看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

「夕凪の街 桜の国」

2007-11-30 23:41:26 | 日本映画
 ども。
 切々と胸に迫るいい映画を観ました。

 昨日、仕事帰りに駆けつけたみなみ会館で上映された「夕凪の街 桜の国」。
 田中麗奈ちゃんのファンとしても観たかった映画です。
 
 昭和33年、原爆投下から13年経った広島の日常の一こまを切り取った「夕凪の街」。平野皆実さんを演じる麻生久美子さんのおっとりとした語り口調が、この映画の基調となって日常が淡々と描かれます。そこから段々と、原爆にいかに人生を奪われたか、13年たっても少しも癒されず、生きていくことに罪悪感を持つまでのトラウマを抱えていることが少しずつ明かされていきます。打越さんに原爆を語るシーン、「生きていてくれてよかった」との打越のセリフ。胸を打ちました。

 「夕凪の街」が丁寧に描かれて、「桜の国」へと続く物語がすごく生きてきます。現代を舞台とした「桜の国」。田中麗奈ちゃん、中越典子さんの熱演、そして石川旭を演じた堺正章さん。
 原爆が60年たった今も、生きている人間に影響を与え続けていることをサラリと描きながら、ぐっと観ているものを考えさせます。

 田中麗奈ちゃんの笑顔に、生きていることの幸せと明日の希望を見出した私です。

「天下無賊」 

2007-11-29 18:36:57 | 中国映画
 ども。

 前から知っていてみたかった映画をDVDで見ました。
 「天下無賊」(イノセントワールド)
  2005年。
 主役はアンディ・ラウ。レネ・リウ。グォ・ヨウと豪華です。
 監督はフォン・シャオガン。

 2005年の正月映画でヒットした映画で、肩のこらない映画です。
 天下に泥棒はいないと信じるイノセントな若者。この若者が大金を持って旅にでたことから泥棒二組がこの金を狙う羽目に。泥棒同士の丁々発止とイノセントな若者。
 グォ・ヨウが貫禄の演技です。
 リー・ピンピンが可愛く、セクシー。

 最後に食べ物をガツガツと詰め込むレネ・リウの演技に感心しました。
 あー、おもしろかった。

おどろいたこと 2つ

2007-11-28 21:30:00 | 日々のこと
 ども。

 今日、朝目が覚めたら7時35分だった!
 時計をメガネをかけて確かめて、「ギャーっ!オイ、起きい。7時35分や」と配偶者をたたき起こす。
 普段なら出勤で家を出る時間。
 家族全員で大寝坊。
 わー、と言いつつ、息子が、配偶者が、私が飛び出しました。
 ホント、ビックリ。普通なら6時には起きだして、洗濯機をかけて、コーヒーを入れて、6時半に息子・娘を起こして、配偶者が起きてくるというパターンが完全に崩れました。何でこんなに寝たんだろ。不思議です。

 もうひとつのビックリは、ピクシーの名古屋グランパス監督就任! 
 ピクシーことドラガン・ストイコビッチ様が監督になられるのなら、私はたとえ“にわか”と呼ばれようと今日から名古屋グランパスのサポーターです。
 ほんとにウレシイ!

 ウェルカム!ピクシー!!

クサイけど大好き!「青空のルーレット」

2007-11-25 16:45:45 | 日本映画
 ども。

 きれいに晴れ渡った三連休最終日の京都。
 息子は模擬試験に朝早くから行き、配偶者は中国語検定の受検。
 私は事務所に置きっぱなしの自転車を取りに行きながら、みなみ会館で配偶者と待ち合わせて。昨日からみなみ会館で上映のはじまった「青空のルーレット」と見ました。

 監督:西谷真一
 主演に塩谷瞬、貫地谷しほり。他にも、リリィシュシュの忍成修吾、平田満、オセロの中島さん、石田えり、鈴木沙羽と若手からベテランまでメンバーがそろってます。

 「人間どう生きるか?」という正しい質問には正面からなかなか答えられません。
 はぐらかすか、茶化すか、ところがこの映画は正面からそれに答えようとしていて非常に好感が持てました。
 最初は、「クサイ」とも思いましたが、近年にないストレートな映画で途中からグッとひきこまれました。萩さんがいい味出してますよね。
 貫地谷しほりさんは、音楽に感動して怒涛のような手話でその感激を表すシーンにビックリしました。若手演技派との呼び声は伊達ではありません。

 映画を見終わって「ブルーハーツのストレートなロックのような映画。良かった」とペダルをこぎながら青空を仰いだ私なのでした。

火を吹くぺペロンチーノ

2007-11-24 22:45:25 | 日々のこと
 ども。

 連休なのに映画にも行けず、父母の実家でのんびりしてます。

 ホントは「パッチギ!LOVE&PEACE」と井筒監督のナマトークに行く予定が、ふにゃふにゃと狂ってしまって、奈良県広陵町の靴下まつりに行ったり、母の使いで祖父の粗供養をお寺に届けたり、月下美人の鉢を入れ替えたり、父のパソコンの調子をみたりして一日が過ぎました。たまたま昨日は父に付き合って午後5時からお酒を飲んだら午後8時前から寝てしまい、午前1時から目がさえて、仕方なしに3時間ほど吉川英治「新書太閤記」を読みふけったりしていました。なんだか休みって感じですかね。

 明日は配偶者は中国語検定。私も昼からみなみ会館に映画でもって思ってます。
 ではおやすみなさい。(「点と線」見てましたが、眠たくなってきて録画しておいて眠ります。ビートたけしの存在感がすごい!!)

