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看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

台湾のこと、日々のこと

2013-09-02 14:23:37 | 政治・経済
ども。

 昨日から9月となり、8月はすでに過去のことに。

 何もかもあわただしく過ぎるので、台湾の思い出メモも中途半端なままです。

 まあ、全部を記録して残しておかなくてはならないという決まりもないので、自分が納得すればいいのですが、どうしても記録に残したいものを思い出したので、ここにメモ。
 思い出すきっかけになったのは、高濃度の汚染水の流出が止まらない福島第一原発の危機的な事態。

 これが台湾とどう関係するのかといえば、台湾でも原発の是非を問う市民の運動が高まっているからです。
 台湾はすでに3つの原発があり、与党・国民党の馬英九総統が第4の原発の建設と早期商業運転をめざしていることから、原発の是非を問う国民投票実施を求める運動が広がっています。

 私がこのことを実感したのは、台南の街歩きでのこと。
 老街の中に、「反核」の横断幕がかかっているのを何回も目にしました。(写真参照)

 

 「NO!NUKES! NO MORE FUKUSHIMA!」

 高雄でも地下鉄に乗る若い女性のカバンに「廃核」というゼッケンをつけているのを私が見つけて、配偶者が話しかけると「NO NUKES!」と意気投合しました。
 「福島」が世界の言葉になっているのを実感しました。

 
 8月31日、9月1日は久々の休養日。
 土曜日は朝から、掃除、ひごろ不十分な風呂掃除もやりあげて、クリーニング店にも足を延ばす。
 BOOK OFFで第二次世界大戦関連資料2冊、漢詩の新書、東海村臨界事故の治療をルポした「朽ちていった命」新潮文庫などを650円で入手。ただちに2冊を読み終える。
 夜は、名古屋が鳥栖と引き分けたことを悔しがりながら、Jリーグタイムを見て就寝。

 9月1日は朝から京都へ。
 ヨドバシカメラ店内をうろうろ。我が家の電化製品の寿命が切れそうなため必要なものの価格をチェック。冬の買い物に備えます。
 アバンティの「銀座ライオン」で昼間から大ジョッキをあけて、帰宅。シャワーを浴びてひと眠り。

 娘はサンガの試合を見に行くつもりが雨と「くまもん」が来ないことを知って、家でのTV観戦に予定変更。
 KBS京都でのサンガ対熊本のゲームは、宮吉が2点目を決めて2:0でサンガが快勝となった。
 
 さて、今日、9月2日も天気が不安定だ。
 自転車通勤をあきらめて、娘のバイクを借りて出勤。
 明日からの天候回復はなるのだろうか?

沖縄の海

2011-11-09 16:57:45 | 政治・経済
 ども。

 昨年10月、生まれて初めて沖縄の地を踏んだ。
 わずか、一泊二日の沖縄だったが、強烈な印象が残った。
 基地を回り、頭の上を戦闘機が飛ぶのを見て、新基地が「予定」されている現場の海を船で案内してもらった。

 新基地建設反対、普天間基地即時返還は、いまや沖縄県民の総意となっている。アメリカと一体になった思考しかない「本土」の政治家や報道機関には、そのことが見えない。

 あれ以来、ときどき、無性に沖縄の海を見たくなる。
 沖縄の人と話したくなる。
 
 今日、このページにボクが撮った沖縄辺野古の海の写真をのせておく。
 写真は下手くそだが、海の美しさは伝わってほしい。


 

国際金融危機への対処策

2011-11-02 16:53:41 | 政治・経済
 ども。

 欧州の財政金融危機が深刻だ。
 一般紙などにいろいろ論じられているが、核心をついて納得させる記事はほとんどない。
 これは、一般紙が「新自由主義」の旗振りを一貫して行ってきた帰結に他ならない。その立ち位置にいる限り、客観的、科学的な分析はできないことは明らかだ。

 赤旗を除けば、全国商工新聞に掲載された鳥畑与一静岡大学教授の小論が、極めて簡潔に欧州財政金融危機の本質を突き対策を明らかにしている。

 ポイントは、第一に欧州財政危機は、米国のリーマンショックで発生した金融危機の第二幕であること。リーマンショックの金融財政危機を国家財政に転嫁したことで多くの国が膨大な財政赤字を抱え込むことになったこと。
 第二に金融グローバル化が財政の脆弱性を高め、国際的投機の的になってきたこと。
 第三に経済危機の根源に市場原理による格差拡大があること。
 ここでは、米国の所得上位1%への富の集中は、1976年の8.9%から2007年には23.5%に増大したこと。過去にこの水準に格差が拡大したのは恐慌直前の1927年23.9%であることが示される。
 格差が極限にまで拡大したときに空前の経済危機が発生していることは単なる偶然ではないと鳥畑教授は指摘する。

