出掛けようとして玄関まで来ても、涼麻がまだトイレに向かうとこだったりする。そのまま、涼麻父が出掛けてしまうと、涼麻がお見送りできないし、一日中、トイレが使用済みのままになってしまうので、涼麻父は、靴を脱いでカバンを玄関に置いて、涼麻のトイレを見届けるということになります。

・朝出社するとき、たとえ早く準備が整っていても、早めに家を出ることはしなかった。できるだけ、涼麻がひとりになる時間を短くしたかった。

・涼麻、ひとりでいる時間が長くなってしまい、寂しかったか。存在意義が薄らいだと感じてしまっていたのか？決してそんなことはないのに。涼麻は、つまんない、つまんない、って思ってたかなあ。

・最後の一週間くらい、朝起きてリビングに来ても、ごはんの準備してるうちに、ダイニングテーブルの涼麻の巣＝ジーンズで寝てしまってた。鼻先に準備できたボウルを持っていってもぼぅっとしてた。鼻が詰まっていたのかも？でも、ボウルをケージに置いて、涼麻父が食べ始めると、ゆっくり起き上がって食べに行ってた。

・３、４回、朝ごはんの一部を残すことがあった。しばらくすると、あるいは日中のうちに完食はしていた。晩ごはんを残すことは一度もなかった。小さい頃は食の細い子だったことを考えると、しっかり食べるようになったものだ。

・夏頃から、朝５時頃、「あさだよー、おきてー、はらへったよー」って起こしてくれてたが、ここ数日？くらい、たまに寝てた。

・ベランダに出たとき、以前より長居するようになってた。こちらにおしりを向けて、ぼーっと伏せしてた。涼麻父が迎えにいくと、２回目くらいに、ゆっくり立ち上がって戻ってきてた。

・母を亡くし、言葉で話す相手がいなくなっても孤独感はなかったから、大丈夫と思ってたが、それは涼麻がいてくれたからだった。涼麻とは日本語ではないけれど、たくさんコミュニケーションしてたんだ。涼麻の存在は偉大だったのだ。

・平日はふたりの朝ごはん、７時を目処に準備を済ませていた。寝坊気味のときは、作業効率をアップさせて(ゴミ箱の開閉回数、テーブルへのアクセス回数)。涼麻父が食べてる間に、涼麻は食べ終わって、トイレを始めるというパターンが多かった。

・昨日は秋晴れ、今日はお天気下り坂

・平日の朝、涼麻父がTシャツからワイシャツに着替え始めると、それを見て涼麻は、あー、とーちゃん、今日はかいしゃだねって。

・脱いだ部屋着は、ベッド上ではなくベッド横の床に。それを、日中、涼麻がリビングの寝床へ運ぶ。

・火の用心に、このところ特に神経質になっていた。玄関で靴を履いてからも、脱いで確認に行ったり。たまに３回確認なんてことも。もちろん、これからも用心だけど。

・涼麻が、はあはあしてるとき、舌の色を確認すべきだった。今となっては、どうであったかは、わからないけど。

・会社にいるとき、ふと、今頃、涼麻は何してるかな、昼寝してるかなと思ったり。ひとりで鍵開けて散歩でもできたらよかったのかな。つまんなかったかな。涼麻にとっては、涼麻父が唯一の存在になってたからな。涼麻父は会社でいろんな人に会えるけど。だから、涼麻、お散歩は、もともと好きだったけど、より一層楽しみにしていたんだろうな。

・土曜日はずっと雨で外に出られなかった。朝、クリーニング屋さんが来ても、寝室奥のカーテンのところで寝ていて気づかなかった。多分、はじめて。クリーニング屋さんに、涼麻くんは？と聞かれた。

・以前は帰宅して、ふたりで晩ごはんを食べてから、夜９時前後頃からお散歩してた。それに比べれば、最近は帰宅も早く時間的余裕もあったはずなのに、なぜ、あんなに忙しない気持ちになっていたのだろう。涼麻にかわいそうなことをしていた。