 表題の火を吹くぺペロンチーノについて何も書いてなかった!
 弟から教えられて、にんにくと鷹のつめとオリーブオイルと塩コショウ、パスタでぺペロンチーノを作ろうとお昼にやってみました。ところが、鷹のつめを7本も入れて、なおかつ鷹のつめのタネまでいれてしまったために、口から火を吹く羽目になりました。大失敗!
 鷹のつめは2・3本でタネも除けばバッチリです。
 負け惜しみ?

「天上的恋人」

2007-11-23 16:18:27 | 中国映画
 ども。
 
 今日から三連休。
 休み前の夜に配偶者が借りてきた一本が「天上的恋人」。
 邦題は「恋人」(SKY LOVERS)、2002年 93分。

 ドン・ジエにリウ・イエ。そしてタオ・ホン。
 
「天にも届くばかりの山々の連なりが美しい、中国広西省チワン族自治区の山村。子供の頃、爆竹工場の爆発事故で母を亡くし、自身も聴覚を失ったチャークァンは、銃の爆発で盲目となった父と二人暮らし。 ある日、兄を探しに村にやって来た口のきけない少女・ユイチェンが彼らの家を訪れ、ごく自然に一緒に暮らすようになる。甲斐がいしく家事に勤しむユイチェンは、チャークァンを実の兄のように慕い、村一 番の勝ち気な美少女チェー・リンに恋するチャークァンを、一生懸命応援。だがいつしか彼女は、自分に向けられるチャークァンの柔らかい眼差しに戸惑い、恥じらいを覚え、彼への思いが愛であることに気づきはじめる」
(公式ホームページよりあらすじ引用)

 景色が本当にきれい。
 ただ、メルヘンとみるのがいいのか、場面場面の美しさとおもしろさがあるものの、脚本の出来がイマイチ。特にラストは?
 ドン・ジエとリウ・イエのファンにはいいかも。 
 

北風と小雨

2007-11-21 18:38:13 | 京都
 ども。
 
 京都は一昨日にはグッと冷え込み、昨日は少し寒さが緩み、今日はまた冷えてきています。北風が吹き、空は小雨まじりに。

 今日はまだこれから会議。
 帰りは、自転車をあきらめ、カッパにカブで帰ることになりそうです。

 帰ったら配偶者お気に入りのDVD「大統領の陰謀」(1976年)の続きを観ようかな。
 昨晩半分くらいで眠くなり中断。
 ただウォーターゲート事件を下敷きにしたストーリーとロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンがカッコよくてしびれます。

Sting

2007-11-20 17:19:43 | 音楽
 ども。

「YOU TUBE」の便利さに懐かしいミュージシャンなどを検索して鑑賞しております。

 私の青春時代を彩ったDEEP PURPLE、LED ZEPPELIN、KING CRIMSON、Stingなど見ました。やっぱりLIVEの臨場感がいい。
 これらのミュージシャンを続けて観て、自分のジャズ好きを再認識しました。
 何よりもインプロビゼーションのスリリングさに魅かれます。

 スティングの「BRING ON THE NIGHT」「ENGLISHMAN IN NEWYORK」は最高にスウィングしてます。オマー・ハキム、ケニー・カークランドなど懐かしいプレイヤーも光ってます。
 いいなあ・・・!

ぶるっ!と京都

2007-11-19 21:15:18 | 京都
 ども。

 昨日、日曜出勤から帰る午後5時ごろ、北風が強く寒かった!
 と思ったら、今日はグッと冷え込んだ朝。
 鴨川を渡る陸橋から、北の空を眺めると、北山は白い雪雲が垂れ込め、愛宕山は雪をかぶっていました。

 京都新聞の夕刊を見ると、美山町佐々里峠は積雪10センチだとか。
 真っ白な雪景色の写真に、凍えました。

 何だか、京都はいっきょに冬模様です。
 みなさん、風邪をお召しにならないようお気をつけて。

 でも、私ウェイウェイは、冬のピーンとした京都の寒さが好きです。
 人影もまばらなお寺や山道。こうした京都の風景が大好きです。

「くちまんちっく日本」

2007-11-17 17:20:07 | 
 ども。
 外出して事務所に戻ると以前に本屋さんにお願いしていた本が机の上に置いてありました。探して届けてくれました。
 それが「くちまんちっく日本」かもがわ出版 1997年 趙静著。

 副題に「にんしんそば」チョウチン先生の爆笑失敗録!とあります。

 内容は日本に留学して、立命館高校で中国語を教える趙静先生が、来日しての失敗談を飾らずにつづったもの。日本語も大変お上手です。
 表題の「くちまんちっく」はロマンチックを間違えて読んだもの。趙静先生は「くちまんちっくって何?」と聞いたそうです。
 「にんしんそば」は京都名物の「にしんそば」を間違えて大声で「にんしんそばを下さい」と注文して店内大爆笑。ふふふ・・と笑いながら気楽に読みました。

 おもしろくて、気さくな趙静先生の人柄が伝わってきます。