 この危機への対処策は、累進課税や社会保障充実による経済的格差是正、雇用と賃金増加そして小企業繁栄による内需拡大を基礎とした経済成長への転換であると教授は説く。

 要は、「構造改革路線」「新自由主義」路線からの転換こそ求められているのだ。
 「新自由主義」路線にどっぷりとつかっている一般紙の論調には出ない正論である。

 日頃、Perfumeとサッカーのことばかり書いてきたけど、たまには政治・経済のエントリも掲載。
 自分の覚書でもあります。

 昨日見たPerfumeのDVD。
「GLITTER」を踊る三人の姿は、ピシッと決まっていて、青い衣装も冴えてます。

「マルクスのかじり方」

2011-04-09 09:43:27 | 政治・経済
 ども。

 いつもゆる~いブログなのですが、昨日は少し怒りを発散させてしまいました。まあ、こういう思いもあるさと。

 「マルクスのかじり方」石川康宏◇著 新日本出版社 2011年3月30日初版。
 
 私の本なのに、珍しく配偶者が手にとって先に読んでました。
 「この本おもしろい。特に『Ⅲ 少しかじってみよう』の女子大生の会話がおもしろかった」と配偶者の感想。

 私も読んで、第Ⅲ章はおもしろかったところ。
 女子大生3人マルクスの『資本論』第一部第一章第一節を読んで、石川先生と読んでみて感想や自分の理解などを話しあった内容を掲載しています。

 「しいたけ」の使用価値については爆笑!

 アルバイトの掛け持ちから、抽象的人間的労働についてワイワイ話すところなど、自由な話し合いから知性の翼がニョキニョキと生えて、羽ばたこうとするシーンを想像しました。
 
 実は、我が家の娘も大学の二年生で経済学部に通っています。
 ぜひ、この本を娘に薦めて、マルクスを学ぶ楽しさを味わって欲しいものです。

「原発抜き・地域再生の温暖化対策へ」

2011-04-08 16:27:01 | 政治・経済
 ども。

 今、話題の本=「原発抜き・地域再生の温暖化対策へ」吉井英勝◇著 新日本出版 2010年10月10日初版。帯には「大地震、津波による原発事故、炉心溶融の危険を警告した書!」とある。

 日本共産党の吉井英勝衆議院議員は、国会で何度も原発の危険性について質問して、改善を求め続けてきた。
 吉井さんの質問は、ネットでは既に著名だが、週刊誌でも何度も掲載されている。

 読み始めたばかりだが、すこぶる面白い。

 この点では忘れないためにも、『前衛』5月号掲載の論文=「東日本大震災下の福島原発災害 専門家・技術者・作業員を総結集して危機打開を 柳町秀一・原発問題住民運動全国連絡センター事務局長」の指摘を引用して書きとめておきたい。

 筆者は東京電力、中部電力、東北電力において大津波によって原発の「機器冷却系」が機能しなくなることを、何度も、直接電力会社に警告して申し入れてきた事実を示す。

 その上で次のように書く。

「東京電力も、中部電力も、東北電力も、大津波に襲われれば、崩壊熱の制御が不能に陥る状況を続けていたのである。中部電力、東北電力は遅れたとはいえ対策をとったが、東京電力は終始無視し続けた結果の今回の事故である。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)』は、東京電力が廃炉を懸念して原子炉への海水注入が遅れたと報じているが、この段階でも事故の重大さを認識しえていない。東京電力首脳陣の責任は重大であり、憤怒を禁じ得ない

 吉井英勝議員が4月6日の衆議院経済産業委員会で「地震による被害は自然災害だが、原発事故は人災である」と言い切ったのは、こうした東京電力の対応を踏まえてのことだと思う。
 

 

核兵器のない世界へ

2009-06-17 11:26:26 | 政治・経済
 ども。

 昨日は久しぶりに仕事で大阪へ。
 阪急で大阪へ向かう途中、長岡天神駅のあたりでポツポツと大粒な雨が落ちてきて空が真っ暗になりました。夜遅く家に帰ると、ベランダまでびっしょり雨が降り込んだ跡が残っていました。宇治は、浸水したりJRが止まったりと大変だったようです。
 大阪では扇町で気鋭の経済研究者と懇談させていただきました。
 アート系独立事業者の増加、都市産業と都市政策のかかわりなど仕事面でも大いに刺激を受けました。

 もう一つ、近頃刺激を受けているのが、オバマ大統領のプラハでの演説。
 核兵器のない世界へ、アメリカの真摯な姿勢、とくに「核保有国として、核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、米国には行動する同義的責任があります」との言明は、大統領の今までにない率直な意見表明として画期的なものだと感じています。

 日本語の仮訳と正文としての英語での演説は、こちらの在日米国大使館のホームページで読めます。

 先ほどの演説の原文は次のとおりです。

 And as nuclear power –- as a nuclear power, as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act.