・たった20分のお散歩でも、息が切れるようになっていた。それでも、なお、涼麻は先へ先へ歩こうとしていた。

・涼麻父は、帰宅すると、開口一番、「りょーまー」と呼んでいた。玄関で寝ているときは、そっと。今日からは、呼んでも出てこない。

・会えば、いつでも尻尾を振ってよろこんでくれた涼麻。

・月曜日と火曜日の夜は、リビングに布団を持ち込んで、涼麻と一緒に寝た。

・涼麻は、小さい頃から、「迂回」することを知っていた。涼麻家のキッチンの作りのせいか？そのおかげか、ハードルは跳ばずに、迂回していたものだ。

・涼麻父、夏頃？からか、やたらとへばるようになっていた。家事をして、あれこれやっている途中で、へたりこむことがあった。ブタクサ花粉症のせいだったかも。確かに薬を飲んだら、だいぶ楽になっていた。涼麻を重荷扱いしていなかったか。恩人だというのに。

・涼麻は、母、祖母を見送り、311を一緒に乗り越えたのに。

・ポチの第５巻を読む日がきた。涼麻にもしものことがあったら読もうと決めていたわけではなく、一生読む気がなかった、というか、読む勇気がなかった。

・涼麻は家族だと口では言っていたが、それ以上の存在。その重みを分かっていなかった。たとえ言葉をしゃべれなくても、涼麻は無償の愛を与えてくれていた。

・雨でお散歩できなかった翌日、出社していて日中にいい天気だと、涼麻はお散歩したいだろうなあ、早く帰ってあげたいと思いを馳せていた。

・帰宅して、室温が大丈夫だったか確認する癖。空気がよどんでいるようなら、窓あけ。

・帰宅したら着替えてお散歩。帰って早々涼麻父がトイレにいくと涼麻が探す。お散歩から戻ったら涼麻の晩ごはん、涼麻父の晩ごはん。座ったらダメ。

・帰宅して、朝ベッドの横に置いていた部屋着がそのまま。いつもなら、涼麻がリビングの寝床に持っていってるのだけど。

・涼麻のお散歩タオルは、全部で３枚。お散歩に持っていき、帰ると足拭き。洗って浴室に干して、順々に使っていくから、常に浴室には１枚が干されている。今日、取り込んで、もう干すべきタオルはなくなったので、浴室の風景が少しだけ変わる。

・涼麻の四十九日が、母の一周忌。

・さつまいもやカボチャを買おうと思っても、涼麻と分け合うのなら即決なんだけど。お供えすればいいか。

・時間を巻き戻したい。

・なんだかんだ言って、涼麻が生活のペースメーカーになってくれていた。涼麻がいないと、ぐずぐずしてしまっている。

・日曜日の夜、涼麻は横たわることも伏せることもできず、犬座状態だった。これが呼吸困難のサインだった。涼麻父は、涼麻語はわかっていたとしても、肝心の犬語をわかっていなかった。

・涼麻、もしかしてソファの下に隠れてるのかもと思って覗いてみたけど、いなかった。

・つまんないな。生活にハリがない。毎日、大変だったけど、充実していた。

・フィラリア期間中は、電子蚊取りをつけっ放しにしてた。涼麻父がいないときに蚊に刺されるといけないから。いま、スイッチを切った。

・涼麻は甘えん坊。

・涼麻は、トイレするとおやつをもらえることになっているので、夜中でも、トイレの前で待っていたり、トイレの前から呼んだり、起こしにくる。それも、なくなってしまった。

・以前、そらママが見た夢。涼麻が人間になってて、涼麻父「うん、人間になったんだよ～」と当たり前のように答えていたと。

・目も耳も遠くなってたけど、鼻は利いてた。だから、お散歩のとき、匂い嗅ぎの時間が増えてたのかな。でも、最近は左鼻が鼻水が増えてて、嗅ぎにくくなってたか。鼻づまりも肺炎のしるしだった模様。

