看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

「斜陽」 なぜか一気読み

2013-09-15 16:40:21 | 
ども。

 台風が近づいてきてどこにも行けずただ思いつくままにパソコンに文章を打ち込んでいるとそこにはそこはかとなく思いつくこともあり、あまりの時間の無駄使いに思わず赤面したりしていると・・・。
 
 いかん、いかん、昨日から実家に行って父親の酒の相手などしながら、私の昔の本が並んでいる本棚から「斜陽」を取り出して何気なく読み始めたらこれが病み付きになりとめられず一気読みしてしまった。そしてこの文章の体裁も太宰治風になってしまった。
 10代に「斜陽」を読んだときには、こんなにうまい小説だと全然思わなかった。40年を経て読み返すと、また違った感触で胸に迫ってくる。こうなると古今東西の「名作」も、この年になってからもっと読まねば人生を損するような気になってきた。太宰治は魔力をもっている。

読書メモ

2013-06-13 16:54:33 | 

ども。

 空梅雨の京都、気温はグングン上がって、「知り合いは今日の京都は37度だって」と汗をぬぐいながら報告してくれた。

 確かに暑い。でもまだ風は吹いているし、8月の耐えられない暑さほどではないけど。

 

 この間、何冊か読了。

 「137億年の物語」 クリストファー・ロイド◇著 文藝春秋社。

 この本は毎晩、寝床で少しずつ読み進めてやっと読了。137億年のスケールで物事を考えると一瞬の人間の命が愛おしくなる。日常の瑣末なできごとが大事になり、嫌なことは気にしなくなる。発想を広げてくれた本だ。

 

 「阪急電車」 有川浩◇著 幻冬舎文庫

 これは大ベストセラー。京都タワーを眺めた足で三省堂書店で買い込んだ一冊。映画も見ていたのでスラスラと読んで一日で読了。改めて映画を見たくなった。

 

 「国道沿いのファミレス」 


GW 終了

2013-05-07 15:15:23 | 

 ども。

 GWが終わった。

 GW、4月の前半戦は奈良の実家で久しぶりに従兄弟に会い、酒を酌み交わし長谷寺でボタンを見たりした。29日には配偶者と「図書館戦争」を見て、その勢いでGW後半は「図書館戦争」シリーズを読む日々となった。

 2日から静岡の配偶者の実家に帰り、3日は朝から横浜をウロウロ。

 横浜の町をゆっくり回るのは私は生まれて初めて。おのぼりさんコースとして、山下公園から港の見える丘公園、外国人墓地、中華街、赤レンガ倉庫と回る。この日は横浜ではパレードもフェスティバルもあり、山下公園も赤レンガ倉庫も人がいっぱい。この日は2万歩ほど歩いたかしらん。

 夕方には東急・東横線で武蔵小杉に下り立ち、等々力競技場へ。ゲーム開始2時間前というのにグランパスサポーターが長蛇の列をなしていた。でも、開場すると意外にスムーズに15分で入場できた。一階立ち見席を確保してゲーム開始を待つ。ネット裏で熱気があふれる。

 しかし、このゲームは、藤本の同点ゴールに大いに盛り上がったものの、川崎に突き放され負けという悔しい結果になった。私のスタジアム観戦初黒星でもありガックリ。帰りは、新横浜から新幹線で三島まで、駅からは義弟に迎えに来ていただく。

 「図書館シリーズ」は1日から6日までに5冊半を読了。ワクワク楽しい、読書の醍醐味を味わえた。

 有川浩という作家と出会えてありがたい。読む楽しみが広がったGWとなりました。


「国防軍」私の懸念

2013-04-11 18:16:04 | 

ども。

 日米軍事同盟に関する本を集中的に読んでいる。

 その中で、昨日読み終えたのが「『国防軍』私の懸念」かもがわ出版。

 3月11日に発行されたばかりの本で、事務所に「本の風」から頼まれて置いてある。

 するとちょうど「全国商工新聞」に紹介されたので、買って一気に読みました。

 伊勢崎賢治さん(元国連平和維持軍武装解除部長 現東京外国語大学教授)、小池清彦さん(元防衛庁教育訓練局長 現新潟県加茂市長)、柳澤協二さん(元内閣官房副長官補・安全保障担当 現国際地政学研究所副理事長)の3人が執筆している。

 前書きにも書いてあるが「軍隊というものをよく知っているのが3人に共通したところ」。

 この3人が語る冷静で事実をふまえて語る言葉は含蓄が深い。私にはたいへんに参考になりました。


読書と映画 メモ

2013-02-27 12:19:48 | 

ども。

「未来のミュージアム」はPVも楽しめる、マンガも楽しめる、そしてPerfumeの音楽が楽しめると一粒で何度もおいしいシングルだ。

「だいじょばない」も中田ヤスタカの面目躍如のリズムとメロディ。これは聞き込まないといけない。

 

 さて、忘れないようにこの間の読書とDVDをメモ。

 「教室に雨は降らない」角川文庫 伊岡瞬◇著。

 これは、東京に行って弟との待ち合わせの間に購入。東京から帰る新幹線の中で読了。伊岡瞬の本は初めてだが、巧みな物語りで引き付け、一気に読ませる。読後感がさわやかだ。

 

 