 この言明を実行させる力は世界の人びとの大きな世論でしょう。

奪い合う経済から育てあう経済へ

2009-03-24 17:36:31 | 政治・経済
 ども。

 ますますアメリカ型投機資本主義の破綻があらわになっている今日この頃です。

 今年は仕事の関係で秋には研究・交流集会の開催に携わります。
 そのスローガンが「奪い合う経済から育てあう経済へ」。

 アメリカの略奪型投機経済を理想として、「金融立国」めざしてひたすらこの国の政治・経済を「構造改革」してきた日本。

 その模範であるアメリカの投機資本主義が大破綻したいま、「虚業中心から実業を大事にする国」に根本的な政治・経済の転換が求められています。
 このことを多くの人の一致点にするために、今日も夜の会議です。
 では。

ウレシイニュース

2009-02-05 17:51:23 | 政治・経済
 ども。

 ウレシイニュースを赤旗で発見したのでメモ。
 
 2月5日付け赤旗外信面。
 「核兵器は脅威克服に役に立たない」と英国の核兵器政策変更を期待する退役軍高官の発言が相次ぎ、注目されています。
 
 北大西洋条約機構(NATO)大西洋軍元最高司令官のジャック・シーハン米海兵隊大将はBBCラジオ4のインタビューで『英国は、核兵器を捨てる最初の国連常任理事国となると近く発言すると思う。英国はそうする十分な理由があり、世界の先鞭とナルだろう』(1月29日BBC電子版)と発言しました。」(引用ここまで)

 他にも、三人の元将軍が「英国に核抑止力は必要ない。・・・・とくに国際テロに対する抑止力として核兵器はまったく役に立たない」と断言したとも報道されています。


 世界は核兵器のない世界へ動いています。
 元軍人の意見表明は重みがあります。

オバマ大統領就任

2009-01-21 18:15:34 | 政治・経済
 ども。

 YOU TUBEでバラク・オバマ大統領就任演説を見ると、膨大な人の波に驚きました。アメリカ国民の「変化」への期待の大きさを示しています。

 大統領の演説は簡潔で分かりやすいものだと感じました。
 (全部聞き取れたわけではありませんので念のため)

 考え抜いた内容を国民に向かって語りかける、こんな当たり前のことが今の自公政権では望むべくもないとは日本国民は不幸です。
 そもそも語るべき内容がないようですが・・・。

 日本でも国民のための政治・経済転換が必要だとますます感じました。

ちょっとした告知 「森永卓郎講演会」

2008-10-27 17:59:41 | 政治・経済
 ども。

 今日は私の仕事の関係でもあるエントリ。

 講演会の告知です。
 テレビですっかりお馴染み、森永卓郎さんの講演会を私の勤める団体も協力して催します。
 どうぞお気軽にご参加下さい。


 「消費税増税なくても財政再建は可能です」
 ― TVでおなじみの森永卓郎氏講演会 ―

 2008年11月29日(土) OPEN 18:00  START 18:30
 京都産業会館 きらっとプラザ8階シルクホール
 (京都市下京区四条烏丸西入)

 ○市営地下鉄 四条駅下車・徒歩2分
 ○阪急電車 烏丸駅下車・徒歩2分
 (地下鉄/阪急26番出口京都産業会館地下入り口直結)
 ○バス 四条烏丸停留所(南側)徒歩1分
 
 入場無料・手話通訳あり・保育所あり

 主催:消費税廃止京都各界連絡会 
     電話 075-314-7101 FAX 075-321-4416
     E-mail kyoshoren@eagle.ocn.ne.jp

〒615-0042 京都市右京区西院東中水町17 京都府中小企業会館5階 京都府商工団体連合会気付

 協力団体:税を考える京都の会・中小企業税制のあり方を考える京都の会
        京都総評(京都地方労働組合総評議会)・コンシュマーズ京都・全京都企業組合連合会