・出勤時、部屋の電気を一部残して消し始めると、朝ごはんを終えてぼーっとしていた涼麻も、はいはい～って玄関で見送るために立ち上がってくる。

・日中、職場にいて、雨が降ってると、この雨あがるかな、お散歩できるかなって、気にしてるのが常だった。

・涼麻の方が圧倒的にお友だちが多く、幅広い。

・涼麻が涼麻父を選んでくれたのに、最後の最後で涼麻父は涼麻を守れなかった。といえば、自分を正当化しているだけ。

・涼麻、ごめんね。

・キッチンマットが濡れてない。日中、トイレが満杯になってしまうと、キッチンマットにおしっこすると決めてた涼麻。涼麻父がキッチンに立ったとき気がついていたものだ。

・寝るとき、涼麻は、冬になると布団の中に入ってきていた。暑くなると、はあはあしながら出てきていた。

・土曜日の朝、クリーニング屋さん、「あれ、今日も涼麻くんは寝てるのかな？」。いつも、玄関に出てきてクリーニング屋さんになでなでしてもらってたんだけど、先週土曜日、初めて、寝てて気づかず出てこなかったから。

・涼麻は日本語を話さなかったけれど、毎日たくさんのコミュニケーションを交わし、涼麻父を支えてくれていたのだということを、いまさらながら強く思い知らされる。

・スーパーから配達してもらって、玄関からキッチンに運んでる間、涼麻がネギを噛んだりしないように気を遣っていたものだ。たいてい、鶏肉の入った袋を覗き込んでいたけどね。

・これまでは、ワンOKのところへしか行かれなかった。これからは、どこにでも行かれるのだろうけれど、どこへも行く気になれない。

・何の時間的制約もなくなった。だけど、何かやる気になるわけでもない。

・晩ごはんの後、涼麻は玄関で寝てる。夜11時過ぎになって、涼麻父がまだ寝ないでテレビを見たりしていると、涼麻がリビングの入口までやってきて「とーちゃん、まだ ねないの？はやくねたほうがいいよ」って言いながら、トイレでおしっこして、ダイニングテーブルの横の巣で寝始める。

・涼麻父がベッドに入るとき、涼麻もベッドに上げる。しばらくすると、降りたがる。下ろそうかとすると、まだいいって。３回目くらいに下りて、涼麻父の部屋着に鼻を突っこんで眠り始める。

・夜中にベッドから降りるとき、涼麻を踏まないように。

・玄関の靴が揃ったままで乱れてない。

・朝起きるとき、涼麻のために起きるか、自分のために起きるか、２つの選択肢があった。

・涼麻のいない生活、もう一週間経とうとしてる、はやい。

・今日はこんなに良い天気なのに、外に出る理由がない。やばい。ジョギングかサイクリングか。

・誰もいないと虚しすぎて、おかしくなりそう。

・休日、涼麻父が朝ごはんの準備をしてると、ごはんを食べ終えた涼麻がキッチンの方を覗いたりして、いそいそし始める。明るい日中のお散歩は貴重だった。

・お散歩待ちの涼麻、涼麻父がキッチン、洗面台、トイレ、寝室へ用があって移動する度に、テッテッテってついてきてた。

・よく時間ごとの天気予報を確認してた。ちゃんとお散歩できるかなって。

皆さんに感謝、涼麻に感謝

涼麻に、たくさんのお供え物を頂戴しています。

涼麻、どれほど多くの皆さんに愛されていたことか。

涼麻「おとーちゃん、ぼくモテモテだよ 」

涼麻父よりも涼麻の方がお友だちがはるかに多いと思います。

涼麻が繋いでくれたご縁に感謝しています。

お心を寄せてくださっている皆さま、ありがとうございます。

※WPの集合写真で、いつもそら飼いさんに使ってもらっているレンズで撮りました

涼麻 ありがとう

2020年10月15日（木曜日）

顔まわりがボサボサだったので、少し、父トリミングしました

目の周りがスッキリすると、若返ったように感じます

 