「ユナイテッドーミュンヘンの悲劇ー』

 これは先週の土曜日に配偶者がレンタルしたもの。家族で食後に見始めたが、娘と配偶者は眠気でダウン。私一人が熱中して最後まで見ました。日本公開は昨年。

 マン・Uの歴史を知る上でも大事な一本。サッカーにかける情熱が伝わる。

 ディビッド・テナントやダグレイ・スコットの演技に引き込まれていく。

 (ダグレイ・スコットの眉を八の字にする「人相の悪い顔」は一回見ると忘れられない)

 

 「『問題』としての青少年 現代日本の〈文化―社会〉構造」大月書店2012年 中西新太郎◇著。

 今ウンウンと苦労しながら読んでいる本。面白いが頭をついていかせるのに苦労している。やっと7割読み終えた。


「挫折を愛する」

2013-02-06 17:01:17 | 

ども。

ラトビア戦応援のために早く帰らねば。

 赤旗に書評が掲載されていた「挫折を愛する」角川ONEテーマ21新書 松岡修造◇著を読んでいる。

 面白い。

 今、何事にも前向きになれずひたすらネガティブになっている人間が私の周りにもたくさん存在する。その人にぜひ読んで欲しい本。この本がすぐに、そして全ての人に役立つとは限らない。しかし、ネガティブに自分を責めるだけでは、周りの責任に転化するだけでは、新しいことは何も生み出せないし、次のステップに踏み出せない。そのことに気づくことができるならば、この本を読む意味は大きいと思う。


読書メモ 「戦後史の正体」

2012-11-27 16:50:36 | 

ども。

 

『戦後史の正体』 (戦後再発見双書)孫崎享◇著を読み終える。

事務所近くのTSUTAYAで平積みになっていたので、売れていることと思う。

 

 日本の戦後史を対米従属と対米自立の観点から解き明かすことを目的に書かれたもので、アメリカの圧力を具体的・実証的に明らかにしており読み応えがある。

 この本の主張する事実が、国民的常識となり、アメリカの日本政治への露骨な圧力、それがどれだけ日本の政治・経済・社会を歪めてきたか、そしてそれからいかに脱出するか真剣に国民的な論議につながればこの本の目的は果たされるものと思う。


読書 「これならわかる日本の領土紛争」

2012-10-30 11:46:50 | 

 ども。

 土日はほとんど家にいて、経済学のノートまとめをする。本当に近経の基本の「き」のところだが、自分でノートをつくることで、概念が明確になる。こうした必要に迫られない、自分本位の勉強は楽しい。

 勉強の合間に一気読みしたのがこの本。

 『これならわかる日本の領土紛争 国際法と現実の政治から学ぶ』

  大月書店 2012年 松竹伸幸◇著。

 「これならわかる」というとおり中学生くらいの理解力があれば、その論理が明確に伝わる本です。8月8日に第1刷がでて、9月20日には第3刷となっているので、売れていることは確か。昨日の会議の場でもおいておいただけで3冊売れました。

 頭に血を上らせて、きな臭い話で領土問題を語るのではなく、クールに論理的に話し合うためにもこの本は必読文献でしょう。

 面白かった。


この間の読書メモ

2012-10-01 16:27:53 | 

 ども。

 9月が終わり、10月となった。

 慌ただしい9月だったと思う。

 30日は、台風が接近する中、学習会の講師となって出勤。

 京都には台風でさほどの被害がなかったようで幸いだ。

 

 ここで、9月に読んだ本を備忘録としてメモ。

 「江 姫たちの戦国」 上・中・下 NHK出版 田淵久美子

 「お江の方と春日野局」 NHK出版 植松三十里

 これらの本は、奈良の実家で「読むならもって行って」と渡された本。余り興味がもてなかったが、読み始めたら、現代的に描かれた「江姫」の言動が面白く、2・3日で読み終わった。

 

 「プロメテウスの罠」1・2 朝日新聞 GAKKEN

 朝日新聞に連載されていたもの。今は娘が読んでいる。

 日本の原子力行政、被災者の姿に目を向けた好著。しかし、切り込みが足らない思いも残る。大メディアの限界?

 

 「新幹線お掃除の天使たち」 あさ出版。

 これは2時間足らずで読み終えた。

 東京駅で見るお掃除のみなさんの姿がいつも印象的で、気になっていて、本で紹介されたことを知ってただちに購入。仕事への誇り、プライドを持つ人間の美しさを描いて、読むことが喜びになる本。

 さて、10月はどんな本が読めるか、楽しみ。


読書で「熱く」なる

2012-09-10 16:58:26 | 

ども。

 土日は東京出張、今回は秋葉原で会議だ。

 京都駅で「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」双葉新書 マーティン・ファクラー◇著を買い、わせわせと読んで東京駅に着くまでに読了する。

 面白い。

 家に帰っていろいろ調べようと考えていたら娘が「貸して」と言って持っていってしまった。

 帰りは東京駅構内でウロウロしていたらIWGPシリーズ第10巻「PRIDE」が文春文庫で発売されて即買い。これも新幹線車内で読了。

 京都駅で近鉄に乗り換え最後の「PRIDE」の胸が熱くなる山場を再読。

 家に帰って三読。

 「負けないで」の言葉が胸に響く。

 石田衣良という人は人間に対して熱いものを持っている作家だであり、この社会を生きる者に希望を伝える作家だととつくづく思う。