10月17日（土曜日）

シャンプーしたら、左耳が垂れ耳になってしまいました。前回（9月27日）のシャンプーの後も、垂れ耳になってました。

１〜２時間で立ち耳に戻りました。

涼麻は生まれて50日ほどで涼麻家に来ました。いまでは、もっと親犬やきょうだいたちといっしょに過ごすのだと思いますが、うちの子になった頃は、まだ垂れ耳でした。

 

10月18日（日）

朝、ご近所散歩して、いつも通りにごはんを食べました

 

このWP2020の写真は、2019年5月、そら飼いさんに撮ってもらったものです

14歳6か月の年長賞で表彰していただきました。

zoomにうまく接続できず、またyoutubeの方もよくわからなかったのですが、夕方に送ってもらったyoutubeのアドレスからアクセスすることができました。

その夜、晩ごはんの後、20時頃、涼麻の息づかいが荒くなり、月曜日にはかかりつけの先生に診てもらわないとならないかと思っていました。21時半頃、外に出たいのかと思い、連れ出しました（このときも尻尾ふりふり）が、少量のおしっこを一回しただけで、あまり歩きたそうではなかったので、抱っこして戻りました。23時過ぎ、少し呼吸が穏やかになり、涼麻父もウトウトしていましたが、その後、また、はあはあと息づかいが荒くなって、穏やかになったかと思ったら、息を引き取っていました。

声をあげることなく、静かに、永い眠りにつきました。

10月19日（月曜日）早朝のことでした。

 

涼麻父は、昨冬、母を見送っており、その後、諸手続きに追われ、10月はじめに、ようやく一段落ついたところでした。その後、母の一周忌の段取りを始め、日曜日には親戚に送る往復葉書を印刷していました。そして、WP2020では年長賞をいただいて。

 

涼麻は、14年間、小さな体で涼麻父を支えてきてくれました。

涼麻父の節目を見届けて、「とーちゃん、もうだいじょうぶだね」と思っていたのか。

本当に、この子は涼麻父が話すことを理解していたと思います。

そろそろ涼麻が日本語を話し始めるのではないかと本気で期待していました。

涼麻と15回の春夏秋冬を一緒に過ごしてきました。

少し、分離不安気味に育ててしまいましたが、涼麻父が、どこへ行くにも、置いていかれまいとしていました。

会社に行くとき、スーツを着たときだけは、聞き分けよく見送ってくれました。

 

コロナ禍で、涼麻父は以前より早く帰宅することができるようになって、晩ごはん前にお散歩にいくというスタイルが確立していました。

涼麻に「おさんぽ いく？」って聞くと、いつも目をキラキラと輝かせて、うんち袋を取りに行く涼麻父についてきて、水を汲みにいく涼麻父についてきて、あっちへテケテケこっちへテケテケ

お散歩では、常に尻尾ふりふり。ワンコに会えば、より一層ふりふり。

挨拶が苦手だというワンコの飼い主さんの心配をよそに、涼麻は誰とでも上手に挨拶して、驚かせていたものです。

 

そんな涼麻も、もう動きません。

今朝は、まだ「おなか すいたって」言いません。

単なる寝坊助ならいいんですが。

ちょろたんのまま、横たわっています。

 

涼麻は、涼麻父にたくさんのことをしてくれました。

涼麻は、涼麻父に全幅の信頼を寄せてくれていました。

涼麻父は、涼麻に、もっともっと、してあげられることがあったと思います。

でも、

涼麻が残してくれた思い出、涼麻が教えてくれたこと、たくさんの飼い主さんやワンコたちとの出会いを大切にしていきます。

涼麻、ありがとう。涼麻は涼麻父の自慢の子です。

数字の見方#27

本日18日、日曜日までの累積人数のグラフです（一週間前のグラフを更新しました）。

 

同様に、週ごとの増加数です。

まったくもって足踏み状態が続いています。

【人数の出典】
東京都の人数：東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト、2020年10月18日18:45更新（チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等を含まず）

エアコンをスマートに #4

前回までにテレビのリモコンコードを記録しておいて、送信することでちゃんと操作することができました。

今回は、本題のDAIKINエアコンのリモコンコードを整理しました。

モード＝冷房、温度＝25℃、風量＝自動のときのコードは、

3530 1650
449 1251 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 1251 449 416 449 1251 449 1251 449 1251 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 1251 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449
29516
3530 1650
449 1251 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 1251 449 416 449 1251 449 1251 449 1251 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 1251 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 416 449 1251 449 1251 449

です。1T=400μsとみれば、冒頭の3531、1650は8T：4Tなので、今回も家製協フォーマットです。

このAGCの後に64ビット、ターミネータ29515を挟んで、再びAGC、その後に152ビットの信号、計２フレームで構成されています。

これを0（on 1T+off 1T）、1（on 1T+off 3T）で書き直すと、第１フレーム（64ビット）は、

1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 1 0 1 1 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0

で、第２フレーム（152ビット）は、

1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 1 0 1 1 1 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 1 0 1 1

です。

エアコンのコマンドをいろいろ変えて確認したところ、第１フレームは毎回同じ信号です。第２フレームは、運転モードや設定温度、風量によって変わります。

今回は、第２フレームをビット単位及び4ビットずつのニブル単位で整理することにします。第２フレームは152ビットあるので、第1二ブルから第38ニブルで表されます。

涼麻家のDAIKINリモコンは、次のようになっていました。

■電源 on/off
オン:第41ビット=1、第11ニブル=1---
オフ:第41ビット=0、第11ニブル=0---

■タイマー入/切
タイマーなし：第42・43 ビット=00、第11 ニブル=-00-
入：第42・43ビット=10、第11ニブル=-10-
入1時間：第83~88ビット=111100(=15)、第21・22ニブル=-111100-
入2時間：第83~88ビット=011110(=30)、第21・22ニブル=-011110-
入3時間：第83~88ビット=101101(=45)、第21・22ニブル=-101101-
切：第42・43ビット=01、第11ニブル=-01-
切1時間:：第95~100ビット=111100(=15)、第24・25ニブル=-111100-
切2時間：第95~100ビット=011110(=30)、第24・25ニブル=-011110-
切3時間：第95~100ビット=101101(=45)、第24・25ニブル=-101101-

■運転モード
自動：第45~47ビット=000、第12ニブル=000-
送風：第45~47ビット=011、第12ニブル=011-
冷房：第45~47ビット=110、第12ニブル=110-
暖房：第45~47ビット=001、第12ニブル=001-
ドライ：第45~47ビット=010、第12ニブル=010-

■温度
18°C：第50~55ビット=010010(=18)、第13・14ニブル=-010 010-
19°C：第50~55ビット=110010(=19)、第13・14ニブル=-110 010-
│
22°C：第50~55ビット=011010(=22)、第13・14ニブル=-011 010-
23°C：第50~55ビット=111010(=23)、第13・14ニブル=-111 010-
24°C：第50~55ビット=000110(=24)、第13・14ニブル=-000 110-
25°C：第50~55ビット=100110(=25)、第13・14ニブル=-100 110-
26°C：第50~55ビット=010110(=26)、第13・14ニブル=-010 110-
│
31°C：第50~55ビット=111110(=31)、第13・14ニブル=-111 110-
32°C：第50~55ビット=000001(=32)、第13・14ニブル=-000 001-

※第56ビット=1 のとき、第55ビットは温度ビットとして読まない
ドライ・自動モード:第55、56ビット=11、第14ニブル=--11

除湿-2℃：第50~54ビット=01110、第13・14ニブル=-011 10--(=-2)
除湿-1℃：第50~54ビット=11110、第13・14ニブル=-111 10--(=-1)
除湿±0℃：第50~54ビット=00000、第13・14ニブル=-000 00--(=0)
除湿+1℃：第50~54ビット=10000、第13・14ニブル=-100 00--(=+1)
除湿+2℃：第50~54ビット=01000、第13・14ニブル=-010 00--(=+2)
自動モード：第50~55ビット=00000、第13・14ニブル=-000 00--(=0)

■風向（スイング）
なし：第65~68ビット・第73~76ビット=0000、第17ニブル・第19ニブル=0000
上下スイング：第65~68ビット=1111、第17ニブル=1111
左右スイング：第73~76ビット=1111、第19ニブル=1111
ワイド：第73~76ビット=0111、第19ニブル=0111

■風量
自動：第69~72ビット=0101、第18ニブル=0101(=10)
しずか：第69~72ビット=1101、第18ニブル=1101(=11)
風量1：第69~72ビット=1100、第18ニブル=1100(=3)
風量2：第69~72ビット=0010、第18ニブル=0010(=4)
風量3：第69~72ビット=1010、第18ニブル=1010(=5)
風量4：第69~72ビット=0110、第18ニブル=0110(=6)
風量5：第69~72ビット=1110、第18ニブル=1110(=7)

■その他機能
パワフル：第105ビット=1、第18ニブル=1---
光クリーン：第131ビット=1、第33ニブル=--1-

■チェックサム
第145~152ビット=第37・38ニブル=第1~18バイトの総和の下位1バイト

さて、次回は、この解析結果に基づいてコードを作成して、送信してみようと思います。

多部ちゃん

昨日、「君に届け（2010）」を観て、

 

すっかり拍車がかかって注文した「アイネクライネナハトムジーク（2019）」「ツバキ文具店（2017）」が到着して、

 

今日は、ケーブルTVで「これは経費で落ちません（2019）」の一気見が放映されています。

 

張り詰めた内面と、周囲に対する洞察力、その狭間で表情を強張らせてしまい、

 

その分、時折、見せる笑顔が

 

どこからどこまでが演技で、どれが本人の延長線上なのか。素晴らしい女優さんです。

今日はWP2020ですが、zoomにうまく繋げないし、youtubeのチャンネルも見つけられず・・・

エアコンをスマートに #3

前回までに、エアコンよりシンプルなテレビのリモコン信号を取り込みましたので、今回は、送信モジュールを作って、ちゃんと機能するか試してみました。

GPIO17番の出力をパワーMOSFETに入力して、赤外線LEDを点滅させます。

このLEDは、直流で使うときの順電流はI_F=100mA、電圧降下V_F=1.35Vです。

通常は最大定格の1/2程度に抑えるべきですが、今回は38kHzのPWMで使うので、I_F=100mAを流しても余裕があるでしょう。

FETのV_DS-I_D特性図から、V_GS=3Vのときのオン抵抗Ronは0.2Ω（傾きの逆数）なので、

(5V-1.35V)÷(R_L+Ron0.2Ω)=0.1A

から、負荷抵抗をR_L=36.3Ω　→33Ωとします。

次に、ゲート抵抗R_Gを決めます。

家製協フォーマットの変調周波数は38kHz、デューティー比1/3なので、パルス幅は8～9μs程度です。ゲート電流を小さくすれば消費電力を抑えられますが、あまり小さすぎるとパルス形状がなまってしまいHiレベルに至らなくなるおそれがあります。

そこで今回は、立上り時間が1μs以下となるようにします。Q_G-V_GS特性を見ると、V_GS=3.3VのときのQ_Gは10nCほどです。したがって、ゲート電流は、

I_G＝10nC/1,000ns=10mA

が適切です。そのため、ゲート抵抗を、

R_G=V_DG3.3V/I_G10mA=330Ω

とします。プルダウン抵抗は、ゲート抵抗の100倍程度ということで47kΩとします。

これをブレッドボード上に組み上げます

 

で、予め、記録しておいた赤外線リモコンコードを送信

ちゃんと、指定したチャンネルに切り替わりました

ところで、チャンネル１の生信号は、

3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478
70739
3513 1568
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 1191
478 1191 478 368 478 1191 478 368
478 1191 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 368 478 1191
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 368 478 368 478 368
478 368 478 1191 478 1191 478 1191
478 368 478 368 478 1191 478 368
478 368 478 1191 478 368 478 368
478 1191 478 1191 478 368 478 368
478

で、もちろん、これをそのまま送信して

 

次に、この数字を有効数字２桁に丸めた整形ファイルを用意して、

3500, 1600, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 71000, 3500, 1600, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480, 1200, 480, 1200, 480, 360, 480, 360, 480

この信号を送信してもでした。

これだと６種類の数字の組合せでリモコンコードを再現できるようになるので、メモリを節約できてPICに収めることもできそうです。

次は、いよいよエアコンコードの解析です。

かんたん大学芋

土井善晴の「かんたん大学芋」を作ってみました

さつまいもを1cm厚に切って、５分ほど水にさらしておきます。

 

フライパンに油を薄く敷いて、さつまいもと煮干しを炒って、

 

弱火で、じっくりと焼き目をつけて、

 

さつまいもに火が通ったら、醤油、砂糖、酒各大さじ１を加えて、からめれば、

 

できあがり

揚げ卵のみそ汁

土井善晴の「揚げ卵のみそ汁」

まず、具のない味噌汁を用意します。涼麻のささみの茹で汁に煮干しを入れました。

 

卵２つに刻んだミョウガとネギ

 

よく溶きほぐして、

 

大さじ１の油を熱して、

 

焼いて、まとめて、

 

味噌汁に入れれば、できあがり

火星と木星

だいぶ過ごしやすい陽気になって、夕方のお散歩が快調で、しっぽフリフリ

 

東の空に燃える火星

 

南西の空にでっかい木星

空が澄んだ日には、木星の左側に土星も

明け方には金星も見えるようです

 

帰宅してテレビを見ていたら、ジュディオングのウエスティが登場

炊飯スイッチ

房総半島から送ってもらった炊き込みご飯の素「ひじきしじみ」

 

お米の上に乗っけて、普通に炊くだけでできあがっちゃいます

少々、濃い目の味つけですが。。。

 

わらじメンチのときに油温の自動調整機能を発見しましたが、なんと「炊飯」ボタンもありました

試しに押してみたら、噴きこぼれることもなく、いとも簡単に炊けちゃいました

いままで、コンロにつきっきりだったのは、一体、なんだった

数字のミカタ#26

本日11日、日曜日までの累積人数のグラフです（一週間前のグラフを更新しました）。

 

同様に、週ごとの増加数です。

完全に足踏み状態のようです。

【人数の出典】
東京都の人数：東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト、2020年10月11日19:15更新（チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等を含まず）

じゃがいものそぼろ煮

この一週間、秋雨前線と台風の影響で雨続き

涼麻が、お散歩にいこうよと誘いにやってきます

昨日は、小雨になった時間帯に５分くらいお散歩できて、

今日は、ようやく、しっかりとお散歩できました

 

今日は、大原千鶴の「じゃがいものそぼろ煮」を作りました

 

鶏ひき肉100gに酒大さじ1/2をふくませて、

 

白っぽくなるまで炒めて、

 

出汁１カップを加え、1/4にカットしたじゃがいも３個、

 

竹串が通るようになったら、

 

薄口しょうゆ大さじ１、

 

汁気が少なくなるまで煮詰めたら、できあがり。

 

じゃがいもに出汁がしっかり染みて、酒を含ませておいた効果で鶏もふんわり、おいしいです